ある種の優秀さはパワハラに連動する。

どんなに優秀だったとしても、パワハラ・セクハラをしていい免罪符にはならない - 斗比主閲子の姑日記

これを見て。
ちょっとツッコミを入れると、トピ主、絶対分かってやってるだろうなあ、「それはそれこれはこれ」。


「それとこれは関連している」けど、優秀ってのには「そう思う人にとって得な事をやってくれる」という但し書きが大体つきます。
パワハラって、全方向に乱暴する事を言わないのです。

ホントは、大きな日本経済の動向抜いてからの分析になるのだが。

プラモ業界の売上高を読み解いて気づいた「ガンプラブーム」「ミニ四駆ブーム」という幻想。 : 超音速備忘録

大きなツッコミどころはもう書いてしまった。
もう少しグダグダ言えば、他の娯楽との同じような指数での比較はほしいところ。


それに、何より日本で売って稼いでるわけではないのよね近年は。
http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20180920hitokoto.html


なんともなあ。

成人での結婚が難しくなる点について。

リスクマネジメント大事だけど、既知で感覚的に分かってることならともかくとして、「そこ分かるわけない」領域において、確実に儲けようとするのは不毛だ。労働の対価ではないし、確実に自分というものに起因しないリスクはある。ただ、だからこそ独り身よりも望外の結果を得られる。

そもそも結婚は何を成果とするのか。運営をする中で得られる何かが成果であり、死ぬ直前に手にしている何かではあるまい。

 

 

コンビニからのエロ本撤去に関して少し。

事象自体について

歓迎すべき事が起きた訳でも悲嘆すべき事が起きた訳でもあまりない。


コンビニ雑誌のラインナップは、ニーズが良く分からない。
というか、ニーズだとかの埒外にあるのではと思う。コンビニの雑誌需要はおそらくスマホに食われた。
雑誌の需要は、おそらくだが、少数の変な人、わりといるちょっと雑誌漁る人、で成り立ってたかと思う。
実家から会社に通っていた頃、コンビニ売りの四コマ雑誌をあれば買っていたのだけど、いつも買ってた所、一時期二つ分以上雑誌コーナー四コマで埋まってた。多分一人の人が延々買う→扱ってる種類や数が増える→表紙見て読む人が増える、というような流れかと思う。


コンビニは、あまり大きな在庫を持たないが為に、簡単に売り切れるという構造がある。故にものすごく販売予測が重要なのだが、逆にこんなのそんなに売れるかと思うものもあんまり大きくは変えられない特性がある。
てか、結構売り場としては最適化されてはいないんだよな。電池の類がよく分からんし、イヤホン何種類あるんだよとか、ふしぎーなものがあったりなかったりする。普通の定規ねえのにコンパスあるとか、訳が分からない。ノートの種類やたらあったりなかったり。


コンビニで雑誌を眺めてた人なら、「全然需要なさそうな雑誌」「謎のコンビニ書籍」を見た事があると思う。最近個人的に気になったのは、「アドラー心理学」の薄い本。マジで意味分かんないんですが。


昔は、もう少しコンビニ雑誌も幅や厚み(雑誌の種類がね)があったのだが。
女性向けファッション誌はチェックしてないので担保ないが、そもそも買いたいと思う雑誌置かれてないのでは。
そんな感じで、ニーズを失って迷走してるよなーとはコンビニの雑誌を見て思う。一応売れ筋とか考えてはいるのだろうけど、どういう棚作りしたいかが見えんし食指が動かないのよねコンビニ見ても。

コンビニの実際



多分コンビニのエロ本は異様な進化の末に、変な事になっている。
わりと高齢者向けなの見て分かると思うが、一般成人向けでない状況なので正直どう言えばいいのか分からない。昭和から平成、でネタの雰囲気は昭和に逆戻りしているような。
ただ、この雰囲気はエロマンガの方にも影響はあって、実用としてのハードさがとかストーリー捻くれとかあり過ぎる。
なんともなあ。

