要旨
ABSでもブレーキ痕はつく。
但し、案外ブレーキ痕を残すまでみんな踏めない。
内容
- ABSは、ロックを検出してロックを解除するので、ロック状態は一瞬起こる。
- ブレーキ痕は、ロック→ロック解除→ロック→・・・の為、斑につく。
- ロック前の微妙な最大摩擦力を検知して・・・・・・というのは、タイヤの状況とかで変わっちゃったりするのもあるし、そこまで複雑にはしていないと思われ。
- ミリ秒単位で~というのは、電子制御としてはそうかも知らんが、そこまで簡単に滑りが回復する訳でもない。
- 但し、ブレーキ痕は、ロックしたら必ずつくものではない。
- が、まあ、普通の条件で、いい速度出しててのフルブレーキならまずつくと思います。
- 濡れた路面、微妙なスピード、意外と出来ないフルブレーキ。
余談
ブレーキ痕がないから速度超過とか、そういうのはわかりません。ブレーキ痕があると、速度が想定しやすくなるというだけであり、操作ミスなのかどうかという判断にもなりませんし、実はあんまり重要な意味ではないです。上手くベタにロックしない程度に操作出来たとかって言っても、結局ぶつかってりゃ世話ねえですし、そこで「速度違反の点数」みたいな話にもならんですよ実は。
事故を回避しようと頑張ったとかの努力って、あんまり判断材料にならんのです。
細々とした事を考えるのは保険屋さんと弁護士です。案外警察は過失割合とかに介入しないんですよねーと。