動きをどうするかという話で。

togetter.com

昔から話はあります。
www.nejimakiblog.com


ただ、多分なんですが、映像の一コマ一コマに、ブレなり動きが描かれている方が動いている実感が得やすいのではとも思います。動きの想定というのは結構大きいところで、多分FPSの大きなところは認識出来てません。てかコマの途切れ目を把握する事が映画の24FPSでも不可能で、例えば昔流行ったジャッキー・チェンの映画とかはコマ落としとかやってる訳ですけどもコマが飛んでいると認識している事はないです。


変な話、映画にエフェクトつけるのはよくあるんですが、そもそも映画のそういう動きのところでは、明らかに刀の動き(この場合にはライトセーバーですが)がブレるのが当たり前、なんなら人の動きもブレるのが当たり前なんですが、これが高FPSになるとブレが見えなくなるんですよ。


今年出た格ゲーのStreet Fighter 6は、60FPSながら空気が動くようなエフェクトつけて動きを表現しています。実は吹っ飛びの時でもちゃんとブレてるように見せてたりします。
https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/column/detail/effects002


スポーツとかはやはり60FPSでも動きがハッキリ見にくいとかの部分的な問題は多分あると思いますが(特に後で足元だけをスロー再生した時とか、カメラが動く時とかに)です。
ゲームでも60FPSでやらなければいけないという法律はなく、ただ、感覚的に60FPSというシステムと、その際にCRTモニターではないのでティアリングやスタッタリングが発生する事を考えると倍の120Hzくらいだと問題がないかなというところです。よく「1msでも早く見えた方が」みたいに言われますが、そもそも人間が視覚して手を動かしたりするのにかかる時間が0.2秒(→12フレーム)とか考えると、多分ティアリングやスタッタリングの影響への対処なんだと思われます。変な一コマが見えてしまうという感じですかね。技術的にそのティアリングとかをマイルドにする仕様とかあるんですが、それを利かすと遅延になりますし。
そこら辺の体感という話では、120Hz以上は分からんのではないかなという感じ。
youtu.be
ちなみに、動画内でも言われてますが、YouTubeだと120Hzは出ないです。一般動画サイトだと60Hzで十分です。なお、再生時に24Hz(映画のコマ数)と同じにしても、ゲームはブレを作り出さないのでカクカクしている感じになるかなと思います。