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      ̄(__.ノ  (__.ノ ̄ ̄


やあ /人◕ ‿‿ ◕人\
ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このサイトを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このサイトを立てたんだ。

じゃあ、注文を聞こうか
*1

*1:オリジナルは2ch

大麻に関しての認識が、カタログ見て想像している状態に見える。

anond.hatelabo.jp

ただ世界的に大麻は「麻薬」とは考えられておらずWHOでは麻薬のカテゴリーからも外れました。

これは端的に言って、「説明としては間違い」です。
以下、参考リンク見てほしいですが。
www.dreamnews.jp


WHOが関わっている麻薬単一条約では、大麻はスケジュールIVから外れたのですが、スケジュールIからは外れていません。
ja.wikipedia.org
ちなみに、今、大麻の成分であるCBDは合法という事になってますが、このあたりの変更が影響しております。ちなみに、「WHOってのは、いろんな国が参加し議論するもの」なので、当時スケジュールIVから外す事を日本は反対はしていましたが、条約としては解除されました。


でも、規制物質では相変わらずあります。

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は大麻(薬物)で逮捕・拘留するようなことは過剰な対応であり人権侵害と声明を出しています。


これは、「説明としては誤解を生む表現の仕方」であると思います。
OHCHRは、薬物犯罪全般に関して、「個人」使用や個人用の所持に関しての非犯罪化、治療をという事を言っているのであって、「安全だから大麻を消費して良い」というものではありません。逆です。「止める事が出来るなら止めさせたいし、減らせれば減らしたいが、そうは出来ない場合でも健康を中心に据えて健康を害する事を減らす」というのが目的です。
news.yahoo.co.jp
あとですね、OHCHRはもう少し犯罪が頻発する社会の事を想定して言ってます。

また日本の人達が信じている「大麻の害」についても現在はほとんど支持されていません。
依存性、ゲートウェイ理論、治安の悪化、合法化後の交通事故の増加、健康被害、どれもこれも**科学的に**否定され続けています。

依存性に関しては、2007年Lancetとかでまとめられてましたが、弱いながらも依存性はある、という事になっておりますが。
このあたりは、以下のリンクが参考になるかと思います。
www.pharm.kyoto-u.ac.jp


一つ、時々統計に関しては、疫学的にちゃんとした調査、くらいならばともかく、「合法化後に交通事故が増加する」というような形の立証というのは、おおよそ上手くいかないものだよ(有害性を立証するにも無害性を立証するにも、傍証ぐらいの話)、という事は言っておきます。
難しい統計の理論とかは置いといて、時系列的に前後するデータが並ぶ場合に、大抵は時代による外部要因が入って来たりします。無論、「大麻こそが交通事故の原因である」というような主張にはならないわけで、交通事故を減らす為に「大麻を禁止しよう」とはなりません。


あと、上のリンクのゲートウェイ理論に対する意見にあるように、個別では実証的な論文があるものの、疫学的に行われた調査では認められていないという不思議な状況ではありますが、日本だと立証される可能性は結構あるなと思ってます。つまるところ、バカみたいにゲートが沢山開いてたらそら個別のでは効果は見えないです。

ただひとつ理解してもらいたいのは国連関連機関やWHO含め世界的には「大麻は麻薬ではなく個人使用での逮捕は人権侵害である」という認識が作られているということです。

意見は色々あるかと思いますが、「こういう形にまとめるのは間違っています」。規制薬物であり、個人使用を狩る方向ではありますが、個人ではなく売り手を逮捕するべきという形で動いているという感じです。
この前私人逮捕系YouTuberが覚せい剤取締法の教唆で捕まってましたが、日本ではおとり捜査でもこういう形の逮捕はやりません。芸能人の使用者に関しては目立つので逮捕されますが、基本的に売人狙いであり五年前に制度化された司法取引とかもその辺り狙ってます。



あとですね、

そのうえで、「日本では従来通り大麻は違法」にするか「逮捕拘留はやめて罰金刑にする」などの議論をする必要があります。

こういう時いつもガッカリするのですが、「逮捕」は「日本の警察が持っている権利・行為の一つ」であり、罰金刑でも逮捕はされます。拘留も。
刑罰の軽重で決まるものではありません。



