擬似科学の面倒臭さ。

息子、約1年ぶりの高熱【原因は・・・?】 | 河村直子オフィシャルブログ「本当の自分と出逢う旅」Powered by Ameba
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を見て。


いやまあ、重曹でも風邪に効果が全くないわけではないです。
というか、幾つかの風邪のタイプには効果がある「かな」という所です。


医療用医薬品 : 重曹


簡単に言うと、喉とかには効きますが、効くと言ってもヴィクトリア朝時代の医学並の雑さではあるんですが。
炎症を抑えるとかではなく、喉をある意味焼く訳です。
ただ、重曹には、他の作用もあります(というか、近年処方される場合には大抵こちらがわです)。


http://www.glico.co.jp/boshi/futaba/no72/con05_03.htm
風邪の時には、比較的脱水症になりやすく、水分と共にナトリウムを補給する必要があります。子どもは腎臓が不出来なのもあって。


要は、「理屈はあんまり正しくない(風邪だから〜ではない)」が「やってることはそれなりにあっている」と思われる訳です。
多くの擬似医療にはそういう所があったりします。


現代医学では「風邪」は治せないのですが、「風邪に伴う諸症状の緩和」の際に、「解熱」「消炎」以外にも考えるべき所はある、という訳です。
ブログ主も、はてブも、そのまま受け取るのは大変微妙です。