癖の強いキャラクターというのが減ってる気が、という話。

ちょっとマニアックな話になるのだが。
アニメとかに限定した話でもない。


癖が強すぎて何か人に勧められるものではないが、何だかよく分かんない、残る、みたいな作品が減ってる気がする。
ただ、これを上手く言語化する事が難しい。
最近のアニメだと、ゾンビランド・サガが、ものすごくそういうのに近いのだが、根本的に違う作りをしていて、唸る。


一見変に見えるキャラクターもそう見えるように作り込まれていて、不安定さを感じるところがない。声優の声に違和感もあまり感じず、そんなに面白いとは思わないけどそもそも別に面白がらせようとは思ってないだろうし、ちゃんと出来ていて文句はない。
ただ、それだけである。何か残らない。


まあ、悪食というのはあるのだけど、まほらばという2クールあったがしかしこれ人気あったのかというアニメが、まあ残るアニメであり、わりと無駄にキャラクターに設定があり設定の辻褄合わせに話が動かされてるような、うーんまあ興味ない人には全く興味ないだろうなというアニメだった。
まあ、ヒロインが多重人格、で、新井里美というあんまりヒロイン声ではないよね(柔らかい言い方)とか、多重人格なのでまあ声が変わらないのはいいけど多重人格が全部変な性格とか癖しかない感じが、残るような。
話はさっぱり面白くはなく、キャラクターの計算されていると言うには雑な不幸設定と几帳面なまでに全部救おうとする話運び、ナカナカないのだが、こう、終わった時にはホッとしたというような。


ほか、これはマンガの方であるのだが、空のおとしもの、というアニメもやった人の前の作品になる、「私の救世主さま」という作品は、さっきのとは違う意味で「万人には勧められないが変」というやつで、まあ、空のおとしものも大概酷い(シリアスとギャグの噛み合わせ方がおかしい)のだが、シリアスになっていくところを読んでるのに笑えてくるマンガである。


そういう、不安定さを持ったアニメが、深夜帯にも関わらず減って来てるなあというところから、今の世の中のバラエティ、ドラマ含め、そうなってんなあという気かする。
敢えて言えば若手の実験作、若手が実験されてるのか分からないが、というものがあまりないような気がしている。


ある意味の、完成されなさ、みたいなものがあまりないような。
成長の余地、なのかもしれんし、無理矢理で整合性が取れてないからこその、テンプレにならない、性格としての認識かもしれない。
あくの強さ、って、売れる売れないはともかくとして、残る残らないにはかなり影響してくるとは思う。


とりとめないのでこの辺で。

ああ、まあ、ウチも正月面倒臭かったので。

精神障害者と結婚して3年経ったので諸々まとめてみる - ゆとりずむ

ウチは子どもいないけど、まぁまぁ面倒臭かったので。


最後の段落が乱れてたのであのようにブコメ書いたんだけど。
でも、これ多分昭和の親の特徴だと思いますよ。
適切な距離感ってナカナカないけど、老後不安が異様に大きくなった感じはある。土地や家、から、金の問題が強く認識されていて、昔の爺さん婆さんより非コミュになっていて、子ども側にコミュニケーションの矢印が向いてくるのもあるだろうし。

まあ、少なくとも日本政府の適当さはあるが、日本の株価や景気に、国内事情はほぼ関係ないだろう。

日経平均株価 2万円を下回る 去年9月以来 | NHKニュース

日本株「も」下がり始めたというのが正しく、アメリカ政府の不穏な動き「こそが」株価の下落に繋がってる(クリスマスで株を手放す人、多いから)のではとは思う。
こうして下がった株を買うにしてもいい材料も特にないから、或いは悲観的姿勢が間違っている訳でもないから、で、年明けても下がりっぱなしってのは有り得る。


今回、ものすごい危ない話もある訳ではない。FRBに注文付けようとした大統領、そして金利を上げたFRBも、別にそれ自体は大したリスクではないし、こんなに過敏に反応する必要も無かったと思う。
ただ、今まで大した材料もないのに上がりっぱなしだった株が「ホントにコレでいいのか」と見られているとすると、GAFAに牽引されていた株価が、えらく調整される局面かも知れない。


