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やあ /人◕ ‿‿ ◕人\
ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このサイトを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このサイトを立てたんだ。

じゃあ、注文を聞こうか
*1

*1:オリジナルは2ch

深めらしい。

愛媛県と高知県で震度6弱 | NHK

津波の心配はないようで。

あと、震源地に近いのは宇和島の方なんだが、愛南町の方が揺れが大きいらしい。愛南町の方はほとんど人が居ない(宇和島から高知は海沿いルートより山を通るルートの方が主流)。
報道でも愛南町宿毛市は出て来ない。松山の揺れは大した事ない。この地域にはあまり地域の核となる場所がなく、小さな町が連なっているようなイメージで、全地域被災も考えにくいんで、まあ。

エアガンの違法改造なんかなあ・・・・・・?

news.yahoo.co.jp


これなんですが、普通の改造レベルじゃないとは思いますが、改造エアガンで鉄球飛ばしてた例があったので、可能性はある、には変更させていただきます。
digital.asahi.com


ただ、この医者のように、もはや市販されてますかこれというレベルの改造を施してあるのならという条件が付きます。内部パーツも全部取っ替えてるでしょう。サバゲー用には見えないし、光学機器も無駄に載せている、オーバースペックも甚だしいものですが。
めちゃくちゃ簡単にいいますと、ガス駆動のエアソフトガンの場合、通常使っているフロンガスからCO2ガスに変える事で簡単にハイパワー化はできるのですが、しかし、結局のところ速度が十倍とかになる訳ではないです。おおよそ壊れやすくなりますし、鉄球とプラではやはり密度も違う、飛距離や威力は相当落ちるとは思います。まあガラス割る程度です。


一応過去のエアガンでは、殺傷能力持てそうなものについて取締りがあり、現状強度をもたせるようなものを素材にしているのが売られてはいないはずです。
遊戯銃の事件 - Wikipedia
カスタムパーツ屋もだいぶ廃業してます。



ただ、銃刀法的には問題だけど、本当に殺せると思ってやってるなら、相当のアホなのではとも思います。
通常のエアガンでも怪我はしますが、その為に鉄球使うとかの意味があまりありません。鉄球を発射出来るレベルにパワーアップするのは不可能とは言わないですが、人が殺せるレベルにするのはちょっと無理があります。てかまあその辺りで火薬使えた方が楽なんですが。
エネルギーを効率よく伝えられるかという事で、エアガンも結構落ちる、それを鉄に変えても多分あんまり飛ばないと思うんですよね・・・・・・
ちなみに、普通のエアガンでもガラスにヒビが入るとかはあります。どちらかというと重さより当たり方での接地面積や硬さが影響してるかもですが、一応普通のBB弾バイオプラスチックとかで撃ったら結構変形したりします。
【衝撃】エアガン威力比較〜ガラスコップ編〜10禁・18禁・ガスブロ 東京マルイ ハンドガン エアーコッキングエアガン ガスブローバックガスガン - YouTube


なお、スリングショットもありますが、スリングショットで鉄球使ってるようですが、多分そっちの方がガラス割るとかには使いやすいんじゃないかな。

旧統一教会の話を旧Twitterで拾うなど。


ちなみに、フィラデルフィアは、アメリカで最も歴史の古い都市の一つ、首都だった事もある。
現状はこんな感じ。
www.bbc.com
こういう街で人口爆発した時期が19世紀にはあり。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/americanreview1967/1994/28/1994_28_53/_pdf/-char/ja
1960年代に黒人の闘争があり。
https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/66456/ph_05_043.pdf
アメリカで最も「都会」なイメージの都市だと思ってほしい。デトロイドほど荒廃している訳ではない。しかし、軽産業から産業の移り変わりがあり、集めた労働者が残り街にいるという歴史がある。そしてアメリカは慢性的な仕事不足だ。いやちゃんと失業率は、という話は置いておいて、「仕事すれば飯が食えて生きてられる」という事の保証がかなりない社会である。日本もそうなりつつあるけども、アメリカに比べれば生活保護の規模はフードスタンプの規模に比べればなんてことはない。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/genderhistory/18/0/18_17/_pdf/-char/ja
アメリカの人口は三億人なので、この四千万人というのは日本だと一千万人から二千万人に該当する。日本財団の話とかで生活保護を見ると、おおよそ捕捉率を考慮した潜在まで含めると同程度いるとか考えられそうだが、いやよくよく考えるとアメリカでも潜在は結構いるはずで、日本社会と比べるとやはり違いがありすぎるなあ。
不正受給は0.29パーセント。誤解の多い生活保護制度の正しい知識を識者に聞いた| 日本財団ジャーナル