あとまあ、世界でも基本的に「販売は免許制」「所持量の制限」とかになっており、現状のまま合法化されるものではないと思いますし、現状の日本での販売の状況、海外での政策の状況を見るに、解禁だとかって方向にはまず流れないかなと思ってます。日本でやるとしても、タバコのような形になるのではないかとは思います(税金60%くらい)。ちなみに、アメリカでも解禁して大麻関係での逮捕が減っているのではなく増えてたり(所持量規制とかを超えるとかでの逮捕や、無許可販売とか)、いいのか悪いのか別のステージに移ったなという感じです。
大麻合法化して良いこと何かあったかというと大変微妙。


なお、医療大麻については、本当に期待薄だと思って下さい。副作用の緩和には使えるかもですが強くはない、あと難病に効くかも?でやられているのはまあ日本でも謎に期待されがちな何か健康食品の成分と似たような感じです。基本対症療法用のものであり、モルヒネぶち込むよりはそりゃ健康被害は少ないだろうと思いますし使われてもと思いますが、モルヒネほどの効果はないし、それこそ健康被害が強くないから効果もない感じですね。


大麻解禁が日本で行われるか、という事を真面目に考えると、あまりにもなんか益がないんですよね。多分そこだと思います問題は。

変なところで燃えてたので少し。

m-dojo.hatenadiary.com



これで、プロレスという言葉が日常に上らなくなるのやだなあという気持ち。

そういやこのタイプのトンデモに、あまり接触しなくなった。

blog.miz-ar.info


以下の理由であまり接触しなくなった。多分世の中にはいるだろうが。

昨今のプログラミング事情で、あまり基礎的な数学に触れる機会がない。

昨今流行りの機械学習にしろAIにしろ、また業務で触れるプログラム言語、面白そうなプログラミング言語とかでも、かなり実用面、「いわゆる応用数学」までは数学に触れるが基礎数学が問われるという事はない。
関数型にしろ「どう思考すべきか」という話はあんまり出ない。

糞みたいな技術書が出てくる事が少なくなった。

もはや技術書だよりとならなくなった、初心者向け書籍はありはするが、書籍としてあるのも多いし、また技術書の類、海外翻訳とかに押されて需要が減ってきているのではないかとも思う。
Qiitaのような「試してみました」技術サイトとかの隆盛もある。

関数型プログラミングの使い方がこなれてきた。

フレームワークとかで使い方なんかも含めて「どう使えばいいか」が知識ではなくやり方論に吸収されてきた。

追記:トンデモにならない為のある意味対策としては。

  • 世の中そんなに画期的な方法はない
  • 世の中同じような試みは大体先行者がいる
  • 事実と知識は違う。知識の体系というのは思想が入るが、一般的なものを採用するのが一番妥当
  • 期待された新技術は、吹かされたほどには体感的な効果が得られない。


「自分が」の場合には、比較的簡単である。
科学ニュースみたいなのには全部疑問符つけてけばいい。多くの科学ニュースは一年後に耐えてるか確認すればいいし、一年後にキャッチアップしても全然問題はない。仕事に近いところであれば、嗅覚が働くはずだ。判断する前に、周辺知識をついでに取り入れる方がいい。

やっぱ周りで止めている人はいるけど、ちょっとズレてるんだよなあ・・・・・・


裏社会ジャーニーのPとかもやってる方なのですが、そこではなしに、「そもそもおとり捜査という型式がかなり厳しい・違法性がある」という事が正面の理由だとすると、もうひとつは「実際の警察活動の邪魔になっている」「世間が意見している」というところであると思います。
警察のメンツって言っても、これで潰されているのは大したものではないです。


www.youtube.com
元ヤクザの人の解説なんですが、メチャクチャ正しい警察の動きの説明してます。


一部違いますが、麻取だけではなく警察も、薬物のおとり捜査はOKです。ただ、麻取のそれとは違い、麻薬の受け取りはダメです。
日本のおとり捜査は、「売買を持ちかける」のは認められてません。「売ってるぜ」という人にアクセスして約束するのはOKです。そしてそれはきっちり記録残してやるものです。なので、警察はほぼやりません。
あと、個人に対しての撮影はまあ合ってて、これは条例の類で規制されていて、「公共の場で個人に向けて無許可で撮影」はかなり厳しいです。ただ、防犯カメラや車載カメラについては「個人を取る事が目的ではない」ので認められています。