別に誰も勝ったわけでもなく負けたわけでもないのだが。

対立している人たちが、「相手が負けている」という言い方をしているのが気になる。
「勝った」とは言わないのだよ。あくまでも互いに互いの不幸を喜ぶというような、負の感情対立スパイラルを起こしてる。


正しさ、を基準にしているとろくな事がない。勝ちの開放感や高揚感、達成感を得られないだろうに、何だろうね。

ヤンキー君と白杖ガールの1巻読んだ。

電子書籍はやっぱ買うハードル低いな。


いわゆる弱視をネタにしたマンガだが、マンガとしては最初の無理矢理感がちょっと勿体無いとは思う。
キャラの作り方見せ方が、やっぱ安易に流れすぎだとは思う。ギャグテイストを勘違いしている気はする。
やりたいことは、そこそこ面白く見せられてると思うのだが、設定用の話が雑なんだよなあ・・・・・・



とは言え、まだ1巻であるし、話として面白くなって来ているので結構期待はしている。

鉱滓ダムが決壊したようで。


ブラジルでダム決壊 集落に土砂 7人死亡200人余不明か | NHKニュース

鉱滓ダムなようだ。

いわゆる我々が想像する、治水用のダムではないのだが、治水用のダムよりもよく決壊し、しばしばとんでもない被害を出す。

* 鉱山にはつきもの。

鉱業では、鉱物の選別等に水を使う。その使用後の水は大量の廃棄物を含んでいるので、それ等を沈殿させないと川に排水する事が出来ない。その為にあるのが鉱滓ダムである。

排水を一定貯め、環境に悪影響のある水の中の固形物を沈殿させたり、悪影響のある気体を蒸散させたりする。鉄と共に出て来るヒ素だとか、処理中に出来るシアン化化合物とか。

はい、ハッキリ言って鉱物毒みたいなものが大量に貯まっていて、決壊すると大変とんでもないものになります。というかまあ鉱物って産業的に生産され環境中に大量にあると大抵自然は死にます。

* 余談

まあ、自然を都合よく利用するというのは、そういう危険はつきものです。農業ですら、おそろしい年月をかけて無毒化された植物を使ってたりする訳で。豚の元になったとかの猪、彼等雑食で人間噛み付いたり赤子食ったりします。

日本では今マトモに動いている鉱山は限られてますし産出量も知れたものですが、例えば温泉のところの川、酸性度高くて魚なんか住めないです。草津だったかな、下流の為に大量に石灰投入してたりします。

* 鉱滓ダムが決壊しやすい。

まあ、「自然にしとけば」みたいなのへの予防線はここまでとして、この鉱滓ダム、かなり決壊事故を起こしやすいです。

鉱業の宿命でもあるのですが、一つの村くらいなら軽く飲み込む規模で環境を破壊します。鉱山の為に水を引いて、しかしその山から出る鉱物を洗った水を丸々貯める為のダムを作る訳なんですが、この水が毒性のある鉱物の微粒子を含んでいるので、いやまあ土の中から出て来るのは様々な金属元素、酸化とか硫化とかの化合物なんで、現場ではマスクに手袋とかしてないと肺から吸収されてかなりヤバいんですよ。鉱山の町、みたいなところで近くに家とか作るとそりゃ作業員は便利なんですが、一般的に住民が健康被害に悩まされる事になります。

で、鉱滓ダムですが、当然ながら普通の治水ダムより固形物の流入に悩まされる事になります。特に厄介な産業廃棄物ですし、わりとダムにまんま残されてるコト多いんですよね。

で、周りの自然も禿げ、「想定以上に鉱滓で埋まってる」事が多いです。ぶっちゃけ、普通のダムは水を貯めてるんですが、鉱滓ダムは汚泥貯めてるんです。

メンテナンスも普通のダムよりかかりますし、ダムの底を掃除したところで、陸に山積みするんですよね。大雨とか地震で如何にも崩壊しやすい要件が揃いやすく、そして、一番大きいのが、これらは経済活動で行なわれ、費用対効果を見られるという事です。この場合、安全に対してのコストが低めにされるのは良くありますよね。

