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アスベストの危険性について

リスク絡みの科学は、いつも政治的視点に晒されますね。

アスベストって何か?

石綿と呼称されていましたが、微細な繊維状の構造を持ってる鉱物です。
おおよそ20年前くらいにその被害が知られるようになりました。


ハッキリ分かる被害としては、製造メーカーの従業員への被害です。
工場付近の住民も被害にあっているとされます。


工業的には、大変よく用いられた材料で、至る所で使われていました。
化学的性質は、不燃であることから分かるように安定してます。

アスベスト健康被害を及ぼす理由?

害の原因としては、その繊維がバラバラになる時の粉塵の形体によります。同サイズの微粒子よりも繊維状で、肺に炎症を起こしやすいのでは?という仮説が使われています。但し、これが仮説で止まってるように見えるのは、その辺りを傍証では立証出来るものの、直接的に観測出来る訳ではない、という所もあっての事です。実際に嫌なサイズなんですよこのあたり。
代替として使われるものに、ガラスウールなんかがありますが、一部がん原性を疑われているものもあります。
一部の植物にも似たようなのあったりします。毒液がある訳ではないのにかぶれたりします。

危険なのはそれが粉塵化する事

厄介な話ですが、建物に吹き付ける形である為、崩す時に微細粉が出やすいのですよね。
で、解体時には何やってんのかというと、ホコリを密閉する事はともかくとして、水の中で壊します。

築地、のような場所の危険性は

普段は被害らしきものがないが故に問題になったのであり、壁が崩落して粉塵が舞っているようなら危険でしょうが、水気も多いですし、実際にそんな粉塵舞ってないんじゃないかとは思います。
まあ、あの、実際にアスベストが使われているところで危険領域にあるかどうかは測定してる筈なので、今すぐの危険性ないと思っていいと思います。

ベンゼンとの比較について

残念なオッサンが変な事吠えてましたが、ベンゼン、そもそも今有機溶媒として建築等に使われている事はないはずです。トルエンとかには少なくともなっているはず。
ベンゼンは揮発性の高い液体で、それほど残りやすいものではないです。都内のベンゼン濃度も測定されてますが、埋め立て由来とかではなく、ガソリンとか由来でしょうとかそんなものです。
アスベストは水に溶けてる場合、人間にはあまり影響を及ぼさないようですが(鰓呼吸は知らないですが)、ベンゼンは露骨に毒性があるので、より注意が必要です。
まあ、六価クロムとか出たら論外なんですが。

とは言え

健康への配慮に関しては程度問題として取り扱うしかないでしょう。
それも政治的、あるいは好みの問題になってしまうでしょう。


だって、10人殺すことになるか100人殺すことになるか、ってコトを真面目に議論する気無いでしょ。誰も。
そういうコトをやろうとしてる訳なんですが。


やまもといちろう的な人達は、それはそれでポジションとして理解しますが、多分、ホリエモンとかと同じく、人が金にしか見え難い側の人です。間違ってる、とは言いませんが、金によって動く未来しか見えないだろうなあとは思います。


ただ、これ、よく考えりゃ分かると思うんですが、絶対に失敗する(関係者は成功してるように取り繕うけどそのせいで余計に周りが悲惨)プロジェクトのパターンですよね。
今までこんなパターンで成功したとか言えるパターンありましたっけ。
サヨウヨ以前に、人との対話ってなんなのか、マジで考えた方がいいと思うんですけどねえ。