はっきり言えば、岡村隆史は、いい年したおっさんであるが、あまり人として成長できていないというだけである。
人間、どこかしら自分を中心に振る舞うものだが、それがガキのレベルであるという。
矢部の説教を「女性を改良の道具に」という話は、正直、社会的なコミュニケーションのことについては、相手が必要であるし、それを悪いように言うのは違う。そういうまともな人間関係を築けていないのが問題なので、結婚の際に相手・親というような、「単に相手だけではなく周りとの人間関係を調整するような経験」の話である。
社会において、用意されたなにかを使ってやることは多少のショートカットにはなるものの、実際のところ、誰かやなにかに庇護される存在であるところから脱却しないと成長はない。正しいことを考える・思うということから、「こうしたい、こうする方がいいと相手を説得したり、調整したりされたり」ということがコミュニケーションで必要なことなので。
外野が「これが正しいあれが正しい」ということすら、彼が成長できない原因を読み違えている。結婚がいいものか悪いものかなんてのは、経験して考えろよという話。