著作権、ライセンス等について。

togetter.com
変なオッサンが勘違いしているのはまあいいとして。

  • 著作物には著作権が自動的に発生します。
  • だいたいのサービスではそもそも著作の使用権を利用時にそのサービスに認めるよう決まってます。
  • 著作人格権については譲渡は認められていません。
  • アメリカではフェアユースという考え方がありますが、無条件に認められるのではなく、裁判によって・判例によっておおよそこの範囲というのがあります。
    • たいていは有償であればアウト、なんですが、ここでアフィリエイトの存在までは明確にはなってません。
    • 著作物の転載はアメリカでもアウトです。


くらいかな。


特に、著作物の転載については、引用かどうかで争う所があるかもと思うのですが、全文転載の形のものはダメです。
著作隣接権には、要約などの加工を含む権利が存在します。あらすじについても、大方の内容がわかってしまうレベルでのあらすじはダメです。
実は、どんなWebサービスでも、著作物の使用権あるいは著作権の譲渡みたいな取り決めをやってます。というか、それがないと著作物を預かれないし、例えばはて風呂のトップページのようなサマリが出せないんで。RSS配信とかもやってるしね。
著作物はどの範囲まで著作物なのか、という所でもむずかしい訳です。
Twitterは、著作物の無制限のライセンスを著作者から与えられている事になっていますが、その第三者利用も明確にかかれています。Togetterはその辺りで許可を貰える第三者利用の形態でサービスやってます(今は)。故に、まとめた人でなくても自分の発言ならば消せるんですよ(そういう機能を備えろという事になってますので)。
魚拓サービスも当然ながら著作権保持者の訴えを受け入れざるを得ない訳です。
ちなみに、アメリカでもDMCAが出来てからは、簡単にフェアユースと言えなくなってはいます。

個人PCに入れるOSの選択肢としてのLinux。

japan.zdnet.com
正直雑だなあと思いつつ。

Linuxは"タダ"だからいいのかというと、それは違う。

Red HatSuSEもタダではない。


利点は。
一番の利点は、開発環境作成時にOSライセンスの事に悩まなくてよい事が一つ。というかこれが大きい。
もう一つは、ディストリビューションの豊富さと、標準アプリのインストールのしやすさ(ただし開発者向け)。

個人PCに入れるには、いくつか考える必要がある。

MS Officeに勝る製品はない。

Windowsのキラーソフトはマジでこれ。
LibreOfficeも完全には対応していない。まあ、Officeの場合過去のバージョンもナカナカ画面イメージとしては非互換だったりする。ので最近はOfficeで作ってPDFで保存してとかあるけどさ。

Windowsに対応している製品は多くあるが、Linuxに対応している製品はそれほどない。

ゲームの類、画像ソフトの類はかなり。
SteamもLinuxに対応していないものが多い。
Google-ChromeFlashのゲームをやるにしても、日本語の場合には豆腐問題がある。
ブラウザに関しては、LinuxでもWindowsでも差はないが、あとはそれぞれの好みである。

でも、個人的にLinuxを推す理由。

古いノートPCでも結構使える。

これ。
軽量Linuxであれば、結構使用に耐えられるのよ。多少Windowsのソフトは厳しくても、ブラウザはほぼ対応しているし、音楽もVNC Playerとかあるしね。
昔はWifiとか苦労したんだけど、今はあんまり苦労しないです。
外付けHDDをつけて簡単なNASにするとか、使いようは色々ある。