覚せい剤取締法での教唆の疑いというので捕まえられてますが、教唆は微妙だよなあというところはあります。
理由は違いますが。教唆は通常の場合だと、犯罪が成立していない場合には難しいからです。→モノが持ってこられたようで、うんまあモノが持って来られたら、犯罪成立しますね。
逮捕容疑まではこれ、書類送検時には違う形になるかもですね。


私は父親が元警察官側なので言いますが、「警察官既に制服着ての通勤やってます」。
人数に関しては「治安が悪くなっているわけではない」のでどうかなーという気がしますが。ただ、書類仕事とかが膨大に増えているという話もありますので、マンパワー追いついてないとかはあるかもです。
あと、警察官の犯罪について、軽微でも戒告→依願退職ルートというのがあり、逆に厳しいが故に身近な場合だと隠蔽してしまうという事例もあるような気がします。が、まあ、自分の所轄で逮捕されたら別の所轄の警察官に取り調べられるとか、県警単位だと結構噂出回るので無理っすよね。


近年怖いのが、
「いや、これ、基本的な知識じゃん」と思う事が、その私人逮捕とか犯罪とかの周りで喋る人たちの中で、「知らない」が多い事ですね。
あのさあ、女と会いますって時にパケ持ち歩かないよ正気なら。どう逮捕されるのか、というところを認識してもらわないと、自分たちが法律と勘違いしてしまいかねないなあと思います。


youtu.be
youtu.be

迷惑系YouTuberでいいと思うけど。

【独自】「所持品検査お願いします」私人逮捕系YouTuber新たな逮捕者“ガッツch”今野蓮容疑者 覚醒剤所持を教唆疑い 警視庁 | TBS NEWS DIG (1ページ)

マジな話、警察からすると捜査妨害です。


いつか起こるだろうなとは思ってましたが、正面からやっちゃダメな事やって、自分が捕まるとは。


おとり捜査は要件が厳しいのですが、ある意味「犯罪を起こさせる」行為なんで、他の人に迷惑がかからないものしかダメ、かつ、自分から誘ってはダメです。
ちなみに警官は麻薬を受け取るのもダメ(証拠品として押収はいいけど)とかあります。
当たり前ですが、私人には捜査権ないです。


適切でない捜査で行われた場合、警察は釈放せざるを得ません。


そもそもの目的として、使用目的ではない、Youtubeでバズりたかったとかだとは思うんですが、それ覚せい剤買おうとした正当な理由には絶対にならないです。


あと、覚せい剤を売る人は、直接持ってなくてコインロッカーの鍵とかであり、コインロッカーの鍵持ってたとしてもコインロッカーの中まではこういうのでは調べようがないです。
確かにあるという状況がないと捜査令状取れないし。黙秘されたら終わりです。


いやしかし、周りも止めたろうに、歯止め効かないとやっぱりこうなるんだなあ。

理系も案外そうだったのよー

anond.hatelabo.jp


ja.wikipedia.org
ja.wikipedia.org



前者は両方あったが、後者は基本的に多い理系中心で進められた結果、90年代に大学院進学の意味合いが変わったんだよ。
バイオ系の大学院創立とかはその後だし、奈良先端とかも後だしね。SFC出来たのもその流れではあるんだが。


