色々と誤解の多い「土葬」について

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土葬は戦前まで行われてきた葬儀で、戦争の時に無理やり土葬にしたりしてたイメージから、高火力でコークスとかで焼き上げる火葬場が広まったからの火葬ですね。ふつうに燃やす火葬はアホみたいに時間がかかります。
まあ、今の火葬みたいなのは、近代以降でないと成立しないというのは、分かって貰えるかと思います。食肉は、血抜きするから焼けるんで。


東日本大震災でも、火葬場の能力が追い付かないという事で、集団土葬が行われました。
意外と大変だったりもするんですよね火葬。


不衛生的だという意味合いで言われがちですが、正直土葬のやり方によるものであり、一部地域では土葬残ってますし、多分これからも残り続けていくと思います。無茶苦茶やれば不衛生ではあるでしょうが、基本的に墓って家の近くに置かないものですし、土の中に埋めて虫に食べてもらう菌で分解してもらうというのは、土としても普通です。動物の死骸と同じように。
正直、自治体で火葬場運営しているので、火葬場使ってくれないと経費に困るとかは出てくるとは思います。
日本の場合、宗教観というよりは、「なんか宗教観とゆがめられた何か」をドヤ顔で言う人多い気がします。


葬儀のような風俗の歴史は面白いですよ。喪服が黒になったのも明治以降だったりね。わりと近代に変革したものが多く、「しゅーきょーかんって何?」って思ったりします。


以下は個人的な意見ですが、
そろそろ維持費用もかなりする火葬場もある事ですし、土葬でもいいんじゃねえかなとちょっと思います。いやまあ、埋めるまでの時間がかかるってのは分かるんですがねえ・・・・・・
元々お墓だったところも多いし、なんで「困る事態になるのか」はちょっとよく分かりません。日本人の感覚としてってならどちらかというと民間宗教的な「ケガレ」なんでしょうかね。