昔から、悪事千里を走ると言いまして。

「厳しすぎる社会」は「だれも責任をとらない社会」 - やしお」を見て。

こういう厳しすぎる社会と、だれも責任をとらない社会というのは表裏一体じゃないかと思ってる。

1アウト人生終了システムだと、ほんとはアウトの事でも「いやいやアウトじゃないし」と隠蔽したり、「みんなでやりました」とうやむやにしたり、(あいつ人生終わっちゃうのかわいそう)と仲間でかばったりして、誰も責任をとらなくなる。

一方で誰も責任をとらないと、ひとたびコトが露見して誰かが責任を取らざるを得なくなったときに、そいつに何もかもの責任を負わせることになる。実際、世間様の空気圧に対する責任を、世間様にとってもらうのは無理だしね。

こうして「厳しすぎる社会」と「だれも責任をとらない社会」がお互いを支えあってく。

そんな社会で実現される責任は、本来個人が負うべき責任の範囲に対して過剰に小さいか、過剰に大きいかの両極端に振れてしまい、適切な責任のとり方が難しくなる。なにもなかったことにするか、全部そいつのせいにするか、どっちかしかない。

「厳しすぎる社会」は「だれも責任をとらない社会」 - やしお

不正アクセス禁止法、で捕まった人が、某大学で鯖管理してましたーとか聞くと、
別にそんなに厳しい世の中でもなく。
「発見」がしやすくなっただけで、別に周りの反応はそんなに変わってないと思いますよ。
ちなみにその人はバレて契約延長されなかったですけど。

転職組は退職理由を前職の会社に確認されるというところがあるのは昔からで、そこがいい加減な会社か気にする会社かという事があるだけ。
出入り禁止を食らってる会社ってのも結構あって、普通にその原因作った人は首になってたりするし。同業他社への転職でなければ、中途もクソもない、十把一絡げの人材として社会に放出される、というのも見かけております。
外資系は、さっさと放出するので、価値としてそこまで損なわれてないうちに転職ってのもあるんですけど、基本、セクハラな人とかは噂回るんで人生簡単に詰んでたりしますよ。

病院事務の例では、特定の人が茶髪で態度悪かったからという事で会社単位で契約切れたりしてますし、
職能で評価されるようなポジションにほとんどの人はいないってことはもう少し認識されてしかるべきとは思いますよ。