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高血圧アレコレ。

watto.hatenablog.com

バイタルサイン(血圧・脈拍・体温)は、日中で変動します。

kanja.ds-pharma.jp
家庭用の血圧測定器がおかしい可能性もありますが、測定が上手く行ってないパターン、あと、日中の変動も可能性があります。
最近は、「早朝高血圧」という話もあるので、ちゃんと確かめた方がいいです。取説とか。


実は体勢によっても血圧は変わります。
手首があまりオススメ出来ないのは、血管の硬さとかもですが、腕の上げ下げで簡単に血圧が変わるからです。止血の時に心臓より高めにという話がありますが、まあ、ホントにそれだけで結構出血量変わるんですよね。


あと、診察室の雰囲気で血圧が変わるというのがあり、上昇する方は「白衣高血圧症」とか言われたりするんですが、実は下がるパターンもあって、「仮面高血圧症」と言われたりします。現在、「家庭でダラダラ測定している血圧の方が診断には重要なんじゃね?」というお話もあるのでご注意下さい。

血圧測定の原理は、今も昔も変わらないんです。

機械式のは、単にそれを自動化してるだけです。故に、どうしても聴診器使うやつの方がまあ正しく測りやすい事になります。精度というよりも、測定ミスが分からんのですよね。

高血圧の薬一般について。

ざっくり言うと、3タイプあります。

  1. 利尿薬
  2. 血管拡張薬・・・・・・カルシウム拮抗薬
  3. 血圧上昇の伝達を阻害する薬・・・・・・アンジオテンシンII受容体拮抗薬、ACE阻害薬、β遮断薬


利尿薬というのは、まあ要するに体液を尿として外に出しちゃう感じです。腎臓周りで効果があります。血管拡張薬というのは、血管広げると圧力下がりますよねーというお話です。血圧上昇の伝達を~というのは、例えば尿を出したらその分体液が少なくなるのでそのまんまだと血圧下がっちゃうので血圧上げろよみたいなのが伝えられるんですが、それを邪魔します。
それぞれ、効き過ぎるぜという副作用があったり、効果がある為に他の薬剤の効果を増強したり減少したりする併用注意というものがありますが、健康からちょっと外れた程度の人ならあんまり気にする事はないです。
で、このお薬自体は、高血圧になった原因を取り除く訳ではないので、飲み続ける事になります。それが嫌なら、運動を続けて頑張るか、食事を気をつけて頑張って下さい。多分減塩食が一番効果があります。あと、だいたいにおいて高齢者は水分摂取怠りがちなので水分補給も高血圧には効果があります。ただ過剰なまで飲むと悪影響ですが。
ただ、年齢と共に血圧は普通に上昇してしまうものでもあり、血圧だけ問題ではないのでこのレベルから投薬始めるかどうかは別です。しない人もいると思います。ただ、一応ですが、高血圧だとやはり心血管イベントは増えます。
薬によって微妙な作用機序の差から副作用とかは違うのですが、得られる効果は、正直降圧効果以外はそれほど差はないかなという状況です。


副作用は、降圧効果によるもの、体液減少によるもの、酵素やブロックを他の所にしてしまう為に発生するもの、とかありますが、基本的にそれほど酷いものはないです。酷い場合にはだいたい病院に駆け込んで下さい。多分ダルいのは尿出すぎて脱水症状に近くなってると思われるので、電解質含んだ水分補給した方がいいです。
また、アルコール摂取、小便する、とかの際には、血圧は下がったり頻繁にするものなのでご注意下さい。
発がん性については、あんまり問題がない、という状況ですどれも。ただし、催奇性というのは異なります。アンジオテンシンII受容体拮抗薬とACE阻害剤、β遮断薬はありそうという事です。現在、妊婦高血圧症というかつては妊娠中毒症で説明されていたもののうち胎児に影響がある高血圧について、他にも選択可能な薬はあるという事で、基本的には飲まないようにという事になってます。


妊娠初期、人間として体が出来上がっていく最中に母体から移って影響を与える薬の類は多いです(ちなみにビタミンも摂取過剰で異常が発生するケースはあり、何事もほどほどに)。催奇性、胎児毒性という事を考えると、ナカナカ難しい所です。
ただ、薬が原因と出来るものは、実はそれほど頻度が高くありません。むしろ我慢して病気で居続ける方が胎児には悪影響だと思った方がいいです。

余談

余談となりますが、例えば抗がん剤治療していると、その男性の精子で奇形児が~とか思われる人がいるのですが、精子に奇形が発生したり精子が乏しくなったりなくなったり受精しないという事はありますが、あまりそれで奇形児が生まれるという事は考えにくいです。体外受精とかやるんだったら別ですが。
まあ、中の遺伝子が傷付いてたら受精にいたらないであるとか、見た目奇形での乗っかってる遺伝子は変わんないしという所ですね。あと、だいたいそういう精子は間引かれて、結局の所数億分の一の勝者のみ受精に至るという事であるので。
催奇性とかも、遺伝子の病というのではなく、妊娠で徐々に人間が作られていく成長過程で制限を受けたりするという事ですしね。
問題は、精液の中に抗がん剤が移動して母体に届けられてしまうという所であり、故に避妊が勧められると思います。あと、ま、一応摩擦があるんで傷から感染症とかがありえはするし、それなりに体力使うのでそこらぐらいですかね。

余談2

ちなみに、最初は二週間に一度ですが、そのうち一ヶ月に一度になります。
最初は必ず二週間です。