博士が100人いる村、の時代で既に「理系の博士の価値と文系の博士の価値が違う」とは言われていました。とは言え、「任期のない助手というポジション」があり、助手のポジションの時に博士論文作って博士号取るとかがあったんですよね。
論文博士の制度を無くすように、確か2000年代あたりに削られていくんですが、博士課程の卒業後に論文出して博士取る、というのは結構その当時もありました。「決められた年数で講義を受けるが、論文に関してはその間に出来ない」場合に、学校としては学費払わない(在籍用の金は払う)がその間に論文とかは指導を受けて作るとか・・・・・・


「大学に出てこなせば博士号が得られる」というものではない、という雰囲気は、多分旧帝大周りではまだまだ残っているとは思います。ただあんまりこれやると「博士号取るやつの研究のサイズダウン」みたいになるわけです。良し悪しなんですよね。研究テーマが一年二年でやりきれるもの、じゃなくてわりと人生使ってやるものじゃないと、大きなテーマは扱えないですし。
このテーマのサイズダウン感は、多分論文の質の問題にもなってくるんですよね。


理系でも、博士号取ってないけどノーベル賞受賞者とかになっている人はいるんですが、年々そういう可能性はなくなっているよなあ・・・・・・

マフィンの食中毒の関連で、報道がやばい。

一番マシなのがスポニチだが。
「ふぐや毒キノコ並の危険度」というのがまず間違っている。
クラス1の実例はいくつか既に報告制度見てれば分かるわけで、頻繁に起こってはいるが、アレルゲン表示であるとかの問題、もしくは健康被害が既に訴えられている場合であって、
クラス1は実際被害があったものはたいてい上がっている。


クラス1以上に危険度が分類されない。


現象を見るに、ほぼ死亡には至らないと思われるし、わざわざ体調の悪い人間に食わせるものでもない。毒素生産しているタイプの食中毒ならもう少し病院搬送とかも聞くと思うが、腹痛程度で済んでいるならその程度の食中毒でしかない。
本来クラス2に分類されるのが妥当と思うのだが、正直騒ぎすぎだ。
回収って言っても、モノを捨ててお金を戻してもらうというだけで十分だし、あまりこのあたりの捌かれ方を知らない人間がカタログとかを見て騒いでいるだけだと思うが、その騒ぎがエグい事になっている。


報道の仕方が頭がおかしい。ネット住民におかしなのが混ざっているのは分かっているのだが、「デスマフィン」とか、死なねえよこんなので。


なんでテレンス・リーみたいなのが増殖するんだマジでよお。

オリジナル同人イベントのデザインフェスタで食中毒関連事象

togetter.com


マフィンが糸引いてたという事で、多分枯草菌関連なのですが、納豆菌も枯草菌の一種です。ロープ現象といい、原因菌をロープ菌と呼んだりします。


原因は多分水分の抜けが悪かったからでしょう。
参考までに。
https://www.asama-chemical.co.jp/PN/P192.PDF


わりと酢酸添加みたいなのは聞きますね。その分風味が犠牲になったりはします。アルコールとかも同じような感じですね。風味に影響を与えにくい防腐剤というのは色々研究されてはいます。
砂糖云々に関しては多分水分関連だと思います。砂糖は結構水分を取る作用があるので水分が減る感じかなと。ただ、効果は微妙です。水気取るだけなんで。
しっとり感の不足を油分で補うとかの工夫もあるかと思います。
「急速に冷ます」とかもありですかね。繁殖しやすい温度な時間帯を出来るだけ時間をかけずに通すのも重要で、その際に気化熱とかも使うとより冷めるかと思います。


見た感じ、湿気が抜ける前にラップしてしまったのが大きな原因のよう。


なお、こういうものの場合、「真空」は現実不可能(潰れます)。ほぼ乾燥させるところだと思います。
この手の菌は本当に強い為、パン職人も納豆食わないそうです。

「汚染水よりタチの悪いなにか」ですよね。

福島第一原発 廃液かかるトラブル“飛散した量 公表の数十倍” | NHK

↓↓速報値を出すなという話を一生懸命してるのわかってます?精査した数値を必ず出せって話は公表が遅れるって話とセットですよ。たぶんまだ「汚染水そのものを浴びた」とか誤解してる人いるでしょ?

