単位変換。

cgs単位系からMKS単位系、そしてSI単位系という流れの中で勉強した人間として一言。

父親:「ウーン、ないな。君よりはるかに長く生きてるけど、小学校の教科書以外で見たことないわ」

デシリットル問題 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

意外と、米屋とかの枡で使われます。
あと、水溶液濃度は、しばしばmg/dLで記述されます。
学校で、1Lビーカーなんか見かけたことはまあないと思うのですが、要は、だいたいこの辺りの入れ物使うので、という事が多いです。
飲料水の成分表示も、100mL辺りが多いですが、まあそういう場合には本当は1dLの内容として考えているという事です。掛け算しやすいし。

濃度はしばしば、[対象物質の質量≒重量]/[溶けている液の量]で計算するのですが、それぞれの単位に近いもの選択していると、有効桁数とか変に数字で表現せずに済むという事もあります。

ご家庭にある計量カップ、あれだと大抵1カップ=200mLです。
まあそんな辺りの単位は非常に便利なんですよね。使われてないのは教育も結局の所MKS単位系に変換されてったからでしょうね。しかし、JISがSI単位系になったのは実は1991年からで、結構単位の変換はゆっくりしてく感じです。

余談ですが、昔に、ASCII文字のみで単位を表すやり方みたいなのをISOかで見た気がするのですけど、最近そんな但し書き見ませんねえ。