新聞を賑わせている"科学風記事"には注意が必要。

いや、まあ、スラドであったりGIGAZINEであったりすると、みんな警戒心があると思うんだけどね。
ナショナルジオグラフィックとかもそーなんですけど。


特に新聞の中で、科学と産業がゴッチャになったような記事に対しては、みんなあんまり警戒心を抱いていないことが多い、と自分は思う。
極めて極めて注意してほしいんだけど、産業としてどーなるかという視点では、研究開発から更に数年を要する。その上、数年で消えているものも多い。


大学に所属している人の研究が悪いわけではない。
いや、まあ、プレスリリースの方法で悪いことは多々あるんだけど。特に、英語の論文誌に何で出さないのかという所を考えると、わりと「どーしよーもない」レベルで成果発表する研究者も多い。それに大しての圧力ってのは、まあ相当なものなのは分かるんだけども、如何せん、質を望めそうにない場合でも、定期的に論文を出さないことには大学での居場所が確保しづらいってのはあるんで。
そもそも、毎年毎年各大学が評価されるような論文出してたら、世界は素晴らしく進歩してる筈なんだよね。案外、そのあたりいい加減なのよね。