統一教会の布教に使われたのが結構日本人もいて、


毎度思うのですが、奇妙なすれ違い(というかまあ、正義を持って入ってくる人がなんかズレた事いうのはありがちで)があり。


貴重な経験談なので、下に彼女のツイート貼っておきます。


私からすると、この方の子どもの時代はもう社会人やってる頃ではあったのですが、この頃日本ではバブルは弾け、ドンドン核家族・個人にのしかかる責任が増えてきていて、共同体はかなり崩壊気味、統一教会は一時期霊感商法で文句言われてましたが、多分それは1990年くらいまで、カルトブームだった頃までかなと。当然ながら統一教会は当時でも老舗というかそんなに流行ってなくて、オウムとか幸福の科学の方が勢いありました。合同結婚式山口百恵とか。
そこから二十年後くらいなので、実は世間ではあまり状況を捕捉されていない頃です。クリスチャントゥデイあたりがごちゃごちゃしてた頃かな。2000年代、集団自殺でいくつかのプロテスタントと言えばいいのか分からんがキリスト再降臨を信じる集団みたいなのがやらかしてました。
あと、アメリカ、宗教に寛容というか、ホームスクーリングなんかはかなり行われていて、政府も介入しづらいというのもありますね。日本のN高みたいなのに似てはいますが、日本のはあくまでも高校の選択肢の一つという感じなのですが、アメリカのは結構問題も複雑ですね。
以下、裁判事例参考まで。
https://www.nier.go.jp/kankou_kiyou/kiyou138-19.pdf


日本ではある意味公の教育として、画一的な教育が行われるのが前提なのですが、アメリカではそれがゆるいのは、そもそも高卒が資格だとは思われてないというのもあるかもです(あくまでも大学入学資格)。また、大学の各学位みたいなものも、大学が権威付けるものなので、大学によって価値が異なります。
なので、この教育状況だけだと、虐待とかにはならないんですよね。ただ、本人の望む進路みたいなものが得られないというのは結構アメリカでは起こりやすい(それだけ日本が進路のあり方がテンプレ的とも言えますが)かと思います。
この辺り、オルタナティブ教育の闇な部分とも言えるかと思います。

殺害予告は、、、、、

日立市職員(かみね公園管理事務所所属)の逮捕について|日立市公式ウェブサイト

威力業務妨害については立証されてんで逮捕、ちなみに京都府警が茨城県まで出張して逮捕なんで、わりと面倒臭い話です。


威力業務妨害なんで三年以下または五十万円以下の罰金という事で、法律上は重くはないのですが、まあやった事がやった事で。


とりあえず、容疑を本人が認めてるので、逮捕日付近での懲戒免職処分だとは思います。
公務員の処分は基本的に公開情報で、軽いものなら非公開はあるのですが、やらかしの重さ考えるとちと無理かも。
まだ判決出てないのに、というのはこの日付の問題です。無論、無罪であればまた裁判とかでになりますが、支払いカットなんよ早い話。


あと、殺害予告はやはり重いもので、複数イベント中止に追い込んだのは重いです。親とかが損害賠償支払って示談するとかのルートがなさそう。


あ、あんまりスマブラ界隈知らんけど、漏れ聞く噂では、格ゲーの中で飛び抜けて治安が悪いらしいとは。
まあ、プロプレイヤーの素性悪いのがなあ・・・・・・

岡本吉起氏が、爆死しそうなNFTゲームを発表している件。

タイトルで書ききってしまったのだが。


ルックはまあまあな美少女ソシャゲなのだが、所詮放置ゲー、運営コストが分からんが最初の売上以降は右肩下がりにはなっていくだろう。
少なくとも、「当たるゲームな予感は、微粒子レベルでも存在しない」。


とあるゲームのきゃらがほかのゲームでも遊べる、というのは、同じデベロッパー内でやるのは別段珍しい話ではないというか、古くはソーサリアンとかの話があるのだが、いかんせんシェアワールド系のゲームとしても、むしろそれがネックになってくるだろう。


まあ、いい加減三国志女体化の何番煎じだか分からんものを「新作」として出されても困る。

春、まあ、悩む事はあろうが。

youtu.be


なんか見かけたので。


留年すると就職がーとか、まあいろいろあるとは思うし、社会にはイキイキと「自分の選択で大学中退」とかの人もメディアでもてはやされるから、キラキラ系な何かを持たないといけないように思われるかもだが。


一年二年って、人生において別段どうという事でもないと思う。
自分は四年留年したけど、別に四年がんばって卒業したとしても、多分そんなに大きく人生が変わってないような気もする。


