「花粉を水に変えるマスク」の臨床試験の結果は、公表を急ぐ必要はない。


「花粉を水に変えるマスク」の臨床試験の結果は早く公表されるべき - NATROMのブログ

 

承認前の臨床試験結果は不要。

臨床試験は医療機器や医薬品販売に複数回行われる。結果は論文として一つ一つの治験の結果からずーっと繋ぎ合わせて作られるものである。

臨床試験の第二段階第三段階で終わるものも大量にあり、見慣れている人ならまだしもそうでない人は、エビデンスとしてのレベル感を勘違いするだろう。

ハッキリ言っとくけど、一つ一つは大したものではない。ただ、臨床試験の結果で医学専門家から指摘が入り、次の試験でまた確かめるというのが繰り返され、安全性にすきがなく、また、有効性のレベルもおおよそ確かめられた場合に、ようやく発売出来るエビデンスになってくる。

 

 

実際に承認が出るまで、「効果は認められていない」で十分である。査読付き医学論文ですら相当単なる思い込みや勘違い混じったまま当てにならない結論で惑わしてる事が多いのに、そこまで公表される事にいい効果があるとは思えない。

査読なし論文をばら撒くようなものである。

 

 

故に、そんなものを表に出すべきではない。