2023/10/31 09:34
b.hatena.ne.jp


id:You--me さん、ちょっと落ち着け。
問題は、洗浄用に硝酸流しての時に、その洗浄液込みの廃液を浴びたので、汚染水ではないが、もっとタチの悪い話だ。
以下参考まで。
note.com


一応だが、このエントリ主の考えているよりももっと実は「濃い」。
洗浄廃液という事なので、処理水ではない。炭酸塩として沈下してしまった放射性同位体を相当多く含むだろう(放射性同位体は元々水に難溶なわけで、なので貯めてると下に溜まってくるスラッジが結構問題にもなってくる)。汚染水よりも多めな可能性が高い。
というかまあ、「43億7600Bq/ℓ」は正直、エグいほど放射線濃度として高い。汚染水でも多分そこまでではないと思う。
https://cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/202308_fukushima_emission_final.pdf

数Lと100mLの取り違え、なんかはまあ良いんだが。
シーベルトとしてもβ線だけで6mSv、放射線作業従事者が基本的につけてるだろうガラスバッジの情報はない(どういう事?)



個人的には速報値だろうが出した方がいいが、その情報については「何を元に推定した」とかの情報が必要であろうと思う。
どうにも降り掛かった量はフェルミ推定で出していそう(カッコいい名称であるが、何となくこのくらい濡れたからでやってそうなんだが、しかしそれにしても100mLとか言わなくていいだろうし、濡れた状態を伝えたらいいだろう)。
そもそも、「速報が出せない情報伝達の体制」が問題で、最初の報道も10/26であり当日ではなく翌日の報道になっている。担当相にも当日に伝達されていない。いやまあいるかといわれるといらんとも思うが、IAEAの査察ではその辺りも確認されたと思うんだがそれ大丈夫なのか。


一応状況の推測をすると。


ガラスバッジの情報がない為、シーベルトの総量は不明であり特にα線のが分からないのだが、ここら辺はそのうち出るのか、それとも一日単位で切り替えてるわけじゃないから突発的な事態でのα線推定についてはちょっと使えないのかガラスバッジ。
リングバッジはその通り指先につけるもので、全体の線量推定にはあんまり向いてないとは思うのだが・・・・・・


なお、配管の洗浄作業という事なので、配管の先に硝酸耐性のあるパイプつけて硝酸流してあのポリタンクのおばけみたいなものに貯めるという想定なんだろう。廃液は中和しないといけないしそのまま当然流せない(希硝酸結構酸性が強い)。
配管はポリエチレンという記述を見たので、硝酸で反応する事はないのだが、パイプの中に溜まったカスは炭酸塩なので、硝酸で水に溶かせば当然炭酸が吹き出る。
白い紐程度であるからというのが問題なのではなく、そこから先でちゃんと固定していないからホースが暴れたのだと思う。


ヒヤリハット、よくある事故ではあるのだが、当然ながらこの辺りはメンテナンス作業として定期的にやるものなので、作業手順や作業場所含め想定されているべきものであり、うんいやちょっと待て何故カッパというか防水してないねん硝酸洗浄でおい。
正直、教育が足りてないと思うのだが、教育訓練過程って、IAEA何を見てるのと思うのだが。作業前に準備とかの点検すると思うが、そこでチェックはされてないのかねえ。
いやまあそれでも事故は起こる。起こるのは仕方ないのだが、「どう対応すべきか」(初期対応)はともかくとして、「何を情報として伝えるべきか」「責任者への報連相」がガッタガタに思える。

構造的な問題は、簡単には解消出来ない。

www.nhk.or.jp

どういう事態なのかがあんまり伝わってないのかも。

ジェネリックの当時の最大手「日医工」(利益は低め、というのも売上優先で利益が出にくい薬剤のジェネリックも結構生産していた)、沢井は現在の最大手である。
問題になっている薬はテプレノン、工場は九州工場、安定性モニタリング試験というのは、一部の薬を取っておいて、長期だと12ヶ月とかの時に溶出が大丈夫か試験するものであり、別のカプセルに詰め替えるのは明らかに試験をパスする為の不正である。なお、ここをパスしないと、ロット単位の問題ではなく製品全体の問題となり、自主回収となる。影響は大きい。

