小室哲哉が、「引退」という事を言った事の覚悟とかが、あんまり伝わってない気がするので。

未だに、「不倫報道是非」みたいな事を話題にする人がいるが、そういう事ではなく。


小室哲哉として、人生の振る舞いに追い詰められての末、奥さんと人生やるという事に決めたという事なので、それはそれとして見送ったらどうだと思う。
「引退」と言うよりも、「芸能人として振る舞うのを辞めにする」という事であり。


高次脳機能障害というのは、例えば脳梗塞の後になったり、交通事故でなったりするのだが、脳が一部働かなくなる障害で、短期記憶が出来なくなったり、生活所作等の記憶が失われたり、脳の中で行われている事が一部穴あきの状態になる。
回復する事はあるが、しかし、多くはあんまり回復せず、症状そのものが悪化するという事はないのだが、徐々に健康が損なわれていったりするという大変厄介なものである。まあ嫁が関わっていてそこらの受け売りなのだけど。
これらは、回復を目指すというよりは、現状の受け入れが必要になるものである。実際、もう七年になるか、小室哲哉はよく頑張っていると思う。


介護疲れの末の、形としては不倫なのだけど、どちらかというと「依存」であろう。
看護師はちょっと職業倫理上問題あるし、大概注意されている話のはずだ。


小室哲哉が悪い事をやったのだ、とは言わない。
ただ、小室哲哉は、嫁の人生を支える為に、「依存」とかやっててはいけないのだ。ハードルを上げる形で申し訳ないが、困難である事も承知であるが、人生の厳しさに負けたら自分自身の人生だけではなく、嫁も守れなくなってしまう。


なので、一旦引退して頑張るのも一つかと思う。
引退する必要はない、とはみんなも思うだろう。ただ、立て直せるならこの機会を使ってでもやるのがいいだろう。仕事の受け方を考えるのでもいいかも知れないが、少なくとも、何か再構築せんと無理だろう。
看護師が悪いとかではないが、そもそもそんな看護師を頼るほどに上手く回ってないのだから。


次の人生の為に、小室哲哉が向かっていける事を願う。