日本の商習慣があってないのだが、日本の商習慣も大概クソなのでなあ。

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 製造業A社のシステム部長は悩んでいた。会計や販売管理、生産管理など社内の主要なシステムは全てOracle DBを利用している。しかし開発時期はバラバラで、システム構築を依頼したITベンダーもシステムごとに異なっていた。Oracle DBのライセンスはシステム構築に合わせて、その都度購入している。システムごとに同じOracle DBとはいえ、バージョンは異なり、システム部門の保守作業も手間になっていた。

どうする?オラクル - 怒りを通り越してあきれるOracleユーザー:ITpro

日々、「バージョンを上げて合わせる」とか「共通基盤の上に乗せてインスタンスの設計の部分等も共通化する」とかやってないツケ、でしかない。


でも、

 「Oracle DBを使っているシステムの維持費用を削減したい」。こう考えたシステム部長は、安定稼働していて、今後も大きな業務機能の変更もないと想定できるシステムのデータベースの保守契約を止めようと考えて、該当システムの保守を依頼しているパートナーに相談した。
 ところがパートナーからの返事は、「米Oracleのサポートポリシー上、社内で利用しているすべてのOracle DBの保守契約を止めるか、継続するしかできません」というものだった。Oracle DBを利用しているシステムの中には、今後、大規模な変更の可能性があるシステムもある。全てのOracle DBの保守契約を止めるのは難しかった。

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真面目に回答してくれてるだけマシだと思うが、そもそもでいうと、「問題が起こるかもしれないから保守契約する」「問題が起こらなさそうなら保守契約しない」というのは、「いい加減にしろ」としか思わない。
例えば、Oracleを10個のシステムで使っており、1個のシステムだけで保守契約を結べるとすると、他のシステムのトラブルもその保守契約にブチ込んでくる気だろうがそれはさせん、という話でそうなっている。まあ、実際そういう事やった企業があるから契約がそうなっていくんだが。
某どこぞの公共系のシステムで似たような話にぶち当たった事があるが、「ウチの公共機関で、公共機関連合の中でオープンに利用出来るシステム」とかで、外部公開用のライセンスを締結していないのに利用させてたのあったな。そりゃ売れなくなるわなソフト。


そりゃクラウド利用も進まないし、DevOpsも進まないわ。
「塩漬けにしておきたいシステムをクラウドにあげようとする」という話で誰が幸せになるか。OSSのDB使っても幸せにはならんよ。Oracleと同程度の保守作業を発注されてしかもOracleSQLOSSSQLに変換するだけのお仕事とかになる。
まあ、日本企業の場合には、「費用対効果」の「効果」がもう企業に見込めないから、コストカットの話ばっかりになるんだけどさ、アメリカの企業の場合ならその部門別会社にして売るよそうなったら。


いやホント、ソフト買い付けで終わってる会社なんか、もうその業務辞めたらいいのに。なんで自分らの業務なのに、自分達で構成考えられないんだよ。会話しにいっても不毛な会話しか出来ないのがあってな。役員もだがそこのプロジェクトリーダーがシステムがどうなってるか分からねえ説明出来ねえ調査してくれととか言われてもなあ。