イギリスのEU離脱が、まるでフランス革命のような扱いだなあと。

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いやね、別にEU離脱フランス革命と同じような意義だとは言わないんですが。
周りの国々の偉いさんの反応がまさにそれだなあと。


エスタブリッシュメント層と庶民の争いという場合には、まさにそんな感じではなかろうかと思うわけです。
大変個人的な話になりますが、エスタブリッシュメント層こそ、仕事を求めて彷徨って頂きたいとは思います。
移動の自由って言うのが建前ですが、みんなそんなに仕事の為に移民したかったんでしたっけ?
なんで国と国の間の豊かさの調整が出来ないののツケを、人々に押し付けてんの?
まあそう思うんですよね。


このEU離脱で、裏で算盤弾いている人がまたいるんだろうなあと思ってしまいますが。
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それはそれとして、EUがかなり機能不全に陥っているのは事実で。
というかですね、EUみたいな所が政治的主体に躍り出る事態こそが本来あんまり望ましい政治的状況ではないんですが。


それにしても。
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この形では、やはり強い結びつきを強要する形のEUこそが無理筋だったのではと個人的には思います・・・・・・俯瞰視点ではね。


そして、頓死するイタリア。
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EUに縋る必要があるスペイン。
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国内の独立運動も、実はEU残留には繋がらないのだけど何故か運動になるという。
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ただちょっとアイルランドだけは独立というよりは併合なんですがこれまたちょっとあんまり激しくなられるとイヤなんですが・・・・・・
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EU離脱EU残留、それ以前に欧州各地で抱えている独立問題に飛び火しているような状況です。
EUの政策は、各地の独立派に、各国への恭順を強いてきたという事もある訳なので。
スペインは、バスク地方のこともあるんですが、カタルーニャという最大の「独立志望」もあるんで(現実に動き始めてもいる)。
離脱の裏には、経済的事情も含め色々「欧州統合」というお題目に押し込められてた思いもあるんですよ。
EU諸国に汚職がない、という訳ではないです。むしろありありですが、そういう事が起こるのには根本的な対処はなく、縁故・土地での格差ってのを固定化維持してきたという事はあるんですよね。