いや、青二才の言っていることが嘘だとかそんなことを言っているのではなく。

http://d.hatena.ne.jp/TM2501/20130222/1361544379」にブコメしたらまあそれ以外でもなんかレス返してくる人がいるんで、ここで適当に書いておく。
http://lunaticprophet.org/archives/14155」の件だけども。

ボクは作り手じゃないし、買い手側の人間として言うけども、
「表紙が白い」或いは「背景なしの表紙なんて開く前に多分手に取らない」。
まあ、熱心に通っているわけではないので一般的な同人誌買いの傾向にあっているかどうかは知らないけども、記憶が確かなら「表紙は重要」だったと思う。
そもそも、売れる為の同人誌を作ってる訳じゃない!なら、当然赤も可能性としてかなりある訳で、そういうのも作る際の計画には入ってくるだろう。

という計算が全く立たない人であるのは、重々理解している積りだけど(おそらく周りも含め)、ありむー当人だけがまともに理解していないというのがアレで。
だから、百年経っても、アレが、そこそこに食えるイラストレーターや漫画家にはなれないと思っている。

有村悠さんに足りないのはそういうことなんじゃないかと思う。
今更、30過ぎて「ブラック企業入れ」というほど、僕は残酷でもない。ただ、同人作家なりライターなり、ブロガーなりを死ぬ物狂いで「俺はこれで生活するんじゃー!!」とやっている姿が見えないからクズとかマザコンとかネットで揶揄されちゃって報われないのだろうね。

http://d.hatena.ne.jp/TM2501/20130222/1361544379

どんなに優良な作り手だろうが、資金ショートさせたら終わるしかない。
そこが一番の問題で、資金をショートさせる場合には、絶対にそれで生活は出来ない。

やる気とかそんなの大した問題じゃないよ。
印刷代の募金募った金で金主に金返している、みたいなルーズさが、自営業に不向き。訓練される様子もない。
金主が金を貸さなくなるくらいには、ネットの寄付も繰り返されるとおそらく無くなる"だろう"。
その手の救済は彼は十二分に受けているので、ここで寄付してドヤ顔する気にもなれないしねえ。

つーか、「http://lunaticprophet.org/archives/3651」でやり始めて、募金も十分にスキームには乗っている上での話で、「募金」と「同人誌の売れ行き」が類似の曲線に乗るとは思われるので、本当に何やってんのかね、とは思うけど。
同人誌のお値段ってのは、正直商業ベースで考えたら「?」が付くものも多いんだけど、そこにそれ、「寄付」とか「お布施」の値段が加味されてる訳で、そこを抜いた所で寄付を募るのに慣れると、頒布物が劣化するのは自然にも思う。

同人誌だからこそ撤退ラインが引けないなら、取り敢えず自分の金で出来なくなったら撤退、という風にした方が良いと思うんだけどなあ。

(追記)
思い出したけど、ありむー金が無くなったから夏コミ出ないとかって前にやってたなあ。
何故今回は寄付に頼るかと言ったら、そりゃ寄付に頼る道を覚えたからだよね。