自殺の周りの構図。

高校生ではしばしば自殺・殺人などの犯罪行為が、煮詰まった状況で起こる。

進学校、という形で学校を作ると、これぐらいはもう自然発生的に、ストレスを生むのだろうなあと思う。学歴社会が〜というほどには真剣に悩んでいるわけではない。どちらかというと、「親の強固な進路願望」と「子どもの自由意思(ある種の反抗)」がぶつかるという所である。
医学部進学は多いが、やはり親の希望というのもかなり強いらしい。そして、そもそも他の職業自体はイメージが追い付いていない所もある。高校生ぐらいなら、親の仕事以上に他の仕事を知る機会は少ないだろう。もう、なんつーか。「頭が良いのだからそっちを生かせる職業へ」って結構重い。

まあ、しかし、学力がそれなりにあるのならば、医学部を無理やり選ぶか国公立の別の学部にするかなどの選択肢がある。そして入試は内申点もないわけではないが大抵一発である。

体育科の問題はそれであり、体育科が、その活動の中で成績を残さねば推薦入試枠は取れない所、トライアウトはない所なんかが問題にはある。

体育科の生徒さん、このまま部活動が再開されなければ、学業で大学に入るしか大学卒業資格を貰う可能性ない訳だけど。
まあ、それはそれで色々道が閉じる。
大学卒業資格は、結構重い。