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五年くらい昔の論文であるが、仮説立てるにしても、手持ちで出来そうな調査から適当にひねり出しているだけで、「社会を知る」役には立ってなさげ。
社会学の学生論文って、とりあえずそれっぽいテーマを作って遊んでいる事が多いような印象がある。社会って複雑だよね、と言いながら、その複雑さに向き合おうとしてないのを研究と呼ぶのもどうなんだとは思う。
最大の欠点は「比較」をしていないという事である。図書館利用は現代日本では万人が使っている訳ではない。図書館にはバリエーションがあり、地域の公民館に敷設されたようなのから、市の中央に構えた図書館など、色々ある。それに、押し並べてインターネットなどの他のメディアを利用している人は図書館利用率は低いであろうし、調査方法にも研究の土台と呼べないほど問題がある。
金がないのは分かるけど、研究するならもう少し本腰入れてやってほしいよマジで。