コンビニからのエロ本撤去に関して少し。

事象自体について

歓迎すべき事が起きた訳でも悲嘆すべき事が起きた訳でもあまりない。


コンビニ雑誌のラインナップは、ニーズが良く分からない。
というか、ニーズだとかの埒外にあるのではと思う。コンビニの雑誌需要はおそらくスマホに食われた。
雑誌の需要は、おそらくだが、少数の変な人、わりといるちょっと雑誌漁る人、で成り立ってたかと思う。
実家から会社に通っていた頃、コンビニ売りの四コマ雑誌をあれば買っていたのだけど、いつも買ってた所、一時期二つ分以上雑誌コーナー四コマで埋まってた。多分一人の人が延々買う→扱ってる種類や数が増える→表紙見て読む人が増える、というような流れかと思う。


コンビニは、あまり大きな在庫を持たないが為に、簡単に売り切れるという構造がある。故にものすごく販売予測が重要なのだが、逆にこんなのそんなに売れるかと思うものもあんまり大きくは変えられない特性がある。
てか、結構売り場としては最適化されてはいないんだよな。電池の類がよく分からんし、イヤホン何種類あるんだよとか、ふしぎーなものがあったりなかったりする。普通の定規ねえのにコンパスあるとか、訳が分からない。ノートの種類やたらあったりなかったり。


コンビニで雑誌を眺めてた人なら、「全然需要なさそうな雑誌」「謎のコンビニ書籍」を見た事があると思う。最近個人的に気になったのは、「アドラー心理学」の薄い本。マジで意味分かんないんですが。


昔は、もう少しコンビニ雑誌も幅や厚み(雑誌の種類がね)があったのだが。
女性向けファッション誌はチェックしてないので担保ないが、そもそも買いたいと思う雑誌置かれてないのでは。
そんな感じで、ニーズを失って迷走してるよなーとはコンビニの雑誌を見て思う。一応売れ筋とか考えてはいるのだろうけど、どういう棚作りしたいかが見えんし食指が動かないのよねコンビニ見ても。

コンビニの実際



多分コンビニのエロ本は異様な進化の末に、変な事になっている。
わりと高齢者向けなの見て分かると思うが、一般成人向けでない状況なので正直どう言えばいいのか分からない。昭和から平成、でネタの雰囲気は昭和に逆戻りしているような。
ただ、この雰囲気はエロマンガの方にも影響はあって、実用としてのハードさがとかストーリー捻くれとかあり過ぎる。
なんともなあ。

別に誰も勝ったわけでもなく負けたわけでもないのだが。

対立している人たちが、「相手が負けている」という言い方をしているのが気になる。
「勝った」とは言わないのだよ。あくまでも互いに互いの不幸を喜ぶというような、負の感情対立スパイラルを起こしてる。


正しさ、を基準にしているとろくな事がない。勝ちの開放感や高揚感、達成感を得られないだろうに、何だろうね。