本邦における、左派・右派の大衆的な分類。

http://d.hatena.ne.jp/Mukke/20150224/1424774082」を見て。

あ,前は保守派っつってたけど最近保守派の看板は下ろしてます。というのは考えれば考えるほど「これって保守主義じゃなくて民族主義なんじゃ」というのがわかってきた感じなので今後は積極的にナショナリストを名乗っていこうかなと。DG-Lawさんの言うところの保守主義とはどうも相容れん感じがするというか。漸進的改革は手段として有効なら採用するに吝かではないけどそれを思考の中心に据えようとは思わないという点で(急進的改革がしばしば反発を招き結局は悪いほうに頓挫してしまうからまずは漸進的に,というのはもちろんあるんだけど,それは改革のグランドヴィジョンを立てた上での戦術論だよなあという)。

http://d.hatena.ne.jp/Mukke/20150224/1424774082

本邦においては、「単一民族国家幻想」というのが根強くあり、ゆるやかな民族主義が、ある種の国家主義全体主義と一緒くたになりがちなのだけど、id:Mukkeを見ていると、
ナショナリストじゃなくてエスニシスト、という色合いが強い。


ただ、現代では通常はエスニシストは右派に分類されるが、本邦での分類では、国家主義者か全体主義者がぴったりかと思う。
本来は、国家主義全体主義が、右か左かという事を問われるのだけど、左派に影響を受けた右派、というのは正統性を神話で彩る事が多く、「われこそが正当な保守である」としばしば主張する。


民族自決というのは、国際法上有効な概念であり(というか日本国もそれを認める「しかない」状況)、沖縄民族が一民族かということについては、今のところ政治上では成立してないが、成立の余地はある。
どこぞの議員さんが吠えてたけど、アイヌ民族は国内の少数民族としてちゃんと報告されている。
「国家の存続の為、民族を認めない」ような政治的ポジションは、国際的には存在してはいけない物として扱われる。
まあそういう事です。