キャパがある所とキャパがない所が京都の中でも色々ある。

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IT Mediaだか産経新聞の話で。


あのさー、日本にある観光業者でも大概理解していないんだけど、観光バスが入れる所、タクシーが入れる所、色々あるんだよ。
そのない所に関してちゃんと案内出せてないのが一つの問題であって。

 古都・京都らしい風情の中で桜が楽しめるとして人気のスポット「祇園白川」(京都市東山区)で今春、27年間続けられてきた夜桜観賞の恒例行事「祇園白川さくらライトアップ」が中止になった。背景には、外国人を中心とする観光客の急増に伴う安全面やマナー違反への懸念があるようだ。昨秋には紅葉の名所として知られる東福寺(同区)で同様に、境内の一部を撮影禁止とするなどの対策が講じられた。観光客の増加は京都や関西にとって喜ばしいが、負の側面もある。

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祇園白川は、歩いて100mか200mか、マジで狭い地域がメインで、京都らしいとか言われたらまあそうなんだけど、一見さんお断りな店も近くには沢山あるような所なんだよ。でも近年観光客向けの店を開いていて、マジで人が増えた。逆に言うと、京都らしい風情というのは、そもそも観光客向けであり、昔だと映画の撮影に使われてたり。辰巳神社とか。あと、簡単に言うと、三条駅あたりが再開発された影響でもある。三条駅の南にあるんだけどね。
因みに、27年前とかって言うと、まだあの辺り夜歩くのは危険だという認識だったと思う。暴対法成立がその後。


桜見るのに特にキャパがない所で。
ただ、京都の他のいわゆるな観光地は、もう日本人も昔から多くてヤバイ。産寧坂とか観光客向けの店が多すぎてもうおかしい。本来街外れ、洛外で、鄙びた山荘という所だったはずなのだけど、それっぽい雰囲気はもうない。まあ、銭必要ですから仕方ないけど。


まあ、でも、「観光客に迷惑する」って、平安時代からある京都ネタなので、わりと流してOKです。