COCOAをもう止めてもいいとは思うが。。。。。。

www.itmedia.co.jp


正直なところ、後退のネジが壊れているだけな印象ではある。

後退のネジがない。

つまるところ、「現実社会での実効性の有無を確認して、続行・廃止の判断をするようなターンが一切設定されていない」という事になる。
ワクチンであれば治験がある。アプリに関しても効果測定という意識を持っていればそういう指標を検討し計測する事が可能であったかと思うが、システムオーナーである国家がそういう意識をちゃんと持ててないと、不毛であろうが続く・微妙に改善する事で保守させられているシステム開発会社に多少の金を流すという話が発生する。
この「微妙な開発」を否定する気はさらさらないが、本来であれば実機のテスト環境をもう少し改善するとかCI/CDに向けての表側では見えないシステム開発サイクルの改善とかに回るほどの金はおそらく流れない、システムの完成というところでも駄サイクルが発生させられるだけである。


このアプリの開発状況がちゃんとアナウンスされないのは不信感ある。
現状、接触確認APIv2.0に追従する為にCOCOA2が開発されているのだが、そういう状況がそもそも共有されていない。GitHub見てても分からん上に、あれ、プロダクトマネージメントちゃんとあるのか謎。
なんというか、「リリースまでこぎつけるぜ」という観点だけしかなく、立ち上げ時の博打的発想のまま開発されている気がしてならん。達成すべき水準とかがあまり意識されていない感じがする。

そもそもの仕様が、ぶっ壊れている気もする。

陽性感染者が、回復した場合のルートが設計されていない気がする。

信用回復の手もほぼ打たれておらず、不具合の原因分析から対応が行われていない感じが。

調査結果は公表されているが、対応実施についてが報告がない。体制は整ったのかどうなのか。

現状の仕様が分からない。

うん。
らしい資料はある。

https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/techteam_20200526_01.pdf
2020年5月26日版な。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000691700.pdf
2020年12月16日版な。

接触確認アプリ「COCOA」の修正版(「1.2.1」)の配布を開始しました|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000705649.pdf
2020年12月15日で出した修正版の案内な。

14日間から2日間に変更されたというアナウンスなんだが、これ、アナウンスにしか情報がない。後はすべて14日間となっている。現状はどうなのかわからないが、とてもインパクトのある変更なのに、なぜか厚生労働省の様々な資料で変更に言及されているところがホント一箇所しかない。
ニュースでも出てない。ググっても言及している人が一人しかいない。
news.yahoo.co.jp



ヤバいなあ。