あまりちゃんと話されていないように思うので、メモとして。
保育園のキャパオーバーが偏る。
国の仕組みが、いわゆる巨大保育園を許さず、保育士の人数当たりの割当を決めてる。
その、いわゆる新興住宅地や団地では、その保育士が暮らせない水準であるという事が1つのジレンマになる。キミらが帰ってからようやく帰れるという職場、交通の便は都心向けにしかない、これわりとツラい。
この辺りの差を吸収する制度にはなっていない為、どう足掻いてもキャパを超える地域、逆に超えなくスカスカで廃業せざるを得ない地域が出て来る。
親が早期復帰を余儀なくされる状況。
貯蓄が無い、出費が嵩む、遅れるほど復職困難になる。その辺り。
保育園の次には幼稚園、小学校、中学校、高校。義務教育が無償化されても、現在の教育では家計の負担は大きい上に、扶養手当等の養ってる事による手当は出ない。
かつてはその分給料増えたんだが、それがだいぶない故に、意外と重い。
故に、コストがかかっても働くという選択を取らざるを得ない。手が掛からないようになれば、そのまま働けるから・・・・・・とは言うんだけどな。
あまりに、会社におんぶに抱っこだった社会保障を、国や個人に戻すのが、未だに終わってないんだよ。
これは失われた20年のツケ。会社はあまりにも容赦なく将来に渡る金を削ったんだよ。手取りは一見変わらないがというようなやり口だよ。
それはバブル崩壊を乗り越えるとかでやったイカサマで、そのツケは末代まで祟るだろう。車買えない買わない、故に郊外の価値も下がる、なんでかって、そりゃ、労働者に金払われなかったら無理だろうよ。輸出して金稼ぐとか、こんだけの経済規模になったら知れてるよね。
ホントもう多分無理。色んなものが死ぬような劇薬が投与されるしかない。老人から毟ってもたかが知れている上にサイクルにならない。システムとして破綻してる。
どうすんだろうねえ。