わりとどうでもいいなと感じる事が、メンタルの成長とかになっていくのかも知れんが、「決断したんだからその分何かを」と思う必要すらなく、なるようになるというか、なるようにしかならんというだけだろう。


大卒資格はあった方がいいのだが、それはスキルや能力の担保とかではない。たいていの人は別に大卒でなくてもできる仕事はあてがわれる。ただ、大卒資格がないと正社員になれないとか、履歴書には永遠に使わざるを得ないとか、そんな感じ。足切りとかにはあるんだけど・・・・・・・
まあ、その場しのぎで暮らしていく、とかがある程度出来る事が、社会人には必要なスキルだとは思う。あと、適当な忘却とか適当な流されとかそういうのもまあ必要なスキルなんよなあ。

機能性表示食品というジャンルが、そもそも危険なのだろうなと。

紅麹サプリという存在が、「ロバスタチンを処方薬以上に含むかもしれないが、成分の量のばらつきとかが全然規制もされてないのと、副作用を収集して確認する制度もなく、報告制度もない」のがヤバい。


勝手にロバスタチンがOTC化されてしまっているようなもんです。ロバスタチン自体に横紋筋融解症起こす事があり(低頻度なんですが、沢山の人が飲むと確率としては発生してしまう)、それ起因の腎障害なのかは分からないですが。


ウコンの健康被害も多いのですが、もともとの紅麹やウコンが問題というよりは、サプリメントとして量を入れて売り、効果を出そうとするところに健康被害が生まれる土壌があります。
医薬品は薬として効果があるばかりではなく、副作用もしっかりあるものです。カビ毒が原因のように言われてますが、私はそもそもの有効成分に起因する副作用な気がしています。

小林製薬の問題で、ワクチンの話をこうやって当てこすられるのだけど、そもそも「制度知らない」人が多いんだよな・・・・・・

youtu.be
これ見て。


もしかしたら、前エントリでも書いているのですが、まあ、知らない人いるよな(副作用をいう人が大体その辺りを踏まえて喋っていないので)と思います。

ワクチンの副作用は、「予期される副作用」です

小林製薬の紅麹は、予期されていない副作用です。というかまあ、そもそもそういう事の収集をちゃんとしているか怪しいのです。
医薬品に関しては、販売前から副作用は蓄積しており、治験期間中のものも含めて定期的に厚生労働省に報告までが義務です。因果関係等も、現場の医師の判断・製薬会社の判断が見られ、「因果関係が明らかに否定できる」以外は因果関係は想定されます。
ワクチンも副作用は収集されていて、我々も見る事が可能です。

国が認可した薬については、副作用被害救済制度が設定されている。

医薬品副作用被害救済制度


この辺りでなのですが、国としても制度があります。これは、薬害の裁判の歴史より、補償等が長いあいだ受けられなかったという事を踏まえ、設けられた制度になります。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/0000185081.pdf
「薬を無茶苦茶に使った」「医療機関のミスの場合にはこの制度が利用出来ない」のでご注意下さい。


ワクチンに関しては「予防接種後健康被害救済制度」という名前になります。新型コロナウィルスワクチンについても適用になりますのでご確認下さい。

無論、万能ではないし万全ではないのだが、医療関係での「大学の先生」はあんまり信用しない方がいい。

とは思ってます。まあ、これは私が、治験業界に長くいるからというのもあるのですが。


日本のお医者さんで、臨床は知ってるし研究も知っている方は多いですが、医薬行政に関してはかなり理解してません。偉い先生も大体はワクチンの治験を実施してないかと思います。そういうふわっとした先生が大量動員されてたのが今回の新型コロナウィルスの周りで、コメンテーターみたいに出てきていたのがもうね・・・・・・

規制当局がかけてる規制もあんま知られてない。

主にはFDA主導なんですが、医薬品には、治験だとGCP/製造だとGMP/臨床研究(動物実験)だとGLP/製造販売後調査でGPSP/安全性管理とかでGVP、他電子データの保存の仕方であったりとか、様々に当局規制があります。
もう高い本が何冊もあるような。コンサルが仕事にしてるような。コンサルも健康食品辺りだとええ加減な気もしますが、工場建てるのにその審査の準備だけで一年二年経つくらいです。


