なお、北朝鮮拉致問題については、当時は、高速艇の話などで報道されていたが、一体どれくらい人が誘拐されたかは不明。行方不明の類はホント実態がわかりにくく、行方不明として届けられた内の9割は見つかるしあまりの数に紛れている。当時はまだ冷戦期だったし、社会も高度成長期のあたり、暴走族なんかの問題もあって、わりと混沌とはしている。家出して上京して〜みたいな話がまだあった頃だからなあ。
政府公認では二十数名、大体オーダーとしてはあってるんじゃないかと思う。流石に数百人規模は、要らないんじゃないかとも。北朝鮮から戻って来た人の話でも、一定監視もされてたので、そこまでのコミュニティ築ける規模ではなかろうと。
北朝鮮への拉致というのは、実のところ目的があんまりハッキリしていない。同時に、北朝鮮からの工作船、侵入が確認されていた時期でもある。
スリーパー・セルという言い方はあんまり聞き覚えないが、スリーパー・エージェントであれば、現地に潜入し地元の人にまぎれて情報収集を行うような人間というのでは、実際にあったし多分今でもあると思うが、実際そこで土着してしまうとむしろ洗脳ですら時間で解けるものであるし、何よりも裏切られる可能性が上がるので今はあんまりかなとも思う。それよか弱みや金で、機密情報の近くにいる人間を協力者にする方が遥かに楽だ。
タイトルのネタは、当時CIAが世界中にテロのネタをバラ撒いていたという所から。
実際に、アメリカはしばしばそういう工作を行って来た。グラディオ作戦はネタではない。
あと、無差別テロとかが大変アメリカンよね(偏見)。