粉塵対策が必要。

ニュース番組を見ながら、その中でも言われたことだけども。


被災地で暮らす人も、ボランティア活動する人も、だけど。
粉塵対策がどこまでされているか、ということが気がかりだねー。


時々、「アスベストがある場合があって〜」という人が居るけど、目の付け所は悪くはないけど、アスベスト発癌性は、「化学物質としての発癌性」ということではないことを知っていると、「アスベストじゃなくても危険なんだよ」ということに思い至るはずー。
アスベストは、化学物質としては殆ど問題は無い。問題なのは、その形状や体内残留性になる。表面の物性も問題になる。が、表面の物性って、構成物の化学種ということではあまりない。活性炭と普通の炭では表面物性は全然違うのね。殆ど、それが微粒子であり、そしてその形がシンプルな球なのか、微細構造としてはギザギザだったりして表面積が粒子径に比べて広く換算出来たりするのか、とかによっても違う。
これ、実は相当に厄介な話を含んでいて、アスベストでなくても、破砕されたグラスウールとかでも発癌性が出てくる。まあ、発癌性と一気に言わなくても、例えば、触っているうちに手がかぶれたりするのは、アレルギー反応で炎症起こしてたりする。甘く見てはいけない。


被災地に居る人は、マスクを二重にしたりはしているだろうけど、長袖長ズボンで出来るだけ粉塵を体に付着させないようにする配慮が必要。安全靴とかもあった方が良いね。