だからまあ、健康食品の場合には、絶対軽くは行われているとは思います。原料の工場まで自分等でちゃんと見て管理を確認する事まで強制されるので、とにかく重いんですよね。まあ、ジェネリック医薬品で事件起こった訳ですが、審査の目が届かないところではGMP違反でごまかしたくなるのは分かります。例えば100錠分作るとして、釜とかで練ってる時に分量が減ったりして想定より減りすぎてしまった場合に、継ぎ足しは認められてないんですよね。ここで原料継ぎ足しというのが結構発生してたりします。違反です。
睡眠導入薬混入の際も、「これ問題視したらロット全部廃棄」というのが怖くてやらなかったんでしょう。一番はその釜共用で、年間で計画的に生産しないといけなくて、もう一度やり直すとかが時間的に厳しいとかあるわけです。ジェネリックの工場は、生産能力の限界に近いところまで使われてまして、効率よく計画する最適化計画用のソフトも結構高いんですが導入されているんで、バッファを削りすぎた結果だと思います。


治験業界の、私がいるような会社も、結局のところ、コストダウンの為の存在のようなものでして、専門性の割に給料は~とか言われがち、日本ってそんな会社がめっちゃあるんですよね・・・・・・まあ、海外でもそうなんすけど。

なんで紅麹がという話になっているのか分からないけど、小林製薬がひでえという話なんよ。

shouyutechou.hatenablog.com
これ見てなんですが。


なんかね、紅麹の説明とかなんでしてるんでしょうかねえ。
そういう話と違うんですがね。

一応突っ込んどきますか。


ツッコミ

菌類の生物分類と哺乳類の生物分類は「比較は出来ない」。

そもそも遺伝子で近縁だとかの判断はある程度可能ですが、あくまでも近傍のみ、菌類と動物の比較は学術的に考えると「検討するまでもなく比較するものではない」です。

ニホンコウジカビは紅麹菌とは違うが、同属にはアフラトキシンを算出しガチの毒を出すものが知られている。

まあ、アフラトキシンというカビの毒なんですが、近縁種に強い毒を出すものがあり、一時的にコウジカビの毒生産が疑われた時もありました。今では、ニホンコウジカビ等は、変異によって毒を生産しなくなったのではないかと言われています。


紅麹とは違う種類、毒は生産してないよって言っとけばいいだけなのになあ。

今回で一番見ておくべきだろうところがめちゃくちゃ雑。

毒で健康被害が発生したとは誰も言ってないです。


ほぼ毒がどうたらという問題はないというか、そんな分かりやすい問題についてはそりゃ対処していますわというところで。
予期可能なんで確認はするんですよね。多分最初の医師報告も「欧州で紅麹サプリで基準が設けられた」とかの話を聞いて、医者が連想したものだと思われますが、

  • 予期されていない、重篤な有害事象(因果関係が否定出来ない、というのは因果関係が明確にないとは言えないという状況)が報告された
  • 一ヶ月の間に6件

というのは、多いんですよ。
これ、コロナワクチンでもスパッと当局報告はしていたかと思いますが、これなにせPMDA管理外義務がない商品の為、法律上問題があるとは思いづらいのですが、こういう問題が発生したら健康食品の規制が増えるのではと考えるなら自主的に速報出すべきで、出したらすぐに現状の生産を止め販売停止・自主回収をロット限定せずに一旦行うという判断が求められます。


医薬品なら予期されない入院が出るような重篤な副作用は1件だろうが報告義務があり、医師・会社両方から報告が出ます。2週間以内とかで出ます。私は製薬メーカー勤務してないですが、製薬メーカーのお仕事を業務委託される場合がありまあe-Learning受ける事もあるのですが、大体「副作用の話聞いたら絶対に会社の報告窓口に出せよ」と教育されてます。
てか、人工透析って、ほぼ医療の最終手段であり、相当厳しい副作用が、と思ってたら死亡されたようで、残念です。


こういう製品は、釜で成分を混ぜて練って、ロット単位で均質化させ、錠剤の形にしてます。なので、混入物を疑うのであれば、製造ロット単位での回収というのが多いのですが。
ただ、まだ製造ロット単位であるとかの推測が正しいとは限りません。製造ロット単位で何かあった時の調査用の錠剤を持っていたとは思われるのですが、そこの成分検査もまだ一情報でしかないです。毒素ではないとは言ってますが、では何なのか、とかになってくると、かなりの推測になり、もう研究するよりも商品を販売中止にした方が楽という事にもなってくるでしょう。
人体実験で毒性調べる訳にもいかず、死者を解剖してもわかるものでもないですから。


紅麹菌を使ったから小林製薬の問題が発生したという訳ではないです。
健康食品、特に「機能性表示食品」においてのリスクという風に考えるべきです。ジェネリック医薬品で大問題が上がり未だに業界が回復していないのですが、それが機能性表示食品の業界で発生したと考えた方がいいです。