特に崩壊とかは初期には起こりづらく、つまりは鉱山としてはあまり投資したいタイミングではない、という事もあります。崩壊したダムも、四十年近く使われた後に、数年前に使用を停止されたもののようです。

* 日本では。

東日本大震災の際に、釜石の近くだったかで鉱滓ダムが崩壊してました。

地震に耐えるような形になってない、補強されづらいってのもあるんですよね。操業停止、普段の様子は誰も見に行ってない、所有者になってる会社も、負の遺産を引き継いだだけでどんな操業されてんのか知らんとか、そういう鉱滓ダム、日本ではもうひっそりとしかありません。

もう鉱山活動低下して久しいので、大きな事件にはされないとは思いますし、大規模鉱山少ないので安心してて大丈夫だとは思いますが、ただ、山奥に異様な池がある場合には、あんまり近付かない事をオススメします。いやまあ、だいたいは石灰岩由来のエメラルドグリーンで大した事はないけどアルカリ性過ぎて良いことないから。泳げるものではないし、魚もいないし。

 

システムと呼んでいいのかと思う。

maname.hatenablog.com
これを見て。


中の人が古い感覚でというよりは、ずいぶんとボロくなってますねという気がする。
みんな業務請負というか、こう、一括で受託開発したくねえなあこういう人たちからはと思うので、改善とか無理じゃないかな。
だって、抽出率とかがプログラムに埋め込まれているのまず間違いなさそうだしねえ。リファクタリングしましょうとか別の言語に移し替えましょうとかって、提案しても100万とかで出てきそうだし。

最近のカタカナ語はどうにも意味が取りにくい。

anond.hatelabo.jp

「ルック」+「イズム」→ルッキズムなのだが、キッズルームと間違えるような場合も分からんでもない。
ルックとイズムがくっついているとパッと分からんよな。


イズム、という言葉が英語として認識している何かのノリと合わんというか。


個人的には、パターナリズムが「父権主義」というイメージをナカナカ持てない。
ついつい「慣例主義」みたいに思ってしまうのだが、パターンじゃなくて「パトロン」の語源になっているラテン語由来paterからなのね。なんとなくキリスト教の神をイメージしてしまうのだがあってるのかな。


日本語に取り込まれた外来語でも、不思議と最近取り込まれたものの方はどうもしっくり来ない印象がある。
アップルはなんでアップルって言うのか分からないけど、アポーとかだったら絶対馴染んでないわと思う。

次亜塩素酸について変な誤解がありそうなので少し。

togetter.com

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは「違う」というような言い方をされると大変もにょる。

次亜塩素酸水(生成装置)として売られているものは、特に「大して生成している訳ではない」からこそ大した影響がない、のではあるのだが。

次亜塩素酸水も次亜塩素酸ナトリウムも、水に溶けて次亜塩素酸イオンとなる所まではあんまり変わらない。それが酸化作用を示す。ただ、解離定数は次亜塩素酸そのものは低めであるし、イメージとしては、「次亜塩素酸そのものは弱酸性」「強アルカリや強酸が増せられていてpHや分解・酸化の度合いが異なる」と思ったらいいかと思う。
塩素の発生しやすさみたいなもんは変わるが、次亜塩素酸ナトリウムの場合にはそれほど発生しない。塩酸系のものと混ぜると塩素ガスを発生させるが、これは主に塩酸系のものが酸化されるからと思ったらいいと思う。
もうひとつ注意しておく必要があるのは、「ガスを発生させる反応は水中では進みやすい」。固体作れて沈殿する場合もそっち側の反応は起こりやすくなる。

加湿器に入れると・・・・・・

加熱側だと間違いなくガス生成反応は進む。


まあ、それ以前に加湿器から出てくる蒸気にフレーバーつけたら普通気持ち悪くなると思うが。
毒ガスレベルで塩素ガスが発生する訳ではなかろうが、匂いで気分が悪くなるのは人間に備わった機能なのであんまり避けられるものではない。