ちなみに、おそらく内部告発スッパ抜きの話がちょっと出てたんで隠蔽これ以上不可という事で公表したと思われ、誠実とも思えん。
www.zaiten.co.jp

テプレノンでの不正に関しては、溶出試験をパスするようなカプセルや製剤の研究が必要だが。

申請時にも溶出試験を行っており、この場合三年なのだが、昔は規定が緩かったのだが今は湿度条件も加わっており、現在の製法ではおそらくパス出来ないのだろう。
しかし、溶出試験等の場合に大事になってくるのは、細かい工場での経験則を積み上げるような研究であり、成功して当然失敗すると製品生産出来ないというちょっと後ろ向きな研究になる為、難しい。
例えば、下のような研究を行うのだが、更にこれに加え「長期安定性モニタリング」という観点での研究を加える必要がある。が、簡単な研究ではない(単純に考えて時間がかかる)
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900047197/IY-K-Y-049.pdf


以下PDFが参考になる。
http://inorinohinshitu.sakura.ne.jp/koen/yosyutu.pdf

これ、著作権的に大丈夫なのかなと思ったら、講演した御本人のサイトらしい。
http://inorinohinshitu.sakura.ne.jp/about.html

現状が長期不正の上に成立している為、改善が簡単ではない。

これはジェネリックメーカーの立場や歴史もあるので簡単ではない。


薬の製造工程は、ある意味原始的とも思える、原料買ってきて粉砕して混ぜもの加えて錠剤にして(水を加えたり練ったりして)作成する(無論、何段階か工程は分かれているが)。機械も使うがばらつきは出る事が多い。製品としてのチェックが行われるが、均質性の他、数年後にわかる安定性試験とかがパスできない状況があったりするが、それってすぐになにか別の指標で分かる訳ではない。
研究はあるが、ある種の経験則として、「そこの場所のそこの機械」環境特有の部分がある。帯電の問題だったり湿度だったり温度だったりして、季節でも影響はある。無論、ある程度環境制御もされるが意外とコントロールしにくいものである。
ある程度の環境のばらつきを許容しつつ、原始的な製法で作成した上で品質を一定に保つ、というのは結構怖いと思う。製造時にちゃんと気をつければ品質がクリアされるという訳ではなく、何らかのミス(製品に影響を与えるとは思えないなにかのもの)の影響で品質に問題出る。


そこで、「何がどうなったら、作業を止めたりミスだとして対応しなければならないかの、予想がついてない」状況というのが多分生まれている。


ジェネリックメーカーも、給料が安いと言われているが、工場に働いている人はもっと給料が安かったりする。SOP(手順書)に従い作業する「だけ」と思われているからで、まあ能力は「要らない」と思われがちだし、昨今この付近の層の人のモチベーションは低い。
人間、生涯食うていけて家族養える金出せば、結構みんな真面目に働くと思うがなあ・・・・・・

ジェネリック医薬品のここでいう品質の問題は、「薬効の問題」とは少し違う。

そして、大体似たような値段帯の製品は、似たような問題を抱えてる、先行薬でも。ただ、ジェネリックが出てくるこの辺りのお薬は、新薬メーカーはせっせと売りに出してジェネリックメーカーが買ってるのだ。製造委託とかにもなってる。オーソライズジェネリックも、「先行薬と同じ」と言いがちだが、工場が変わってるとやっぱ違うよなとかにはなりがち。でも新薬メーカーも古い工場まんまジェネリックメーカーに売ってたりするけど。


ただまあ、溶出の不適合、安全性モニタリング試験という事で、健康被害のようなものはおそらくないし、簡単に言うと「成分があんまり溶けない感じ」なので、消費期限を限ればとか本来なら出来たかもだが・・・・・・試験自体を不正されていると、商品が助からんなあ・・・・・・
この場合、飲んでから効く時間がズレる(流石に大腸から出んやろう)タイプだろうとは思うが、有効成分の劣化が原因であれば薬効がない状態なんで、量が必要になってしまう。