日本では医薬品に関しては副作用被害者の救済制度等ありますが、健康食品にはそれはありません。
消費者庁も、健康食品に関してはネガティブキャンペーンのような事を正面からしてます。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/pdf/food_safety_190730_0001.pdf


これなんでかというと、こういうものの規制の歴史として、「健康食品みたいなもんは商売の自由で残されたところで、規制当局が規制かけらんない」というのがアメリカであったんですわ。リスクを当局が立証するまで規制出来ないんですよ。DSHEA法。
日本では、厚生労働省配下ではなく消費者庁というところに権限があり、健康被害が出たとしても国は助けてくれません。

そもそも勘違いされている紅麹サプリの話。

まず、紅麹を使っている発酵食品は東南アジアに多く、当たり前ですがそのすべてが毒性を持っているわけではありません。

それどころか、コレステロール値を下げる(コレステロールの生成を阻害する作用を持つ)成分である「ロバスタチン(モナコリンK)」が含まれていて、医薬品のもとにもなっているのです。現在世界中で出回っているコレステロール低下剤のスタチン類は、このロバスタチンがあってこそ。名前もそのものですしね。他にも、GABAとかいろいろ体に良い成分をたくさん含んでいます。

ただ、紅麹菌の一部に、「シトリニン」という物質を生成するものがあるのです。これが腎臓の病気を引き起こすカビ毒なんですね。

ヨーロッパで紅麹のサプリなどが制限されているというのは、このシトリニンが原因です。

紅麹とお酒や醤油を造る麹は人とゴリラ以上に違う(ので、パニックになるのはやめましょう) - 醤油手帖

スイスではシトリニンのせいとは違いますね明確に。ヨーロッパでは、紅麹サプリメントでロバスタチンの有効性を考え認めた上で、シトリニンが含有される部分についての上限量を粗くではありますが設定しようとしてます。ちなみにわりと「とりあえず」な感じです。健康被害が出る前っすわ。


以下Google翻訳なのですが。スイスのサイトでの紅麹について。
https://www-blv-admin-ch.translate.goog/blv/de/home/lebensmittel-und-ernaehrung/lebensmittelsicherheit/stoffe-im-fokus/unerlaubte-stoffe/monascus-purpureus.html?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp

そもそも「ロバスタチンも薬として認可されてない」です。


私も高脂血症なんで、ロバスタチン5mg飲んでますが、ロバスタチンと同じ成分が含まれているという事は、このサプリメントは高濃度で飲むと医薬品並に危険性があると認識した方がいいんじゃないかと思います。80mgで横紋筋融解症、腎障害が報告されています。
人によって効果も違い、スタチン万能じゃねえんですよね。
日本では、ちゃんと用量用法を守る人が多いのでアレなんですが、サプリメントは勝手に増量しちゃう人が欧米でいるのもあり、結構用量設定は難儀です。プラス、検出限界もありますしねえ。

情報を集める前に、焦って「安全だよ情報」を出す事がそもそもどうなのという気が。

今回の件(被害に遭われた方が摂取し過ぎていると言っているわけではありません)で、小林製薬側では「サプリメント以外では被害に遭うとは考えにくい」と言っているのは、見つかった物質の量が理由だと思われます。

紅麹とお酒や醤油を造る麹は人とゴリラ以上に違う(ので、パニックになるのはやめましょう) - 醤油手帖

そんな理由で言っているなら、邪推もいいところです。

23年に小林製薬が原料として生産した紅麹は18.5トン。このうちサプリ用に使われたのは自社と他社を合わせて9.3トンあり、一部に「意図しない成分」を含むことを確認した

他社の食品向けに出荷した紅麹も9.2トンあった。問題発覚を受けて自主回収の動きが広がっているが、小林製薬はこうした一般の食品向けには本来想定しない成分は含まれてないと説明している。

小林製薬の紅麹、有害物質は未検出も「意図せぬ」成分 - 日本経済新聞

小林製薬の調査での話」ですが、原因としてこの「本来想定しない成分か」という事は分かりません(今後調査が進んでも明確に言えるかというのはちょっと怪しいというか無理だなと思います)。
小林製薬が想定したい状況への調査が誘導されている嫌いがあり、それを丸ごと信頼するのは全くオススメしません。
てか、医薬品でも巷間から集める情報で副作用が出てそうだなとかの推定までは出来ますが、立証とするにはとてもではないですが人体が複雑過ぎて無理です。みんなが飲んでみんなが死んでるとかなら分かりやすいですが、今回のは、アレルギーが出たんじゃないかなと思うと、個人差がはっきり出たり用量反応の関係が悪かったりするので、マジでわかんないのと、サプリメント飲む人はたいてい健康に不安を抱えている為、現在増えている報告事例の中に、どれくらい因果関係があるかも分かりません。入院増えましたけど、そりゃ最悪死亡するかもで人工透析した人が出てるから、早めの入院にはなりますよねとか、様々に悪い連鎖が始まってはいます。


