電子レンジで乾いた可燃物入れると結構燃えますよ。

blog.jnito.com


インターネットは、人を釣らないものは結構真面目な情報が多くて、便利だとは思いますが、「インターネットで公開されている実験、特に動画は、基本的には"危なさが売り"になってる」ので、そういうのは注意した方がいいと思います。
どうせならNHKのやつでも見てくれるといいのにね。
www.nhk.or.jp
安全性にはすごく配慮しているのですが、こう、ナカナカ真似出来ないのもあるので興味引いてくれにくいのもありますしね。


ここから本題というか。元エントリには関係ないんですが。
「電子レンジは結構発火します」


ブコメではせんべいの話を書きましたが、まあ、湿気ったせんべいを電子レンジで乾くかなとやってみたら、真ん中の方が炭化しました。
よく考えると、まあそうだよなという話ですが。


ブコメで、「炭素が通電して」という人がいましたが。
おおよその所そうではなく。
マイクロ波で変に加熱されやすいんですよ。

電子レンジ加熱による食品成分の温度上昇
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej1987/41/6/41_6_535/_pdf


ちなみに、銀杏紙袋に入れて電子レンジでチンするやり方も、あれ数十秒でやるからいいんですが長めにやると結構紙袋燃えます。

matome.naver.jp



こちらからは余談となりますが。
実験には危険がつきもので、まあ単純にこういう実験は高エネルギーで燃えますし爆発します。注意しても起こります。
中学生高校生くらいでもかなり先生レベルで「やっちゃう」事多いです。水素の発生と燃焼の実験で、フラスコに入れて燃焼させたバカとかですね。試験管とかじゃないと、だいたいは水素発生が多すぎて点火して爆発します。


インターネットにはバカな実験が多いような気はしますが、結構危ない実験は沢山あります。まあ、小学生くらいでは中和実験ぐらいなのでそこまで危なくはないですが。ただ、小学生の実験でも、保護メガネとかはあった方がいいと思いますけどね。100均ので十分なんで。


電子レンジは、燃えても煤けるくらいなので、わりといい道具ではあります。扉が結構防護になってんですよね。どうせなら安い電子レンジでしてほしいものですがね。一万円くらいで買えますし。
ちなみに、電子レンジの出力は、家庭用だとだいたい500Wか600Wが基準です。調整が付く場合には1000Wとかついたりしますが。
見たところ多分500Wが最大のやつです。
多分、全然消えないので、ひたすら加熱してしまったのだろうとは思います。フリクションは60℃で消えますが、要は温度は上がるんですよ。で、温度管理してくれてる訳じゃないので、炎の温度並に上がってしまうという事は有り得ます。


フリクション、実は私一度仕事で使ってましたが、今使ってません。
これ、缶コーヒーで消えるのよ・・・・・・冷やしたら復活するらしいけど、何度か書いては消ししているものだと、残念ながらぐちゃぐちゃになって復活するんで。