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という事です。
そもそも接種体制ができていない。
集団接種という方法がとられなくなって実は結構期間も空いていて、おおよそ公民館あるいは小学校の体育館という事になるだろうが、感染防止の為にどれくらいの頻度で医療従事者がマスク交換等行えばよいかは未経験の領域である。極めて看護師の負担も大きい。できれば、人を並べる為の人や事務処理の人は別途置くことが望ましいが、そういう臨時職員を市町村レベルで教育訓練する必要もある。
先行して医療従事者等から行うものだとは思うが、高齢者集団への接種は老人ホームやデイサービス等利用者ばかりでもない為、どこでやるか考える必要がある。巡回ポイントが多いほど、当然ながら医療従事者の負担は増えるが、とは言え足腰弱い老人をそこまで移動させると今度は介護者等での負担が増える為、うまい事計画を考える必要がある。
計画がないのは仕方がないが、早急にたたき台を作って計画するのにメチャクチャいろんな人の意見を取り入れながらブラッシュアップしていった方がいい。
まあしかし、全国民を接種させるような体制は、まず世界各国でも未経験の領域の為、計画やシミュレーションしすぎてしすぎる事はまあない。余った薬液をどう回収出来るのか、毎日その会場に何名ずつ呼ぶのか、当然ながら都合により来れない人数等も出てくる訳だし、ワクチンのあまりはそんなに期間が持たない。理想を言えば予約制であるが、予約すると負荷が大きいため、特措法等で、ワクチン接種の場合に有給等を使えるような取り決めを入れておいてほしかった・・・・・・
なお、予告から接種までの期間をどれくらい確保できそうかとか、バタバタでもいいので作りつつ、従順な医療従事者を使って時間を稼ぎつつ、計画を何度も見直し検討するのが望ましい。
これは、いわゆる専門家はあくまでもボードリーダーくらいで、各地の自治体の現場クラスの人間が出てくる事が望ましい。国家規模ではあるが、各地の自治体が連携しないと全く動かせないものである。
マイナンバーとかは脇においとけ。
定額給付金で大変遅延が発生したのは記憶に新しいが、遅延が発生するとワクチンの消費期限にも引っかかる為、遅延があまり許されないと思ってほしい。物理的なやり取りも必要になる。
とりあえず、マイナンバー簡単読み取り機もないし、マイナンバーを忘れている高齢者もメチャクチャいる事を考えてほしい。普段遣いしている健康保険証が一番そういう目的ではマシである。関係する人たちが把握している可能性が高い。そして、事務処理の中心になる各自治体の作業員が簡単に間違ってないかをチェックできないと通信も混乱して死ぬ。
腹案等
何が大事なのかを考え、何かは犠牲にするくらいはしてほしい。ハッキリ言おう。「各自治体で家に診療チケットを送ったらいい」。住民票番号が一番使い勝手が良い。会場へのアクセス等を記載し、後はWebや日程等を記載して割り付ける。会社の都合等は、一ヶ月あれば大体は調整出来るようにし(またそれを推進するよう特措法でも組み込んでくれ)、午前の部午後の部とかやってくれ。
それで、ワクチンは絶対に廃棄分は出る。それは覚悟しよう。半分くらい廃棄する事になっても仕方がない。
接種したくない人間はチケットを捨てて貰えばいい。接種率はチケット回収率でわかるだろう。無論、都合により行けなかった人の別日への振替とかは受付必要である。
ものすごくモッサリした最適化度合いは低い計画であるが、自由度高い場合には殺到する人数を捌けない等、キャパシティがどうしても小さくなるので、バッチで考慮する必要がある。
田舎の場合、接種用の送迎・巡回バス等も考えて計画されたし。この手の施策は、都会と田舎ではやりやすさやりにくさ等も違ってくる。医者を動かした方が楽な場合も考えてもいいだろう。中央集権的にやるとコストカットとかになる、と思うかもだが、現実問題、国家の官庁は現場の回し方は全然経験がない訳で、下手に中央でシステムを考えても、実際にシステム動かす人間は現場な訳で、雑なシステムは企画するだけ時間の無駄である。
製薬企業や卸、医師、医療システムやってるところと連携してやれ。マジで。
結構関係者各位がマジでちゃんと繋がるように検討しないと、それがロスになる。なんつーかなー。