今、個人的に厄介だなと思っているのは、先取り技術がリスク乗っけられずに評価されつつありそれが反映されてるってところで、かなり底が見えないのですよね。
米中の貿易を巡る争いがこれに絡んで複雑さを更に押し上げてると思います。

これの恐ろしいのは、循環取引そのものは違法ではない事。

ポイント不正取得の恐れ 「5パーセント還元」に穴(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

これ、スゴいのが。

  • 実際にその価値がある商品を使えば、誰かが裏切っても損はないようにできる。裏切りが無意味化。
  • 参加者増やせば検知はまず不可能。
  • そもそも循環しなくても、利幅の薄い商品が複数の仲買を介するだけで還元総額が税金を超えてしまう。


Amazonみたいな業者がクレカでやると国から5%ボーナス入るという。
これ流石にAmazonは無理でしょうけど、個人転売屋が転売発覚を回避するような複数段転売をした時に国から決済5%(売値の)の報酬を約束されてるのですよ。
メルカリを使うと手数料10%「なので」儲かりませんが、そもそも消費税は付加価値税で「最終消費者が購入価格に含められる形で負担している」もので、売る側は消費税を納入する手間はあるけど負担している訳ではないです。売上金額次第で免除になるのでむしろ差益が発生します。まあ、実際にはモノが売りにくくなるという弊害がありますが。


これは、還元の方法が、税金、会計の考え方との齟齬が存在するからです。
あの還元方法は、キャッシュレス決済やってる会社から情報を吸い上げる話なので、決済しか分からんのです。
まあ、軽減税率の御蔭で、最低限「対象」「対象外」は収集せざるを得ないのですが。どうすんですかねアレ。


これ、各省庁でボールの投げ合いしてる場合じゃないと思いますけどね。
麻生ロクでもないけど、財務省の権益守る仕事だけはやり通してるのは、まあ、何というか、分かりやすいですがねえ。

怪しいな。

「100億あげちゃう」キャンペーン | PayPay株式会社

最初ブコメで勘違いしてたが、20%還元なので500億、還元額の一人当たりの上限が5万までなので限度額一杯まで使ったとして100万人(重複なし)以上が使った事になるが、何かおかしい。
Paypay、チャージとかには使えないので更に成立条件が厳しい。公共料金の支払いで消費されたのか?それでも月数万だしなあ・・・・・・
何かのイカサマが開発されてしまったとしか思えないのだが。


まあ、そこまで一気に金使う人間が百万人いるとはちょっと思えない。
システム障害まで起こしてたのに。


ただ、一応Paypayの弁護をするなら、急激にユーザーが増えてしまったが為に、様々な意味での歪みが生まれた結果だろうとは思う。

致し方なし。

kumagi.hatenablog.com
かつて某ベンダー子会社にいたが一年前に転職した身として。

ゆでガエル感。

入社7年目のサラリーマンの給料(ボーナスや家賃補助など全部込み)として、僕の年収653万円という数字は先に書いたように年代平均よりは良いしこの数字を貶すのは気が引ける。その一方でここからモリモリ上がるかというと管理職昇格という狭き門を通り抜けない限り良くて800万円になるかどうかというラインを生涯さまよい続ける事になる。

6年勤めたNTTを退職しました - Software Transactional Memo

実のところ、「給料はそんなに高くはないが、福利厚生なんかで長い年月労働縛りではあるがまあかなりマシな方」とは言えるが。


今、「猫も杓子も管理職」という時代を通り越して(バブル崩壊後、団塊世代バブル世代を中心にそういう仕立てがまかり通った)、「管理職とは低級肩たたきにも直結する」、『会社の強みを活かした』新規事業のいいラインでないと不遇になる時代になっている。


研究所の職だと一般SIerとは多少は違うだろうが、社会人数年経過した後、「なんかこれ研究しようぜ」という掛け声もあまりなく、「既存の領域で揺蕩う」成長の限界線を引かれてしまう事も多かろう。厄介な事に、その辺りをグイグイ押していくような管理職が育っていない。
出来がいいのを採用するのはよくても、それが実のところ研究所の中に配置していい感じに育ってくれるのを待つというスタイルになりがちで、栄養剤を足すとかもっと戦略的に人をかき集めるとかやる気がどうしてもない。
勢い管理職へのなり方が、「この人がドメインを仕切っているから」ではなく、「社内でうっすらつなぎが出来、上に説明出来る人」からなっていく為、専門家が社内でプレゼンスを発揮しづらいというのもあるか。


