この裁判は難しい(死刑か無罪(病院隔離))。

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殺人の実行で心神喪失心神耗弱の状態だったかというところなのだけど、一応裁判では完全責任能力を認めた。
この完全責任能力というのは「お前止めようと思ったら止めれたやろ」というような事である。精神疾患精神障害等で手が止まらないとかそういう状況に関しては完全責任能力が認められない訳であるけども。


ここで、弁護側も当然ながら「妄想性障害で、善悪の判断がついてない」という話もあったが、これも無理筋でもないのが難しい。


いずれにしても、この被告に関しては、社会に戻る事はおそらくない。いわゆる精神障害とは言いにくいくらい、パーソナリティに問題を抱えているところがあって、かなり変えづらい性格でもあろうかと思う。


また、気になってはいるが、動機については明らかにされているかはちょっと微妙かなと思っている。パクられたと勘違いする人もまあまあ創作界隈ではいる訳で。闇には闇があるとは思う。しかし、こういう闇って、実際にアイデアを右左に流す編集者がいるからなあ・・・・・・この件は明らかに違うだろうが、ワナビーな仕事には宜しくない力学が働く事はある。


遺族からすると早く終わらせてほしい、確定してほしいという気持ちがあるだろう。


なんともなあ。