困りはするが、致命傷ではおそらくなく、しかし規格外商品なんで処方に出来ない(どんだけ飲めばいいんか分からん)ので、廃棄にはなるんだろうが。


ただ、検査不正というところでは、現場でQAが不正な検査を続けていたという事で重大な問題ではある。つまるところ、国も決めた「薬の品質を守る仕組み」がまるっと機能していないという事であるからだ。

ISO9001と同じく、GMPはいい規格ではあるが、取り組むには相当の労力を普段から必要とする。

多分頑張れとかでは済まないんだよなあ。


問題は、かつての製造プロセスをGMP対応した時に急いで書面だけ対応したものとかで、新規立ち上げでは対応していく例もあるんだが不適合の状態に対応するプロセスというのがかなり未経験でかつ応援のない状況、なんだろう。
いや内部告発者はよく頑張ったよ、先輩からの引き継ぎに対して告発出来てんだもん。目標管理制度とかで、「Issueの発生率を下げる」とかって目標にされがちだしさ。


社内の評価制度から変えていく必要があるが、それが出来るんかなあ・・・・・・

みんな読むの端折るよねえ。

ゲーム大会における任天堂の著作物の利用に関するガイドライン|任天堂

任天堂が個人の開く小規模大会に許諾をイチイチするのではなくガイドラインで認められるものであれば許諾不要としたのは、


正直、そんな大きな影響はないと思います。


そもそも警察も問題としない程度の大会、任天堂の商標は使えないってまあそれは変わらんよねというところですし、
何というか、自警団対策とかも兼ねてるんじゃないですかね。

格闘ゲームではチートツールが致命的過ぎてたまに出て来るが試合にならないんだよなー。


スト6、世界ランク1位キャラがチート疑惑でポイント没収か プロによる検証や対戦も「人間の反応じゃ無理」(1/2 ページ) - ねとらぼ

 

丁度よく、人間に間違えられるCPUの開発はあんまり進んでないなーという印象です。

 

おそらくはチートツールであり、人間はプログラムされた反応を超えられません。ヒット確認が13フレが最速とか言われますが(諸説あります)、モーション見てての察知は厳しくゲージを見てやるとか言われてました。

プログラムの反応であれば幾らかディレイはありそうですが基本的に1フレームのレベルで対応させられはするので。

 

こういう、人間では知覚できないズレを使っての通信のラグを見かけ上減らす技術も使われている訳で、根本的に人間では勝てないです。

 

* AIではなくチートツール臭くはある

条件設定型のチートツール(いわゆるオートガード、ヒット確認ボタンが付いたようなもの)のように思えます。

AIで同等の動きを勝手にする、とかは出来るとは思えますが、もう少しラスボス寄りな動きになるような気がします。

 

機械学習としては高速に学習出来ないとかある訳でして、AIで学習させるとかは出来るとは思いますが、ただまあ、結局超反応やオートガードのような確実に勝るポイントを突いては来ると思います。

 

* 強いプレイヤーの代わりになるか

AIでやったとしてもよほど上手くやらんとまあ人間の代わりにはならないでしょう。

簡単に言えば反応の良さで勝ってしまうので、フィジカルモンスターでしかないからです。手癖を読むとかが要らんのですよね。

 

どう手加減するかの工夫は、お金や時間かけても相当難しいと思います。それこそ一人の強豪プレイヤーが出来上がるくらいの手間暇は最低でもかかります。

そこまでリソース溢れてないですね。

『葬送のフリーレン』見てないけど、ロードス島のエルフは人に交わるのはかなり珍しい部類だったし、あんまり一先祖という感じしない。


『葬送のフリーレン』に困惑? 実は世代間ギャップで伝わらない「エルフ」「ドワーフ」の概念 | マグミクス

多分、ゲームでどれと言いづらい形で色々変わって与えられてるけども。

 

あまりサンデーとかマガジンには実は出て来てないだけで、月マガとかには多分あったし、チャンピオンではスピーシーズドメインとかありましたしね。

 

