スーパーマリオランの騒ぎに見る、「ゲームの見切りをつけようとするのが早過ぎる件」

スマホゲームである、つまりは後でのアップデートも当たり前に行われるゲームの評価について、あまりに早めに下し過ぎではないかという感覚を持っている。


スマホゲームのうち、売り切り・無料から始まるタイプのゲームの区切りというのは特にない。
リセマラ*1の感覚から、インストール・アンインストールを消費者側がやるのも当たり前になってはいるのは分かるのだが。
半年くらいで見切りをつけざるを得ない運営会社はともかくとして、大してやり込んでいないゲームに対して見切りをつける消費者の行動は、本当にいいのだろうかなあと思う。


私は、ゲームは長く遊ぶ方で、今のスマホゲームの流行に乗っているとは言い難いプレイスタイルではあるのだが。
今のスマホゲームの流行ってのが「ゲームっぽい何かを媒体にした、日々眺めるだけのコンテンツ」のようにしか思えず、それも「みんながやってることによる面白さが主体であって、ゲームそのものは顧みられない」状況になっているのがこのまま続くとも思えないんだよなあ。
何ていうかなあ、ノベルゲームの遺伝子が組み込まれてしまっているような感じがするんだよ今のスマホゲー。

*1:※リセットマラソンの略。ガチャが入るゲームの場合、最初に強いカードなどを配る事が多いのだが、その当たりを引くまでインストール・アンインストールを繰り返すという事が行われやすい