なお、給料が低いからというよりは、「なんかやりがいがないし給料もそれほどいい感じしない」というものであろうと思う。


自分が前職で言ってたのは、「やるのかやめるのかハッキリしてくれ」であった。
営業が「あるリソースを使ってのグループ内営業活動」程度であり、そこそこスキルあるのに、新しく始める事が出来ない(グループ内でド素人みたいなのが新しくプロジェクト起こせてるのに)、知ってる事を強化するような形で仕事やれないのがあってとにかくイライラが多かった。
自由度は高いが、サポートもない。社外からの問い合わせは多数あるのに使える人をつけてくれない作ってくれない。あまり戦略的に人員を配置しようとしないし、いつでも棚ぼた待ちみたいなのにうんざりしたというのもある。

社内のセキュリティw戦略が酷い縛りプレイを要求するという話。

もし大規模なセキュリティインシデントが発生した場合、有形無形の損害は計りしれず被害額の見積もりは何千億の単位に登るかもわからない。その規模の被害を避けるために行うセキュリティ施策は当然厳戒なものとなり何よりも理に叶っているようには見えない方策が次々と科せられ、一説によると経営層(社内では大手町と呼ぶ)の中で「オリンピックまではセキュリティ施策を理由に一切の研究が止まっても構わない」と豪語されたとまでささやかれたし、実際にそうだったとしても驚かない。

6年勤めたNTTを退職しました - Software Transactional Memo

セキュリティに限らず、研究所以外の場所ではソフトウェアの開発をしているというのにメモリが4GBとか未だにHDDを使っているとかそんな非人道的な環境での作業を強いられている部署もあるという証言もあった。メモリ4GBなんてイマドキのエンジニアであればブラウザだけでゆうに使い切ってしまうが、そこでEclipseやらメールソフトやらを立ちあげなくてならずスワップが発生して環境立ち上げだけで途方もない時間がかかるとの話である。メモリとSSDの数万円をケチって何百万円分の人月稼働をドブに捨てているかという自覚を持てない人間が指揮を執っている可能性すらある。面白いのが一説として「今の経営層の現役世代のPCはメモリが128MBとかの世界だったから、4GBというのが途轍もなく巨大な容量に見えているのかもしれない」という話で、なるほど大企業的かも知れないと納得するに至った。

6年勤めたNTTを退職しました - Software Transactional Memo


これ、ITリテラシの低い経営層がという問題ではなく、日本の組織づくりにおいて、特にIT企業において、間違った組織作りが用いられているのではないかなと思っている。
プレイングマネージャーという言葉が流行った事があるが、何のことはない、本来マネージメントやる層ではない現場リーダークラスの人間が課長になってしまっているだけのような。
課長以上の部分、部長あたりが脳死している。というか、社内でのほぼ隠居職になってしまっており、経営層が戦略ではなく現状維持スタイルでやっていて、「何年かけてコレ作ったの」とぼやきたくなるような「場当たりスタイルの設計」が残る。


SIでやってると、社内調整が一番面倒臭いという印象がある。

福利厚生というかまあ年金捨てても年収上げに行くのが正解かもしれない。

ぶっちゃけ、大手SIerは、事業規模は素敵に見えてもやってる事がベタだったりするので、それを仕切ってるのに憧れはせんなあと思うし、仕切りがコミュニケーションスキル全フリというのも正直どうなのと思う。
ので前職を辞めたのだけど、転職そのものは別に悪い事ではないし、そしてフリーにならないのもいいんじゃなかろうかと思う。
所詮は他人事であるけども、稼げたからいいという訳ではないだろうが稼げなければ不思議と仕事に束縛されがちなので、Googleがエンジニアの就職先としていいのかどうかはわからんけど、少なくともやりたいことやって粘って勤めるところでは、日本のベタなIT企業は違うとは思うし。
何というか、既存業務を続けつつ、ひたすら日が陰ってくのに耐える感じなので、外に出れるなら出るのもいいのではと思う。あと、案外社内でキャリア積むより、転職でキャリア積む方が将来的にも稼げそうなのよね。社内キャリアパスが渋滞している割に、必要があれば社外からキャリアを調達するのも辞さないところがあり、社内で頑張る甲斐もそうないからなあ。