なお、空間除菌を謳うものはあるのかも知れないが、実際にインフルエンザ対策に効果があるというエビデンスはおそらく存在しない。というか作れんと思うなあ。
医療用で使われているのも、通常は液体、手洗いとかに使うもので、空間に広く薄く撒いても普通の加湿より差が出るかと言われるとちょっと望み薄である。それに、インフルエンザの感染対策は、患者から一定距離離れる事、換気する事の方が重要だろうしね。

捜査当局の情報取得に関して。

Tカード情報を令状なしで捜査当局に提供 CCC「社会貢献のため」(要約) - ねとらぼ

令状なしで任意から捜査を始めなければいけない原則があり、いきなり令状は出せないのですが。
個人情報保護法が出来るまではもっとズルズルです。


警察の捜査は原則非公開です。裁判の証拠しか公開されません。他者のプライバシーの問題がありますし、情報提供者への復讐等を防ぐ必要もありますので。


CCCのような企業が情報提供を令状でとする為には、これらの事についての最高裁判断が必要なのですが、「警察が情報取得する事による被害」の認定はされていないと思います。あくまでも濫用だとか社会的信用毀損がないように任意捜査すべし、であり、誰かがこれを裁判で問う事によって裁判所判断が明らかになる訳ですが、実務上含め適切になさいとしか裁判所は言わないと思います。


任意に「どう」応じるかは各事業者の責任にはなります。が、「必要以上に応じるのはダメだ」という話になりますので(前科照会事件も、前科という情報の重さの話もある訳です)、抵抗しづらいんですよ。どの個人情報がどのレベルで問題になるのか、そんな判断を押し付けるの無理です。ちなみに、妥当として賠償請求が通らなかった判例もあります。
警察の個人情報保護法へのガイドラインも、法律ではありませんが、各事業者の免責事由になるかと思います。法律上のものじゃないから無効だ、という訳ではないです。実際、規制当局からの課長通達は法律に近いものとして扱わざるを得ないものが多いですし、警察の件だけは特別無視するというのもないですよ。
あと、えげつない事を言えば、金銭的に考えれば損害賠償請求を受ける可能性があったとしても協力しておいた方が、という実務上の判断も有り得るでしょう。捜査差押令状は強制ですし、異議申し立てが通りません。それに比べて任意段階では「流石にこれはまずいのでは」みたいな事業者の判断が入れられるので、事業者の損得勘定では任意段階で応じるものになりがちです。
特に通信の秘密であったりという、先に保護されてきたものであればともかく、個人情報保護法は警察の捜査を防げるものとして作られていません。個人情報保護法を盾にするのではなく、憲法上の規定である、みだりに捜査されない権利になります。


超端的に言いますが、

  • 個人情報保護法の立法段階で、操作関係事項紹介書での照会によって各事業者が個人情報提供に応じられるように作られている。
  • 咎めるなら警察や立法では。
  • 個人情報保護関連の第三者ガイドライン出す方がいいのでは。
  • でも、根本的には、「捜査当局に情報が提供される事は防げない」し、「それを報告されないのも防げない」からね。


