いくらなんでも想定甘過ぎ。

レシート買い取りアプリ、開始から1日たたず停止 「予想の750倍の量」 - ITmedia NEWS

いくらなんでも一日300人の捌きなんて見積もりがおかし過ぎる。


コンビニ一店舗に平均した来店者数で800とかなんで、一店舗のトランザクションすらクリア出来てないんだよ。
それから、OCRの精度がどこまでか分からん、アイテムや値段なんかをキチンと把握出来るように組むのはソコソコ大変で。
店ごとにレシートのデータのロジックは異なる。あと、「割引」は別アイテムとして処理されてたり、とにかくロジック作る人がゲロ吐きつつ実装せざるを得ない。


ちゃんとレシートが変換できたとして、データとして見た時に、アイテムの詳細な情報が載ってるわけではないんだよ。
ダイソーとか、JANコードでやってんのかとか、レシートはホント統一性のあるルールないよ。
故に店のリストを大量に作る必要がある。それぞれごとにアルゴリズムを使って、ある程度標準化されたデータを作らなきゃいけない。そうしないと集計のやりようが全くないからね。
家計簿アプリなら、衣料とか食品とかで粗く分けちゃうからいいけど、これは商品の売れ行きなんかを占う為のデータなんだからそんな雑さでは困るわね?
AIだって、アルゴリズム実装の代わりに学習用の教師データ作んなきゃいけない訳で。無いモノは推測しようがない。


正直データ分量甘く見た時点でもうダメだよね。
ベンチャーだからってベンチャーの規模気にしながら客が来る訳じゃない。だからこそ一発当てる可能性があんだけど、死ぬのも一瞬だったね。