一点目。ブルーカラー層の労働は、現行の日本の法律・施策上は不可能な状態であるということ。少なくとも、技術なりがある、あるいは技術を身につける研修生であることが必要。
二点目。就労ビザは、まず最初に就職の当てが必要ということ。そのビザがなければ就職がそもそも不可能ということ。
三点目。留学生拡大政策はあったけど、それの余りの考えなさで、不法就労がひどい状態になってしまったこと。
四点目。外国人労働の実態、日本人の外国人就労者像、法律施策上の外国人就労者像のそれぞれにギャップがありすぎること。
エントリがミスリードなんだけど、仮放免「だから」就労が出来ない、のではなくて、就労ビザがなければ労働出来ないし、外国人の非労働者(まあ配偶者とか子供は別だけども、ここでまたひとつ縛りが出来ている。離婚すると国外退去しなければならなかったりする)は滞在出来ない。
現実として、様々な問題が複合して起こっているので、一筋縄ではいかない。雇っていた企業が違法ではあるし厚生労働省の問題でもあるけど、滞在のビザ関連は法務省、詐欺に関しては刑法上も問題だけど賠償とかは民事、とかね。
余談ではあるけど、不法滞在等は、刑法犯ではないし、前科でもない。
どの国であろうと、この辺りの移民問題はかなり嫌がられている。ブルーカラーの移民は、多くの国がおこなっていない。
イケダハヤトとかでも、海外逃亡とか無理っすよ?