余談。
警察の捜査が適法だったか、という事をチェックするような機関を設立する事は、あんまり対処にはならないだろうという感覚はあります。
対抗的にできている組織が、日本の場合しか深掘りはしてないですが、一般市民からの支持を当局よりも得られないケースが多いです。政治的な所で言えば、多党制を支持し左翼の政党も右翼の政党も一定は信頼を置くというような形にナカナカなりません。日本の場合には、上位に監督機関を置く方が普通にやりやすいのかなと思います。が、この前の厚労省の統計の問題と、総務省の統計委員会での指摘は「たまたま」です。十年以上見過ごされて来たが、アレどう考えても「やってる人らは分かっているはず」です。あと、「委員会」という形で監督しきれるはずないです。査察とか出来ない訳ですしねえ。
CCCからの情報提供は、被疑者の行動履歴(購買履歴)を把握し、その中から犯行時の付近の行動を把握した上で、現地の犯行現場近くの防犯カメラから顔を判別するというような使われ方なんか考えられるでしょう。直接犯罪に結びつく情報ではおそらくないでしょう。被害者の財布にカードが入っていて、というのも有り得そうですが、この場合は被害者が物言えない状況でしょうし・・・・・・あとは、現行犯逮捕なんかでの氏名確認でしょうか。これは多そう。他人のカードを取得しているかとかでは、例えば財布パクってた場合には照会したいですよね。まあ、素人から考えても、様々な用途で使われそうで、この用途をCCCないし外に明らかにするというのは捜査に差し支えが出てくるのも分かりはします。銀行とかだと逆に用途が限られるので警戒出来るのですが。
多分、交通系ICカード等も照会はされていると思います。


この手の話題で思うのは、みんな政治ちゃんとやりましょうよという気がします。
あとね、市民感覚の「個人情報の大切さ」って、そこまで重み持ってないんですよね立法や行政、司法も。EUGDPR出来ましたけど、日本だと邪魔者扱いじゃないですか。個人情報をもっと大事に思うなら、GDPRみたいなの立法しようと思う人がもっと居ていいと思うんですよね。
あと、犯罪組織みたいなもののあぶり出しを、みんなどの程度必要と思っているんでしょうね。

毎月勤労統計調査の問題に関しての、いくつかの知識

remcat.hatenadiary.jp
見ながら。

精度

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/dl/maikin-chousa-seido.pdf
にあった。
www.mhlw.go.jp
の、「調査結果の精度」から辿れる。

全ての標準誤差率等を計算されている訳ではないが、PDF内にある時期の標準誤差率が入っている。が、500人以上の場合には計算されていない。


目標精度の場合には、「これを使って標本設計を行う」ものであり、実際どうなのというと案外ズレとるがな(目標精度に達していない)という話になる気が。
どうにも用語定義の割に、使っている式が共分散使ったりしていて、標準誤差率と呼んでいいのかなあとは思うが、この手の事は多いので気にしない。


ただし、この資料では「回収率」という言葉は出てこないのだが、
http://www.soumu.go.jp/main_content/000594893.pdf
には、「回収率を元に誤差率を~」と記載がある。何かしら厚生労働省の説明に矛盾があると思われる。

回収率は、「生で実際に採取した事業所のサンプル」に基づく為問題なしとしている、のであれば、そもそも目標として据えていた精度が何のために設定されていたのか、という事が問題になると思われる。東京都だけ重みとして三倍換算されるのであれば、真のデータからのズレを示すような指標であるはずなので、考慮は必要ではないかと思われる。

復元方法

http://www.soumu.go.jp/main_content/000594893.pdf
に記載がある。
www.soumu.go.jp
からのリンク。
厚生労働省にはない。

東京都だけ1/3にしていたので3倍にしたという事のようであるが、500人未満の事業所でも東京都だけ別処理されている為、こちらは復元されているのか不明。

あと欲しいもの

プログラム設計書を出せ。
説明資料と実装が乖離している可能性がまだありそうだ。
それが無理なら、GitHubにプログラム公開してほしい。

雑感

統計上問題ないとかの逆張りは、あんまりオススメしない態度なのであるけども、なんだかそういう表明をする人が多いなと思っている。
どれくらいの精度が必要なのか、という事に関しては、統計知識が判断する事はない。必要とされる精度に対しては答えが出せるが、数%違うのが問題なのかどうなのかは、「その差に実際の意味があるかは統計が決めない」ので。
ただ、前年度比で給与が上がってるとか労働時間がとか言う際には、1%も変わってなかったりするので、これ0.1%のオーダーでもズレると様々な判断変えないといけないのではないかなと思う。