私の意見としては。

食品に医薬品並の効果を期待して、添加したりするのはマジで止めましょう。


アメリカで、ダイエットサプリにエフェドリンがぶっこまれてた事例が十年くらい前かな、ありましたが、こういうのの何が厄介って、「有効成分の含有量が大体雑、品質が悪い、明確な効果だそうとしたら入れすぎになって健康被害が出る」んですよ。
例えば、これをね、有効な量の十分の一とかにして薄くしときましたーとかだと、アレルギー的な副作用はしっかりあるけど全然効果がないというどうしようもないものにしかならん訳で、結局のところ、エリクサーはないんです。
食品にはそういう幻想が特に抱かれがちなのですが、「そんなものはない」。


最近日本でも、「効果のある」みたいなのが求められているからか、ダイエット薬にGLP-1受容体作動薬とか使うとか、あぶねえ話が出てきましたが、
そもそも有効成分が起こす副作用も跳ね上がりますし、サプリだと品質がねえ・・・・・・


小林製薬が、「原料が原因」みたいなのを言ったのが、「いやお前マジでそういう事言うのか」と正直思いました。初報では事件があった事だけを公表、調査結果は次報以降だろうとか、とにかく情報出すタイミングが悪いです。言い訳の為の調査としか思われんですよこれ。


おそらく、これ機能性表示食品というカテゴリの全面チェック入ります。原料のコンタミが原因とかになると、このジャンルのものに、「原料のチェックの要請」が入ります。医薬品では無論既に行われているのですが、海外だろうがちゃんと生産工場に言って、査察している事を求められるでしょう。安全性報告の義務も検討されるべきでしょうね。
しかし、消費者庁にその調査能力がありそうにも思えず、PMDAも流石に厳しいでしょう。何より、メーカーもそれ以上にコストがバカ増えますのでどこまでやれるか分からんですが、ジェネリック医薬品業界では2020年の事件が未だに尾を引いているのを考えると、ちゃんと詰められたらだいぶ業界が整理されるんだろうなあと思います。
てかまあ、そろそろ健康食品GMPの「認定」狩っていいんじゃないかな。多分違反のオンパレードだと思うんで。
ウェルネスデイリーニュース | ドームの禁止物質含有サプリ、JHNFA-GMP認定工場で生産

小林製薬、流石にこれは対応が遅いです。

小林製薬 「紅麹」の成分含む健康食品を自主回収 摂取した人が腎臓の病気など発症 | NHK | 医療・健康

ブコメでも書きましたが、自主回収が事例収集されてから遅いです。
健康食品は確かに日本では規制緩いですが、流石にSAE報告されたらロット自主回収なんかは当たり前にやれと思います。一ヶ月かかってたら、被害者が増えます。そうでなくても報告される被害者はホントに氷山の一角だし、健康食品に毒があるとは誰も思ってないので報告されづらいんです。


そもそも、小林製薬の調査の出し方も信用ならないです。
これ、医者が紅麹サプリメントの問題があるのを知って、疑って初めて報告され調査やり始めたというところなので、お前等副作用予期出来てないんで。調査チームには申し訳ないですが、明らかな結論誘導のバイアスある訳なので、調査報告は全く飲めないんです。
多分広報はもうちょい気を使って可能性とか言ってるとは思うんですが、結論として世間に原料のせい・ロット限定的のように伝わってるのは駄目です。


あと、小林製薬は、ナンボいうても加害者です。包装に原料製造元の社名出てないですし、小林製薬が製造元表記なんで。
検品どうなってんのという話で。


小林化工は、多分健康被害としては、この小林製薬よりは少なかったと思われますし、日医工健康被害の報告は特段なかったと思いますが、医薬品だから厳しい処分出ましたけど。
最低限、副作用報告は義務付け自主回収まで一ヶ月かけるような惨状は止めた方がいいです。


あと、当該製品の可能性がある副作用について、全国に周知し報告収集させるべきだと思いますよ。

昔からこの辺りは激混みなので、206系統はよほどでないと使わないし、そもそも他地域の市民が寄り付かない。

『今でこれとか…今月末どうなっちゃうの…』京都で行列をなす人々が待つものは店ではなく“バス”だった「地元民が乗れへん市バス…」 - Togetter

なお、歩けばいいとかのお話は却下します。


あのさ、坂なのよ。バス停からも当然歩くんだけど、かなりツラい。ちなみに昔より飲食の店は増えていて、昔は下宿とかもあるような外れだったのが観光地化してんの。
もう止めようないからまあ仕方ないけども。