最近、ストレートに物を言う感じになり過ぎていてツラい。

東京入管「難民解放の落書きやめて」ツイートに批判殺到「ひどいのは、お前らだ」 - 弁護士ドットコム

価値観としては、人命>>落書き。いや、外国ではなく、ここ、日本の東京入国管理局で、外国人が特段重い病気にかかっていた訳でもないのに適切な医療を受けられずに死んでる事実がどうにもスルー出来ないので。

2018/11/21 21:38

価値観としては、人命>>落書き。いや、外国ではなく、ここ、日本の東京入国管理局で、外国人が特段重い病気にかかっていた訳でもないのに適切な医療を受けられずに死んでる事実がどうにもスルー出来ないので。 - houyhnhmのコメント / はてなブックマーク

何というか。
正論があって皮肉なり斜め上なり揚げ足取りが上手く見えるのであって、ブコメの群れにそういうエッセンスが無くなっていて、仕方無しに足すようにしている。
スターは付くが、心の中では大変不本意である。わざわざWebでキャラ作ってやってるのに、何ともなあ。


これ、「改めて」「文字数制限なしに」ちゃんと確認すれば、おおよその人の意見は対して変わらないと思う。
ただ、こう、細切れの情報を沢山浴びるようにしている場合に、深く考えない、思考の速度を上げられない、そういう人は多かろう。


私は父親が警官だった事もあって、どうして入国管理局がこんなツイートを出してしまうのかの理屈も解するし、なおこれが配慮足りてないのを言い訳で塗り潰す理屈も解する。
誰かエラい人の汚点になっちゃうまでやっちゃうのよ。
よくある内部通報制度無効化も、そういう組織力学の末に起こるのだけど。


今ある行政のグダグダっぷりも、本来そんなもん中でツッコミ入れる所が入れられてない、そんなレベルのものが表側に出てしまってる愚かさにあると思う。


しかし、何というか。
ごく普通のツッコミがなく、場が妙に出来上がってるのがなあ。

小学一年生から理不尽なやり方を強制し、算数嫌いの子どもを作るのは反対する。

「さくらんぼ計算」をけしからんと言う親の大問題 小学1年生から「さくらんぼ検算」に親しみ日本を支える人材を育てよう(1/7) | JBpress(日本ビジネスプレス)

算数には、小学生で遭遇するには理不尽なほど大人の理屈が詰め込まれて、正直やってられんかった。


繰り上がり計算に比べると、さくらんぼ計算は、「足して十になる事を予め考えた上でバラす」というような、論理の先取りがある。簡単に言えば、そこには「十からの引き算」が含まれる。
こういう論理構成を小学校一年生から強制するのはナンセンスだと思う。


素直に繰り上がり教えた方が良かろう。

大臣が専門家である必要はないが、一般レベルにはあってほしい(少なくとも専門家に聞いて理解出来る程度には)

サイバーセキュリティー担当、桜田氏はUSB知らず - 社会 : 日刊スポーツ


これを見て。
土建屋だからアウトとは言わない。ただ、総理大臣以下に閣僚を置き、それぞれの省庁に大臣を置く意味を考えてほしい。
パソコン教室通うような人に、サイバーセキュリティーとかさせるとかやはり無茶である。多少議員の経験が浅くとも専門家が噛み砕いて説明する話を理解出来る程度にはしてほしい。


あと、サイバーセキュリティーは大事だが、形としては総理大臣をコアに置き、下にプロジェクトマネージャをしっかりおくくらいがいいのでは。
なんか閑職化が目に見えるのよね。五輪前に飽きましたか?


