常温核融合の再来、といえば再来なのだけど。

いや、これが本当だったら、俺は年来の持論である「反原発脱原発」の主張を転換するよ。それくらいすごい。興奮を抑えられないね。俺は日頃STAP細胞の騒動からかつての「常温核融合」を思い出してたんだけど、これって「常温核融合の再来」そのものじゃん。なんでこんな大ニュースを古舘の報棄ても岸井のNEWS23も無視するんだよ。さすがは売国放送局、売国番組、売国キャスターどもだよな。

STAP細胞よりすごい!? 三菱重工が「世紀の大発見」か(笑) - kojitakenの日記


再来というか、ずっといるはいるんだけどね。

3月下旬、米ボストンのマサチューセッツ工科大学の講義室。世界から集まった100人以上の研究者を前に、三菱重工・先進技術研究センターの岩村康弘インテリジェンスグループ長は「元素変換はマイクロ(100万分の1)グラム単位で確認できた」と報告した。多数の質問を受け、同社の実験を説明する理論の提案も数多く発表されたという。

 三菱重工横浜市の先進技術研究センター。700を超える幅広い製品群を擁する同社の次世代研究を一手に引き受ける秘密基地だ。研究棟の1階の約3分の1を占めるクリーンルームで研究者が白衣に身を包み、約25ミリ四方の薄膜の金属板を装置にセットする。超高温や超高圧をかけることなく、数日で内部で元素が変わり、新たな元素が生まれてくる。

放射性廃棄物の無害化に道? 三菱重、実用研究へ :日本経済新聞

三菱重工岩村康弘は、2001年にパラジウム酸化カルシウムの多層基板上にセシウムをつけて重水素ガスを透過させセシウムからプラセオジムへの核変換が生じたと発表した [16]。

常温核融合 - Wikipedia

10年前から大がかりな研究体制をとれば、現時点で放射性廃棄物処理の具体的な実証実験ができていた可能性がある。しかし、実態は「基礎から実用研究へ移行できそうな段階」にとどまる。

元素変換は重工幹部も時折、「おもしろい研究をしているんだ」と口にする。「あんな研究を続けられるのも重工くらいだよねぇ」という外部の声もある。研究を途切れさせなかったのは三菱重工の懐の深さだが、現状の体制で、10年後に大きな成果が期待できるのか。そろそろ企業として腹をくくる時だ。

放射性廃棄物の無害化に道? 三菱重、実用研究へ :日本経済新聞

まあ、そもそも基礎の部分で躓いているのだけど、
この記事でありがたいのは、
「石出孝」「西村睦」など、どういう形で「常温核融合で研究費使っている人達」が生き残っているかというのがよく分かるのでありがたい。
ハーバード大の某かが輸出元になったように、おそらく日本も中国辺りではこの分野では輸出元になってる。


ちなみに、「例えこの現象が正しかったとしても」、放射性廃棄物処理を工業的に行うには全く足りない。
十年ぐらいで回収出来るような技術じゃない。