能力というよりは、政治の問題がね・・・・・・

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昔、どこかで「内部的に進捗のステートとかセッション的なもの持ってないと、どこで止まったとかトレース出来ないんで後で大変ですよ」と言ったんだけど、結局その辺り真面目に検討される事がなかったなと思い出し。
戻りをちゃんと捕まえない、投げっぱの癖に、どこかでタスクスケジューラーでコントロールしようとしている設計とか見た事あるわ。


コードや設計のレビューでそういう穴を見つけられるという事は一切思った事がない。
バグってるのが気付きにくい設計書やコードというのはそもそも悪いものである、という思想なので。


勝手にリトライの無限ループ編、というのは、無論システム内でやってるなら馬鹿の一言で済むのだけど、システムまたいだ場合に、気の効かせ方が変な方向に向いているとそうなる事もある。「別のシステムに投げて、届きましたよしか戻り値がない」パターンとかだと、印刷を別システムに投げて、その戻りをチェックすると戻って来なかったりするわけで、同じセッションとして管理していると壊れる素である。通常は無限に固まる可能性高いし、適当なタイムアウト設定が噛まされてると、「戻ってこねえとかで取り消し処理した後に、印刷された結果が戻ってくる」とかある。
しかもだなあ、無理矢理つけてたりすると、ファイルを渡すみたいな処理がフォルダ共有とかイカれた設計でごまかそうとしたりするんだよな・・・・・・


あと、製品と製品の食い合わせが悪いというか、サーバ監視サービスとPortがバッティングしたりして、しかもそれを後付でサーバ管理の人がインストールして壊したりするとかもあるんだよな。


結局のところ、結構「サブシステムだけ開発者は理解して作ってよい」という事はまずない。けど、政治かしらん、「とりあえず教えて」とか「資料出して」とかが全然出てこなかったり貰えなかったりするのよね。貰っても読めるかしらんが、ともかく情報なければマズイ所が分からんのだって。