あのね、こういう人がトップにつくと、バカな提案が上から振ってきてそれは違うという事を専門家に答えさせるという無駄費用が発生する。
サマータイム導入云々で学んで欲しいのだけど、あんなのに総力使わんでほしい。

爪の健康に良いわけではないんだけど。

「もっと広まってほしい」爪が欠けやすいから、子どもを引っ掻いて傷つけないようにジェルネイルをしている母親もいます - Togetter

一応。

爪が薄くなったり割れる原因

爪が薄くなったり割れるのは、単に水気が足りないです。
もう一つ言うと脂っ気が除去されて、乾きやすくなって水分不足になってると思われます。
鉄分不足でもなりますが、鉄足りない貧血やってるならともかく、大抵はそれで、理由の一つはアセトンの除光液をちゃんと拭いてないとかです。もう一つは、水仕事の際に洗剤とかに長い事触れてるコトです。

手袋を使いましょう。

ソコソコガシガシ洗っても大丈夫だとは思いますが、料理する時、爪の中まで洗わない人がいます。それくらいなら、手袋しましょう。
料理やってる人は深爪に深爪を重ね、指が短くなってる人もいます。あと、指怪我した時の事も考えて、ですね。
熱に強いものだと煮沸消毒出来ます。

この手のものは水には弱いです。

モノの接着面というのは、どうしても水は入り込みます。キレイに、ビッタリ付けたとしても、必ずマイクロレベルでは浮くものです。
なので、出来ればお湯等には付けないように。

爪を補強出来るのかという話。

場合によるとは思うのですが、ホントにペラペラな人は補強にならず、むしろ割れる可能性が高くなります。弱いところに負担がかかるので。
故に、弱ってきたら、ジェルネイルとかはせずにトップコートとかを塗れとか言われてるんで。

オシャレは好きに。

手袋すれば水仕事も出来るので、好きにしたらええがなとは思います。
ジェルネイルは、防御性能は考えない方が良いです。逆なんですよね。爪より柔らかい素材ならまた違うんでしょうけどね。

マニキュアよりは除光液使う機会は減るだろうが、付けっぱなしの影響はよく分からん。

素材次第だろうとは思いますが、ちゃんとコートとかしてないと多分湿気を制御出来なくなります。そうすると、爪が変色します(菌が繁殖して)。
ちゃんとケアしてれば大丈夫、とは思うんですが、特に二枚爪になってる人は、おそらくはやらない方がいいです。

不自然なグラフがあったので、自分でグラフ引っ張ってみた。

www.itmedia.co.jp

こんな感じか。

年月 会員数
2008年09月 200,000
2009年09月 510,000
2010年09月 980,000
2011年09月 1,390,000
2012年09月 1,750,000
2013年09月 2,110,000
2014年09月 2,360,000
2015年09月 2,530,000
2015年12月 2,540,000
2016年03月 2,560,000
2016年06月 2,560,000
2016年09月 2,560,000
2016年12月 2,520,000
2017年03月 2,430,000
2017年06月 2,360,000
2017年09月 2,280,000
2017年12月 2,140,000
2018年03月 2,070,000
2018年06月 2,000,000
2018年09月 1,940,000

f:id:houyhnhm:20181108180500p:plain
f:id:houyhnhm:20181108181101p:plain

途中まで年度単位、途中から四半期で公表してるので、値を単純に横棒グラフで描いてしまうと錯覚が起こる。
ただし、近年の方がよりシビアに会員数を読み取ってはいると思うので、本来はもう少し緩やかな衰退であるとは思われるが、おそらく新規会員が上手く行っていないだろうと思われる。
カドカワ全体としては好調であること、おそらくdアニメストアも頭打ちではあるがこういう凋落の仕方をしていない為、動画サービスとしては負けになっているかと思われる。
bizspa.jp
FreeToPay形式のイメージが強いニコニコ動画だが、若干「安かろう悪かろう」という姿勢があり、プレミアム会員のイメージがあまりお得ではない感がある。ソシャゲと違うところは、重度のヘビーユーザーですら追加費用は支払わなくてよく、ビジネスモデルが「広く薄く」というところになるので、今の状況では有効な策が打てない。


カドカワとして見ると、IPビジネスは順調だが、それが何もニコニコ動画を抱えている必要はない訳だ。オタクがよく使うサービスですらないからなあ。


なので、ある種尖る方を目指しているのだろうけど、その尖り方ではおそらく上手く儲けにする事が出来ないくらいに会社は肥大化してしまっているのであり、ちゃんと稼げるようにするにはそろそろ組織のスリム化を図らねばならないように思う。