何で渋滞するのか、それは歴史的にも東山通(今は東大路通というが未だに慣れない)は南に東福寺、そして伏見があって、運送の道なんよ。勿論他もバイパスはあるけど、結局地方都市ではない、明らかに都会な要素があるのよ。


東海道の山科から山越える三条のルートと五条のルート、京都の外港になる伏見からのルート、それが重なるのがあの辺り。


観光客少なめの時期でも八坂神社の前は時間帯で慢性的に混んでる。川端通の方に車だと抜けるのあるんだけど、信号が細々あるんで逸れるのが時間かかるのよ。


特別混む所に観光客来る、もうどうしょうもない。いやまあ、ホコ天になってますけど坂とか、あれも時間帯ではちゃんと車通ります。まあそのように、一定対応はしてるのだけど。


観光客が殺到し過ぎなんだよ。清水寺だけで年間500万人。TDJの半分くらい来るのよ一つの寺に。露骨なシーズンオフあるし、混むのは不可避だろう。相当数の人が歩いてもいるし、道も限界。


これでも道広げてんだけど、消費量も多いから物も持ってこなきゃいけないしね。


うん、まあ、シーズン外せばだいぶマシだし、観光寺に行かなければそこまで酷くもないけどね。
黒谷とか多分いい感じ。

ドローンに対する備えはおそらく現実的ではない。

m-dojo.hatenadiary.com


拠点に対するドローンへの防衛策は、そりゃ装置を使えばとかあるんだけど、現実問題として前線で活躍するドローンの自爆攻撃については、回避策がないというか、あったら前線が不要であるよというところになる。


現実問題として、計画はあるし実装もされているが、現場での使い方については当面の状況眺める他ない。
【連載・コラム】Vol.2「戦いのゲーム・チェンジャー」日本を守るドローンの現在地とこれから - ドローンジャーナル


問題として、自爆特攻するドローンに関して、ガトリングでの掃除ができるのかというところでいうと、一番安い方法だとは言え弾薬の大量消費にはイエローサインがともっている。


ドローンの技術的難易度はそもそも高くもない。イエメンとかで使っているような感じで使えれば別にだし、いわゆる精度を上げる技術とかはノウハウの蓄積いるものの、我々は今んとこGPSをいざという時には融通してもらえるわけだしね。

メディアのダメな歴史は人類の歴史というところで。

m-dojo.hatenadiary.com


宮崎勉事件から以降、マスコミを賑わすための犯罪というのがジャンルとして出来上がった感はある。宮崎勤事件自体はそうではないけども。
「こんな証拠がありました!」とか「犯人像の推測」なんかで、妙に犯人に心情シンクロする人も多くなった。まあ、そういう風にストーリーを作り理解させるというのがマスコミの仕事ではあるけども、どこかで「これ我々の想像です」とか「犯人の本当の気持ちとかには届いてないと思います」とか但し書きは必要だと思う。


あと、プロファイリングと犯罪統計が結び付けられやすいんだけど、説明するのもダルイのでやめるが、結構な誤解が生じているように思う。シュビラシステムなんかのもっと手前の段階で、犯罪のカテゴリ化もまだまだ原始的ですよと。特に容疑者心理に基づくようなものは、警察の作文も多いし、そもそも心理学で性格なんかがまだ核すら確からしくないというか、研究者側の都合で成立している部分が大きい。


なお、「コンプライアンス違反」という表現の仕方がちょっと気になる。


第一に。
多分彼らは、「一枚の写真にそれっぽく重ねる際に、そこにあったものを一番上に置くような事をした」のであり、結局なところ「一枚の絵で状況が分るようなもんはない」だけだと思っている。犯行現場ではない、触らないような状況では当然ない。いわゆる「切り抜き」であり、メディアがどうしたって回避できない宿命のようなものの延長戦である。
つまるところ「一枚の絵で印象付けられてしまう脳の仕組みやメディアの誘導の作られ方」の問題であると思っている。
というのも、当時小学生だったか中学生だったかぐらいに報道を見ているのだが、その後に来る「オタクバッシングで言われるような事」の印象を全く宮崎勤に感じていないのだ。ビデオが並ぶ部屋とかも見ているし、他の雑誌の中にちょっとある劇画調エロ漫画があからさまに違和感しかない(誰かがやってんだろこれ)のを記憶している。それ以外の写真もあったし、メディアでのそういう情報を元に、冷静に考えて「これオタクって言ってもロリコンではないのでは」という風に言った人もちゃんといた。