ただ、日本ではそんなにメジャーでないかもなんですが、D&Dがエグいくらい影響力あり、いわゆるローグライクというジャンルの呼び名の元となったRougeがD&Dベース、Wizardryもありました。

その中で培われてきたものなので、この説明はちょっと違うなと。ファンタジー小説の中ではエルフはあんまりその後長いこと取り扱われないです。海外翻訳物でドラゴンランスとかはありましたが。

多分理由としては、独自性とかロードス島と変わらなさすぎるから、とかで、ゲーム、エロゲーとかで多分ファンタジーの感覚は育っていきます。

 

 

いやまあ、エルフっぽい、のは結構いたんだけどね、守り人みたいな言葉で「あの」エルフとはならんかった。

BASTARDはダークエルフとか出てたけど、そういやこの頃のファンタジーって版権煩かったんだよね。

どうにもキャラクター小説な所が当時のファンタジーでは強くて、エルフというような種族設定が全然活きて来なかったのもあるか。

あと、ロードス島、エルフの描写うっすいです。仕方ねえんだけどそもそも出自を語る物語じゃねえし。ちなみに、指輪物語でもエルフの物語ではほぼないので、敢えて言えばシルマリルの物語なんですが、いやあんまり読まれてないと思うなあ。余談ですが、AmazonPrimeでやってる指輪物語のシリーズは、シルマリルの物語の後、指輪物語の前で、前日譚というよりは指輪物語で言われていた伝承の時代の話です。言うとなんだが、あらすじとオチは決まってるので食指が動かん。

 

あと、「なろうなんかで育ったファンタジー観」ってちゃんと言わないと駄目だと思います。

いやまあ、アルファポリスとかハーメルンとかもだけど、メジャーじゃない作品群でもちゃんとファンダムあったんだよ、それが表に出て来てるのであり、世代間ギャップじゃなくて、サブカルが表に出て来たのであって、というのはちゃんと認識された方がいいです。

セカンドキャリア、セカンドライフ的なのはもうめっちゃ前からネタとしては出ていて、ただメジャーなメディアに出たというだけです。

いい加減古典古典言わずに、昔みたいに駄作も沢山ある中から面白そうなの探す方が前向きでええと思うんですがね。

 

 

 

国からお達し出てるけど、利用者向けじゃないよ。

月島さくら、不足しているので用途以外で処方するなと国からお達しが出ている糖尿病患者用の薬をダイエット目的で使い、宣伝し、それを咎められたら「うるせえ知るかよ!文句は医者に言え!」 - Togetter

あくまでも病院とか薬卸向けの話で。
俺らカルテ見えねえんだから、処方した医師の思惑も分からんのです。
食欲も減らすがアルコール摂取量も減らすようでして。


あと、ダイエットに効果があるかは、FDAはチェックしてません。治療薬としての認可、製品としての基準チェックなので、リスク&ベネフィットの天秤はダイエットになってません。
あんまり勧めないです。ただ、肥満治療薬で今よく使われてるのがわりと使い勝手悪いのでオススメしないです。


あんまりユーザー側を責めるな、とも思います。薬の供給不安の原因は何度か言ってますが品質安全確保の為で、ユーザーの乱用ではなく、また厚生労働省のお達しもユーザー向けではありません。
圧迫すると海外個人輸入とかに移行するだけなのでして野良の薬が出て来ると面倒だしなと。




正直に言いますと、多分自由診療の方がおそらくマトモに値付け仕入れ出来るのでそっち優先になっても無理はないんですよね。
国の施策のせいで。
医療費削減の為に消費量ではなく値段を下げられていて無茶苦茶歪んだ体制です。
以下参考まで
https://gendai.media/articles/-/86114


そもそも供給不安になってるのは既存顧客への売り分取ってるからで、それを誰か別に振り分けるにしてもタダで運べる訳じゃないです。
歪な状況でもそれでも乗り切ったところで、「あ、じゃ大丈夫なんよね」みたいに思われ報われてない業界だなと思います。