もし東京に核爆弾が落ちたら・・・・・・

というテーマは、実は、あまり過去のデータを流用出来ないんだよという話。

まず、被害は倍増する。

1945年の時代の原爆と、今の原爆ではそもそも効率も規模も違う。10ktクラスの核実験を北朝鮮は地下で行っているが、小さいのでもおそらく50ktになるだろう。単純に威力としても二三倍は超えると思われる。

支援が困難な状況になる。

東京には日本の重要拠点が多すぎる。日本の電話網が一体どれくらいで復旧出来るか不明。電波がどの程度マトモに使えるのか分からん。物流も東京中心で、様々な情報は東京に集約されている。
会社でバックアップセンターを構えている所もあるだろうが、このバックアップセンターが機能しないだろうなーって事も既に東日本大震災で経験済み。データはあるが取り出せなかったり、企業間通信については全く考慮されていなかったりする。DNSはどうなんだろうなあ。
他にも様々な要素があるが、阪神淡路大震災程度では耐えられない。
そもそも、救助は難航すると思われる。人口が多すぎる為にどうしようもない。地下鉄は電源消失時の地下壕として機能するのか謎。非常用の電源合わせて一体どれくらい保つか、計算する気にもなれない。多分人間が圧死する。
水はなんとかなっても物流が死ぬし産業活動が出来ない状況ではどうしようもないとは思う。日本の社会が中央集権的、と言うと嫌な言い方なら、まあ、いわゆるクライアントサーバ型な社会でサーバが殆ど東京なんだ、と言った方がいいのか。地方では全然耐えない。
あと、実機と違ってクラウド環境に実機の再現とかすんの大変面倒。そもそも金払う当てがないしなあ。

一発とは限らない。

まあ、東京大空襲くらいの惨事は想定しておいた方がいいのではないかと思う。あの時代より人が密集していっぱい詰まっている。