この参院選は、論点が雲散霧消するなあ・・・・・・

まあ大体そうなるとは思っていたんだけど。



原発推進原発漸減/反原発、という視点は、既にそれぞれでリスキー・シフトしてしまい、間の人は別の論点で議論する形になっていっている。


ちなみに、奇形児というのを元々ある程度知っている人は、そこそこ生まれる事は知っているはず。
実際に出産にまで至るのが稀、というのはあるんだけど、そのせいでシャム双生児はその出産「率」を適当に変えられることがある。



原発放射能・電力会社・原子力村、それぞれの構造が複雑が故に、それぞれの人の向き合う姿勢が、
考えている人ほどややこしい形になる。
明確な主張、が力を持つのも分かる。
が。


新しい情報が入ってくる上で、「全く意見が変わらない風に振る舞う」人、「変わる」人、それぞれいるのだけど、
「組織を擬人化して論じる人は、あまりこの手の話題で、『議論』は出来ない人」という事は認識しておこう。
まあ、政治は、もう、「議論が出来ない人が多数決で押し通す」というものになってしまってはいるのだけど。

社会に、「悪の組織」とかいないし、そんなものなくても悪が発生する。
そういう事を認知出来ていない人が、政治を語るのはお笑い種だと思うんだけど。



今回の参院選の争点は?というと、以下のもの「以外」になる。

  • 原発
  • 東日本復興
  • 経済

多くの人が勘違いしていると思うのだけど、これらは、「最早沢山の人が意見を変えない」ものだ。
そして、多くの人が「政治的主張に惹かれて投票するのではなく、『自分の環境をよりよく変えてくれる人』に投票する」。
それが、「多数決な所を強調してくる選挙」だ。


ちなみに、共産党が伸びてくる、といわれるのだけど、
共産党は、政治の中では当選してようがほぼ死票になるので注意。委員会とかでは仕事出来るんだけど、結局の所「多数決」になると途端に駄目なんだよな。第三極には「絶対にならない」。まあ党是のせいなんだけど。