実際に公表されている事と違う事やってた問題については、正直これ「中の統計家の勇み足」であったのだろうとは思う。
恣意的にやり方を変えた、のではなく、おそらく目先の費用感を抑える為にやったのではないかなと思う。よく見積の条件として、数を出される為、一つあたり単価みたいなのを出す訳だけど、要件から数削られると受ける側が減額させられるという。
実際には1/3になったからと言ってやる作業が大きく減るわけではないんだけど、絞ろうとする会社はあの手この手で金額減らそうとするよねえ・・・・・・
プログラムの発注をせず内部で改修していた、という事についても、コストカットの一貫ではある。
けど、これ、予算を増やしたからと言って、この体質がすぐに変わる訳ではない。
統計の所で、「バケツでウラン」のような事が行われてしまった訳なので、職業倫理の再構築みたいなのまで必要になってくるだろう。
内部告発で発覚した訳でもないし、ホント自分たちが何やらないといけないのか理解出来ていないんだなあ。困った事に。

癖の強いキャラクターというのが減ってる気が、という話。

ちょっとマニアックな話になるのだが。
アニメとかに限定した話でもない。


癖が強すぎて何か人に勧められるものではないが、何だかよく分かんない、残る、みたいな作品が減ってる気がする。
ただ、これを上手く言語化する事が難しい。
最近のアニメだと、ゾンビランド・サガが、ものすごくそういうのに近いのだが、根本的に違う作りをしていて、唸る。


一見変に見えるキャラクターもそう見えるように作り込まれていて、不安定さを感じるところがない。声優の声に違和感もあまり感じず、そんなに面白いとは思わないけどそもそも別に面白がらせようとは思ってないだろうし、ちゃんと出来ていて文句はない。
ただ、それだけである。何か残らない。


まあ、悪食というのはあるのだけど、まほらばという2クールあったがしかしこれ人気あったのかというアニメが、まあ残るアニメであり、わりと無駄にキャラクターに設定があり設定の辻褄合わせに話が動かされてるような、うーんまあ興味ない人には全く興味ないだろうなというアニメだった。
まあ、ヒロインが多重人格、で、新井里美というあんまりヒロイン声ではないよね(柔らかい言い方)とか、多重人格なのでまあ声が変わらないのはいいけど多重人格が全部変な性格とか癖しかない感じが、残るような。
話はさっぱり面白くはなく、キャラクターの計算されていると言うには雑な不幸設定と几帳面なまでに全部救おうとする話運び、ナカナカないのだが、こう、終わった時にはホッとしたというような。


ほか、これはマンガの方であるのだが、空のおとしもの、というアニメもやった人の前の作品になる、「私の救世主さま」という作品は、さっきのとは違う意味で「万人には勧められないが変」というやつで、まあ、空のおとしものも大概酷い(シリアスとギャグの噛み合わせ方がおかしい)のだが、シリアスになっていくところを読んでるのに笑えてくるマンガである。


そういう、不安定さを持ったアニメが、深夜帯にも関わらず減って来てるなあというところから、今の世の中のバラエティ、ドラマ含め、そうなってんなあという気かする。
敢えて言えば若手の実験作、若手が実験されてるのか分からないが、というものがあまりないような気がしている。


ある意味の、完成されなさ、みたいなものがあまりないような。
成長の余地、なのかもしれんし、無理矢理で整合性が取れてないからこその、テンプレにならない、性格としての認識かもしれない。
あくの強さ、って、売れる売れないはともかくとして、残る残らないにはかなり影響してくるとは思う。


とりとめないのでこの辺で。

ああ、まあ、ウチも正月面倒臭かったので。

精神障害者と結婚して3年経ったので諸々まとめてみる - ゆとりずむ

ウチは子どもいないけど、まぁまぁ面倒臭かったので。


最後の段落が乱れてたのであのようにブコメ書いたんだけど。
でも、これ多分昭和の親の特徴だと思いますよ。
適切な距離感ってナカナカないけど、老後不安が異様に大きくなった感じはある。土地や家、から、金の問題が強く認識されていて、昔の爺さん婆さんより非コミュになっていて、子ども側にコミュニケーションの矢印が向いてくるのもあるだろうし。