というか、種の撒き方とその人員配置がバランス悪いんじゃないかな。
どこで稼ぐかが未だにはっきりせんよねドワンゴ

世間の「自己責任」と、自分の感覚での「自己責任」のズレ。

自己責任論を否定できないマスコミの欺瞞 (1/2)


こういうもの見ながら、であるが。


結構、人は自分で勝手に救われるものだし勝手に不幸になるものだと思っていてるが。
こういうところで言われる「自己責任」というのが、全く肌には合わないのでなんだろうとか考えてた。


ジャーナリストの安田純平氏が、長きに渡り現地武装組織に拘束されたのは「自己責任」である。その行動のツケは、長きに渡り拘束という形で結果が出ている。


で、これ以上「何の責任があるのか」というのが正直ピンと来ない。


「危ないところに行ったら、危ない事に会います」というのは、まあそりゃそうだよなとしか言いようがない。特に日本みたいな警察が強いところに比べたら治安は悪い。
「日本政府が救出にかけた労力を対価として支払え」というのであれば、それはいらないと考える。国家は身代金を要求するものではないからだし、国家は国家の理屈で人質を救出する。国家は営利企業でも誘拐組織でもないから、このお金を稼ぐ必要もなく必要経費として計上するだけである。
「国家に恩義を表明しろ」というのであれば、それはさんざんやられている事であるし、また、恩義というものを変に感じたり変に感じる事を矯正するものでもないと思う。

ちょっと混乱させてみよう。

「検証も反証もできない命題は科学の対象外」とする「ポパーの反証主義」について - しいたげられたしいたけ

決定論とかは、科学の領域から遠くなっている。

ラプラスの悪魔とか、気体分子運動論辺りで限界に達したもので、思考実験的にもハイゼンベルク不確定性原理くらいまで、という事にはなるが、気体分子くらいを考えてももはやランダム、カオスな領域なので、決定論的に考える事は出来ず、流体力学の力を借りる。熱力学第二法則は原理として使われ予測には有用である。
この辺りは、量子論的なゆらぎのサイズでゆらぐのではないのよ。
例えば、分子レベルで観察する事は全く不可能ではないかも知れないが、ブラウン運動のような花粉の中身みたいな小さくて細かな粒子が沢山動くさまをつぶさに観察する事が難しい。
自由意志等ありそうもない物質においてすら、素朴な決定論的な何かを用いるのは難しく、流体力学等を駆使しても、我々はかなり粗い前提をおいて使っている。


人間の予測不能については。
金融工学において、このランダム性も取り込んだ上で理論化されている話はあるのだが、LTCMは破綻し、ナッシュ均衡の中でしかまだモデル化されていない。
株式売買のルールは明らかになっているのだが、気候や事件のイベントが一体どれくらい影響を及ぼすかは予測不能である。
バブル崩壊も含めたモデル化は無理だろう。現実の現象を見て裏に働く力を洞察するまでだ。
そこには、人間、社会という未だに複雑怪奇なものがある。要因がありすぎて厄介だ。
バブル崩壊等を予測出来れば良いのだけど、人間がそこまで合理的に動かない。平時は幾らか経済学に従うのだけど、若干自己成就的なものもある。

反証主義の瑕疵。

論理実証主義の批判的解消である反証主義は、扱える課題を現実の科学に近いものにした、とは思うが、演繹的に立証されない立場、というものを論理実証主義から引き継ぐ形にはなっている。
何だかややこしい話だが、反証可能性が正しいというそのものは反証可能性がない。
まあ、そこらへんは、伊勢田先生が書いていると思うが。
他、クワインホーリズムという見方からの批判、クーンからの批判もある。これらはどれも「科学理論は絶対的ではなく相対的である」という立場となり、ニセ科学批判を行う人にはあまり認識されない話となる。
ただ、相対的と言っても別の合理的選択があるというだけで、今までの科学を否定している訳ではなくむしろ反証主義の現実との不整合の指摘だと思った方がいい。
同じ事をやってる研究の選択に関しては、先行かつビッグネームな論文誌への投稿等現実がある。
これが現実の新研究に対しても発生しており、ノーベル賞を取ったような研究は、結構論文誌に採択蹴られてたりする。

