がんとは何か、という事があまり理解されてないのか。

滅茶苦茶雑に言うと、良性含めておできのような、細胞が異常に増えてるものです。普通はおできのように瘤になります。
普通は細胞分裂は色々コントロールされてるんですが、そのコントロールが壊れてます。アポトーシスが抑制されます。
で、出来やすいのは元々細胞分裂するところ、表皮が多く、それらは漢字の癌を使う事が多いです。表皮と言っても体の表面ではなく、中で何か分泌するところの表面とか、どこの外とも繋がってないところにも穴はあり表面ありますので。


がんではあるが癌ではないのといえば、筋腫とか白血病とか骨髄腫とか。
瘤にならないものとしては、スキルスがんとかです。正常な表面に混ざりこむように増えてるやつです。


がんが何故人を死に至らしめるかというと、がん化した部分の機能低下です。なので初期はそこまで怖くないのですが、進行するにつれてがん細胞が転移するというのが起こります。血液やリンパ液にのって別のところの組織まで届いてしまう。無論そこも栄養含んだ体液届く訳でそこでも育ちます。
正常な細胞が圧迫されたり、栄養奪われたりしてやられると。


なのでがんは死ぬ病ですが、結構死ぬまで時間がかかる病でもあります。あと、余命は日めくりカレンダーのように予測されるのではなく、かなり雑に集計された結果です。