第二に。
印象が変わる切り出し方、という事について、多分外部の我々として求めるものが法律違反ではないにしろコンプライアンス違反だ、というには、ルール的なものがない。印象操作された、というところの「これはいい」「これはダメ」の基準があまりにも難しい。
医薬であれば効用や効能をイメージさせるような街頭アンケートとかはダメだが、そもそも広告らしい広告を医師法薬機法で一律禁止されているからであり、公平さがあるルールは無理ではないかと思う。
つまるところ「ほどよい印象操作とは何か」というところの決め事が、マジで難しい。こういうところ、「オタクの人」と「そうでない人」では違いが分からないみたいなところもあって、難しい。てかまあ、この辺り、誰も議論してないように思える。


おまけであるが。
宮崎勤というアイコン、類型等は、メディアが悪用した。
ただ、オタクの「気持ち悪さ」というところでは、一番使ったのは宅八郎ではないかと思う。宅八郎がTVで作ったオタクのイメージは、よくよく見るとキメラのようなもんであり、二次元とかはもうちょいあとの言い方なのだが、なんで森高千里なのかとか、美少女とかとはカテゴリ違いだよとか、マジックハンドは映画的表現だとか、なんだろうなあ。そもそもコンテンツをほぼ語らない、ガワだけ作ったオタクだったわけだし。
全部が全部悪いとは言わん。タイミングよね、というところもある。
当時の殺人事件、いろいろあったし、世間がそういう事件に対して恐怖を感じたというのもある。多分こういうので民間人による虐殺とかが起こるんだろうと思うが、果たしてこういう犯罪報道とかが、社会の役に立ってるんだろうかとは疑問を感じはする。感じはするが、結局のところエンタメとして成立してんだろうなと考えはする。


多分時代時代で、何等かの集団を贄にして、人間の社会は平安を保つんだろうなと。
そう考えると、陰謀論者の陰謀組織を想定している方が、社会は楽かもしれん。存在しない集団が悪者って事で。
うんまあ、グノーシス的世界観よね。
[グノーシス主義 - Wikipedia

そもそもでいうと。

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ここら辺の話。

漢文そのものが教養という事でもない。

漢文で書かれたテキストが教養なのであって、別段漢文の知識という事が問題になる訳ではないしなあ・・・・・・

あと、漢文をそこまで厳密に読んでいる訳でもないんだが、センターの漢文くらいなら「日本語訳で元の本読んでる」だけでまあなんとかなるよと。

淮南子とか韓非子とか四書五経読んでれば、まあ大体はなんとなく分かるし。史記や左氏春秋とか漢書後漢書とかも。
残念ながら三国志演義とかはあんまり出てこないと思う。水滸伝はどうかなあ。金瓶梅とかどうだろう。あとはまあ、聊斎志異とかも出てこないとは思う。西遊記とかも。
この辺りは、結構歴史書の類がオススメです。物語とかだと、「白話文学」と呼ばれ、いわゆる漢文とはちょっと違う口語体の漢字文とかになるので、漢文として出てくる事がまあないんじゃないかな。

漢文は、欧米でいうところの古典ラテン語みたいなもの。

いわゆる「書くための言葉」というニュアンスなのよ。口語の文法は変化するが、古典の文法は変化はあまりない(実際には書き言葉も微妙に変化したりはするんだけど)。現代の我々は文字を当たり前に綴るけども、江戸時代くらいまでは、紙とかもそんなにない、日常的に文章を書く訳ではない暮らしだった訳だし、本とかはたくさん世の中に存在しないのよね。
まあ読めると、日本の古い書物へのアクセスはしやすくはなるよ。ちなみに、江戸時代の法令、例えば武家諸法度とかは「漢文体」といい、カタカナついてたりするけど「漢文調」の書き方だったりします。


そういうの含めて知っておくのは悪い事ではないとは思うなあ。

教養というか雑学というか。

要不要とか言われたら、まあ必要性は薄いかもだけど、現在の法律とか公式文書とかを読む際に、この漢文調なテキストにぶち当たる事は結構あるかと思う。


てかまあ、ガッチガチに現代口語とかがある訳でもなく、もっと柔軟に言葉とか国語とかを捉えた方がいいと思うんよな。あと、訳で意味を知ってから読むとかのやり方はマジでオススメ。たまにハードカバーで丁寧に文章の解説をしてくれたりしているのを読むのも。文法って多誰かがしてくれた「文章から読み解かれた要約、規則」なんで、実例に触れて理解した方がマジで早い。