生活保護周りの話で。雑感。

会社に勤めていると、給料から税金や年金、保険料も天引なので、普段あまり意識することはないんだろうなあと思うけども。
それなりの規模の会社に勤められる、というのは、その辺り僥倖なんであるよ、と。

確定申告の面倒さは、自営業の人とかは理解していると思うけども、会社人の場合にはせいぜい保険だとか不動産だとかあらかじめその時期にはがきで送ってきてくれるものを貼り付けるぐらいの手間しかかからない。まあ、それが会社という組織の有難さである。
けども、貧困に至る人というのは、そーゆーことが苦手だから貧困だったりする訳なのに、ふつーの会社員より面倒臭い事態になるという、良く分からない大変さがある。

金が無い人に、金だけ渡して終わり、というのは、「子供に小遣いやって目の前から追いやる」程度の話にしか思えない。
節約生活とかって、「賢い主婦」がいてこそ何とか回るのであり、まあ、共働きの人とかが頭が悪いとかは思わないけども、スーパーのタイムセールではない半額シールを求めて戦う狼・・・・・・なんか混じったが、とにかく阿呆では勤まらないお仕事だったりする。
実家にあった食器類でいくつかは近くのEverydaysが潰れる際に不要になった皿だったり、家の近所の粗大ごみに補修すれば使えそうな棚だったり、まあなんかすごい。
昔住んでいた大学寮のファミコン部屋で何でこんな良く分からんゲームが〜というのは、実は、潰れたゲーム屋がゲーム捨ててたりするのを回収したりする。京都の卒業シーズンには、良くエロゲが捨てられている。

でも、そーゆーこと出来るのは、知恵も必要だけど時間も必要なのだったりする。
貧困層にこそ、手続き簡略化とか必要なのだけど、これが役所という公共サービスの場合には、特定の理由なしに手厚いサポートとかしづらいのはあるんだろうけど。
でも、老人に対しては多少は行われてるんだから、やった方が良いとは思う。
もう少し、役所とかには、「公平にする為に不平等かも知れないけどサポートする」機能を持ってほしいと思う今日この頃でした。