理系学習マンガは誰が描いているのかという。

完全に後追い。
d.hatena.ne.jp


知ってる作家が描いている!というだけでは大変もったいないという。

佐々木ケン

東京大学理学部地球物理学科出身、漫研らしい。
http://www1.interq.or.jp/~k-sasaki/ken.html
全共闘世代との事です。
マンガといっても、1コママンガというジャンル。


昔、松籟社という京都の小さな出版社の四条の分室でバイトしていた事があり、本業とは別にインターネットの紹介本作ってたのが2000年あたりなので、サイトの見た目が超懐かしい。

月路よなぎ

www.kinokuniya.co.jp
Manga Publication | 株式会社講談社ビーシー
これの11巻とからしいです。


萌え絵というとすごく引っかかります。キッチリ広告マンガというべき流れの中で作られている印象です。
プロフィール的なものは分かりませんでした。多分でも世の中には知っている人はいると思います。

井上いろは

http://www.geocities.co.jp/Playtown/1484/iroha/index.html
ああ、ジオシティーズのタイトル文字化けだ。
デビューは「少年探偵彼方ぼくらの推理ノート」との事ですが、広告マンガ畑なのかとは思います。なんか苦労してそうだな。
というか、デビューから十年目の方なので、「もえたん」とはかなり違う文脈だろうなとは。

十神真

十神 真
おお、ふだじょはわかる。
http://togami.moo.jp/info.html
2000年ごろにデビュー(サンデー系だと思うが)だけど、その前(サターン版ときメモの話があるので1996年くらい)で大学四回生で云々。バブルは崩壊していたけどITバブル前、エンタメ産業は元気みたいな言われ方してた頃だなあ。
モバMANで結構描かれているようです。
十神真 - 著者 - 小学館eコミックストア|無料試し読み多数!マンガ読むならeコミ!

tukigamiteta.blog43.fc2.com

晴瀬ひろき

KiracnaDays
シリウス読み切りくらいからなのかしらん。多分同人活動からの人だろうと思います。
化野さんはすでに死んでる。は買った。
晴瀬ひろき - Wikipedia

咲良

Amazon.co.jp: 咲良 - 咲良: 本
この状況なので判じるのが大変むずかしい。
pixivとかも見てたんですが、結構同名がいるぜ的なペンネームなのでなんとも。分かる人には分かるのだろうけど。
ただ、転生吸血鬼の人は腐り方が十年程度ではなさげなので、全部同じだとしたらそれはそれで器用だなとは思います。

高山ヤマ

高山としのり - Wikipedia
iショウジョおじさん(タカヤマ) (@sukisukimoricha) | Twitter
全然読んでないんですが、少年ジャンプ連載からWebに移って十四巻ですか。なんか

菊野郎

仕事履歴~2009 | 菊屋敷


なかなか考えさせられる。

あづま笙子

あづま笙子 (@sanesuke) | Twitter
www.moontrace.jp
やはり、まんがライフはマイナーなのか・・・・・・

石野人衣

亜楼苑
イラストレーターと言った方がいいのかも知れません。
石野 (@JapanRice) | Twitter
いやこれ多分同人やりながらイラスト仕事にしたって感じと推測。

円茂竹縄

enmotakenawa777.hatenablog.com
はてなにいる人です。
広告マンガ中心らしい。

深森あき

あっきー@千葉県船橋市 (@akkkieKO) | Twitter
シンフィールド登録漫画家 221
四コママンガ延々買ってたときに見てたので懐かしいです。

まとめ

漫画家の経歴がかなり違う

2000年くらいって既に同人からもあるし予備校もあるしで、おおよそ「いろいろな漫画家のなり方」があった時代ですから。
何年代の画風というのはおそらくない。どちらかというと育った環境、どういう状況かに影響されてます。

連載マンガ家ではない人もかなりいる

広告マンガの世界って大きいなとは思います。

商業的要請があって作られたマンガなので、ちょっとアニメみたいな共同制作ものだと思った方がいいだろう。

絵コンテ切ってるかとか、話作るとかは誰かのしごとではあるのですが、編集プロダクションが絡んでいるのは特にその辺りは任されているだろうと思います。ストーリー上の制約はかなりあり、作家がかなり理解した上で描くかというのも一つポイントにはなってくるでしょう。
ある意味、編集プロダクションがちゃんと成立しているからこそ企画できるもので、今回のキズナアイ騒動とかとは違い、比較的「作られた個性」ではあるんですよね。


