1990年代に、NECが生産を東南アジアに移転するとかで、設計を大きく変えた事がありまして。

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それでも、多分現在のPCよりも動きますけどね。
ちなみに、このくらいのPCだと、「部品交換」は出来なくても、コンデンサー取替とか出来てしまったりするんですよね。
電圧そこまで煩くないですし。


その辺りにちょうどNECの繁栄が終わり、没落していきます。
製品の性能、耐久性よりも、製品のライフサイクルが馬鹿みたいに進んでいく時代で、その頃からコストカットとか、世界市場相手の事が意識されてきたというのがあります。ただ、この戦略は結論としては失敗しますが。次のWindows95/98の辺りで。
この頃、業務用PCが転換期を向かえてまして。まあ、会社の業務で、個人がPC使うような感じになっていったのがこの辺りから。ビジネス用のインフラも独自に作るのではなくインターネットを間借りするような形になっていったのもあり、急速に変化しました。
給与の銀行振込とかも電子化がだいぶ進んでった、んで、この時代の前後は一つ大きな断絶があります。この前だと給与手渡し多めだとかねー。


ちなみに、エミュレーターなら結構今でも現役だったりします。
システム開発に金がかかる、というよりも、ロストテクノロジーであるが故に調達しきれない可能性の方が高いんですが、当時のコードなら多分丁寧に読み解けばそれほど手間ではないと思います。
ホストコンピュータのエミュレータなんてのも現役でして、某百貨店のCOBOLエミュレーターの上で動いているとかザラです。しかも年一回ぐらい修正とかしているっぽい。


当たり前ですが、世の中「一品物」みたいなシステムって、特に昔からやってる製造業とかでは多いです。
まあ、どこでも実現出来るようなシステムなら、その工場の特異性とかないんで、そんな感じなら日本で稼働してないでしょうしね。