入試での偏差値・合格率の「見掛け」。

「一発勝負でなかったらあなたは大学に合格しなかったかもしれない」ということはちゃんと言わないといけない。

Twitter / ynabe39: 「一発勝負でなかったらあなたは大学に合格しなかったかもしれな ...

しかしながらその当たり外れの具合は確率的に分布するはずで、予備校模試で東大合格率90%の者がFランクに落ちるとか、その逆とかは起こりにくいだろう。そこらへん、先生はどう考えるのだろう。

はてなブックマーク - BUNTENのブックマーク - 2013年10月22日

↓いや、対策問題やってないと結構有り得ますよ。全国模試だと上の方の偏差値の数字はかなり当てにならない。ただ、東大辺りだと当然二回ダイス振る前提なので(浪人込みで四回とか)という所が大きいですが。

https://twitter.com/ph_nglui/status/392640673460928512

90%vsFランクだったら、対策問題とかと異次元の差が生じると思ってそんな例にしたんだが、もしかしたら実際の受験では違うのかもな。▼俺も東大受けてみとけば万万が一くらいのまぐれはあり得たのかも。

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/ph_nglui/status/392640673460928512

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まず、大抵の予備校では、「90%」という値は出していないと思います。その辺りになると嘘になるからです。
偏差値というのは、受験生の成績が正規分布に従った上での仮定として計算されているものですが、さらにそれから合格率を出す場合には正規分布の仮定のまま計算しています。
が。
厳密に正規分布している訳でもないですし、テストの点は0点から100点という有限の幅を持ちますので外れた人の値がおかしくなることがままあります。受験者数も有限です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%8F%E5%B7%AE%E5%80%A4
も参考にしていただきたいのですが。
小学生ぐらいには、偏差値80とか出てた事はあるのですが、テストの人数の限界があってそれ以上は取れないとか色々あります。
で。
その時点では上位十人にいたりとかってのは分かるんですけど、半年から一年の間に大抵調子が変わります。不思議と。
あと、模試はみんな真剣に受けている訳ではないんですよね。高校の秋、毎週のように模試を学校で受けてまして、模試に飽きましたし模試の対策なんかもやる気なくなりました。

ちなみに、一年間あれば適切な指導があればそれなりに合格はします。まあ偏差値30くらいから本当に合格する人は出ます。しかし、適切な指導というのが本当に得難く、一年間で思考パターンを変える意志の力を要します。
当たり前ですが、範囲が限られているので、知識とか暗記とか苦手でも克服は出来るんですよね。アイデアとかそんなものもあんまり入りません。むしろ、勘が鈍い人が勉強出来るようになる事が多いです。
私は京大なので東大ではないですが、三浪とかはしばしば聞きましたし、社会人になってから再入学とかもたまに聞きました。オススメする訳ではないですが、不可能という事を考える能力のない人は侮れないものです。
ただ、だからと言って職安より就職率いいかというと別なんですけどね・・・・・・

「大学で勉強したい」「このセンセイの下で教わりたい」という人は、聴講生・研究生という制度があります。センセイの当てはいりますしタダではないですけど、学籍が取得出来ます。(大学の設備および生協が使える・学割が使える)
高学歴ワープアぐらいしか使わない制度ですが、知っておくといいかも知れません。