なお、余談ながら、「マンガで学ぶ」シリーズは、レベル感がメチャクチャなので、中身見ずに買うのは全くおすすめしません。

青二塾大阪校はどういう所にあるのか。

www.asahi.com
b.hatena.ne.jp


別に隠蔽されている訳でもないので、まあ。
ちなみに、昔大阪で住む所探した時にこの辺りの紹介屋さんにお願いして、下新庄の所に家を借りたのですが、その時にこの周囲を色々見ていた事もあり、ある程度地理は把握しております。




ビジネス街だ、という向きもありますが、正直に言うと、大阪の街としては外れ、元々大阪駅の北にあった所の更に北になりますし、商用で新大阪を使う会社が事務所を置くという所が大きいかと思います。
電車の便としては良いですが、新大阪の南側はひとけない上に、単身向けマンションがポコポコあって、通りにならぶ事務所も微妙で何とも言えないです。特に西側。
東側は西中島南方は繁華街(若干いかがわしい)です。
https://blog.ieagent.jp/eria/sinosaka-sumiyasusa-osaka-84193
https://blog.ieagent.jp/eria/nisinakajimaminamigata-sumiyasusa-osaka-83175


ただ、青二塾大阪校のあるビルは、特に訳が分からない感じです。

下から三階まではオフィス想定で、四階から上は居住用です。バルコニーついてます。外装はあんまり変わらないのですが、この外に室外機が貼り付いている感じが、いかにも昭和。



これ東側から見た所なのですが、やはり三階まで想定です。
意外と広い部屋多そうという。因みに、写真右側は元チサンホテル、写真通りを挟んで左側は完全商業用ビルです。で、この写真の後側には、

地下を走らない御堂筋線と、新御堂筋と言われるうっかり通ると渋滞に巻き込まれる高架道路と、側道という形になっている。正直、騒音はあるとは思う。
これ、下は、四車線→駐車場→四車線、高架は二車線が御堂筋線を挟むようにならんでいて、結構訳が分からない。


南の西側から見ると、結構東西に長い作りをしているのが分かるかと思う。


西側の隙間から北側を見たところ。


で、そのビル、過去の物件紹介のアーカイブにはなるのだが、まあこんな感じ。
https://www.homes.co.jp/archive/b-27624705/


五階こんな感じ。少しづつどの辺りの部屋かによって基本的な部屋の大きさは異なるのだが、昔はこの辺りにふすまあったよなとは思う。築年数考えると。
https://www.homes.co.jp/chintai/b-1039350076702/

玄関扉とかユニットバスとかは古さを隠しづらいところではある。


なお、青二塾大阪校の入塾説明会が行われた9Fスタジオ(もう一つは12Fだろう)と同じ階にあると思われる家は、
https://www.homes.co.jp/chintai/b-1216480030190/
一人暮らしには広いな、南向きにバルコニーと窓があって採光は十分、という、おそらく元は二部屋か三部屋だろうな(扉のどちらを開けるか案外悩ましそうだ)という所を壁を抜いて広く見せてるナカナカ良い所だと思う。値段も東京に比べると激安ではある(が、分かるとは思うが、色々足りない)。
賃貸あるあるなのだが、目に優しい魚眼、長さの違うソファを使っての遠近法、どこで見付けたのか分からないがおしゃれな小型冷蔵庫(コンセントの位置がまるであってないが)、そして、ちょっと揚げ物は無理だよな防災これ大丈夫なキッチン、でも、ナカナカ頑張って近代化改修しているのは見える。ちゃんと扉も白く塗っているのだ。


これ、多分最初は買うタイプのマンションだったのだろうなと思うが、単身には昭和期にすると大きく、若夫婦用のマンションだったのかもなあと思う。しかし、時が立つにつれ、部屋を埋める為に事務所への転用もかなり行っているという印象。
チサンマンションという事なので、
地産 - Wikipedia
に関係あったんだろうなあとは思う。
昔の住宅投資のノリで作られていった所で、ま、昭和の残骸ですよ。


しかしまあ、こういう話は誰それが悪いとかではなく、全体的に儲かってないというやつで、朝から晩まで120人が土日出入りするって、ま、住む人にしたら苦痛ですわなと。