とりあえず、事実誤認だけツッコんどくか。

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 マズローが活躍した1960年代のアメリカは、現在よりも地域コミュニティが機能していた“古き良きアメリカ”で、そういったコミュニティに属さず“根無し草”的に生きていける人がまだ少なかった時代でした。そのような時代背景があってか、マズローは、所属欲求を承認欲求よりも前段階の欲求として記しています。生まれながらにして誰もがコミュニティに属し、仕事や生活を支え合っていた社会では、たぶんそれが自然なことだったでしょう。日本でも、たとえば団塊世代の多くの人は、まず所属欲求ありきで年を取っていき、個人主義的な考え方とライフスタイルが浸透していくにつれて、承認欲求のウエイトの高いライフスタイルに移行していったように見受けられます。

【たすけて!所属欲求!】1.承認が足りないおじさん・おばさんは所属しろ! - シロクマの屑籠

マズローは親がロシアから移民した貧しいユダヤ人の家庭の出であり、ブルックリンの出身である。
マズローが生まれたのは、1908年であり、第一次世界大戦前となる。故に、親が何故移民して来たのか、という事については、ロシア帝国ポグロムという事になる。


マズローが活躍したとされる1960年のアメリカが、当時「アメリカの安定期」と思われる事は一切ない。
アメリカ合衆国の歴史 (1964-1980) - Wikipedia
むしろ、社会不安が蔓延していた時代であり、経済的には不況であり、その後のジャパンバッシングにつながっていく状況である。


流石に、妄想が過ぎると思うんだがな。