「政治の舞台」としての靖国。

昨日から「世界ウイグル会議第四回代表大会」が東京で開かれているのだが、日本の右派勢力(メンツはこちらで確認できますが、まあいつもの人々です)はどうも来日したウイグル人ムスリムが大多数を占める)に靖国神社を昇殿参拝させたようです。
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「(昇殿)参拝」というのは、私が確認できた日本語の情報では日本の右派が使っている言葉で、実態がどうであったのかはまだ確認できていませんが、中国側にも「参拝」として伝わっているようです。
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ただの「訪問」でもすでに後ろ弾というべきですが、もし本当に「昇殿参拝」をさせたのだとすると二重の意味で後ろ弾ということになりかねません。相手の苦境につけ込んで参拝を押しつけたのだとすると、唾棄すべき行為です。

無神経にもほどがある - apesnotmonkeysの日記

この場合の靖国は、政治舞台としての役割になっているように思う。


ただ、この状況で来日したウイグル人と、参拝させた右派勢力と呼んでいいのか分からない何かは、面従腹背とは言わないけども、彼らもそれほど考慮せずに選択したとは思いがたい。寧ろそれをひとつの政治アピールとして行っているのではないかと思う。


ただ、議員バッジなんかの肩書きには、釣られたのではないかと考える。
中国が今のところは靖国止まりで話すのならそれほど酷い話ではないとは思うけど、全米民主主義基金が出て来ているのは、相当色んな国の心象を悪くするとは思う。