若年労働者の状況は、どうしても悪化しているとしか言いようがないのですね。高度成長期よりも。

福利厚生が、今と昔では大違い。
大企業ですら、社員寮をだいぶなくし、家賃補助などの手当を減らしている。


未熟な社員とかでも、実は昔は会社から有形無形の支援を受けていたわけだ。
今や、会社で借り上げている寮があっても月数万円天引きされている現状。昔は1万程度寮費ぶち込まれるとかあったんだけどね。
固定的なコストがどんどん削られたのが、失われた十年で、本当に色んな統計では見えないんだよね。


この、福利厚生が削られたのは、バブル崩壊後から。
恐ろしいことに、バブルのせいで、豪華な社員寮が発生した後、崩壊で見事に叩き売られた、という形。
どことは言わないけど、やたら変に豪華な会社資産による福利厚生をやっている所は、不景気になるとたたき売りの果てに返って酷くなる事がある。