ロリータのある程度のウケについて少し。

ロリータ、男ウケ悪すぎておもろい


1976年生まれのオタの世代としては、ピンクハウスをイメージしやすい。
ぶっちゃけドールの着せ替えみたいなイメージ、子ギャルとかとは別種の生き物という認識。
ウチの嫁は7歳下かつ比較的オタ連中の中でも年上扱いなのだが、その頃には貴腐人が着てるような感覚。あと、若干コスプレ要素入り、イベントだけ着て来るような人が増える。


男性向けの創作物で言えば、古いがローゼンメイデンとか。
系統としてはロリ系統、LO的なのとは違うが、さりとてロリではあるので、声をかける所からまあ普通はない。
現実には「人それぞれ個性だし、好きなものを追いかけていいと思う」みたいなセリフがマンガよろしく言うかな程度。
どう頑張ってものじゃロリとかコスプレの延長認識になる。あるいはひめにぃとか。
VTuberとかだと山黒音玄が浮かんだが、他もかなりありそう。


「いいと思うよ」(後退り)
九分九厘こうだと思うが、主張が全身にみちあふれているという点では、地雷系ファッションより濃ゆいなあとは思われる。
で、大半のオシャレとかは、「ワンポイント」とか言われるようなものであり、全身それはそもそも万人受けはせんものと思ってほしい。
それが「自己主張」の正体である。


私は、大半所詮は既製服、名前付けられるようなものは社会の構成物だとは思うのだが。
いわゆるファッションはある種の記号を帯びている訳で、それが世間一般から外れているのだという意味合いあってのモノなので、世間一般に受け入れられる事を過度に望まれてもなあという気がする。
身も蓋もなく言えば、「色物は色物」。


ゴシックの元々の意味は、ゴート人風、ルネサンス期のイタリア人が、より北のドイツとかでの様式を侮蔑的な意味合いを込めて言った言葉である。この頃は主に建築様式。
で、イギリスのヴィクトリア朝辺りで「ゴシックリバイバル」があり(書籍の受け売りだが)、特にイギリスで廃墟マニアみたいなノリがあったのだ。当時のホラーベースなのをゴシックホラーという。も少し現代では広く解釈されてるが、スチームパンクと馴染みがいいのはそのせいで、ゴスロリもその辺りのファッションイメージを踏まえている。ロリータファッション自体はメルヘン雰囲気を持ってきてたが、ゴシックの過剰な華美さや、夜会のドレスなイメージ持って来てる。
まあ、この頃の時代のフォーマルやカジュアルの感覚が今も続いているとは言えるのだが、ゴスロリはめちゃくちゃ雑に言うと、大人がランドセル背負ってるくらいの違和感はあるもので、ああうんいやまあ好きにしたらとは思うが。


あと、まあ、自己主張の意味合いなら何主張してるのか普通は読み取れんよなというのはさておき、デモ行進中の女性に声かけるの普通はせん。
読み取るのが分かりにくい人は読み取るのが分かりにくい性格してるものだ。つまりは面倒くさい。
一目惚れ待ちなのか知らんが、面倒くさそうな人に関わりにいくのは、マナー講師か女なら何でもいいのかメンヘラ喰いかそんな辺りだと思う。


厳しい言い方になるかもだが、世界でも見知らぬ人に近寄るのはスリか強盗なので、まあ、ちょっと世間が何を考えて人を見るのか考えた方がいいだろう。