うーん、まあ、被害者たちの思惑、が第一優先ではあります。
被害者の会も一部の人の意見の代表であり、簡単にその思いだけで回すのも良くないです。
あと、前提として、私はジャニーズ事務所の存続を前提にしていません。被害者救済団体としての事務所は必要になるかと思いますが。
事務所が不祥事で潰れるという時に、「タレント無罪」は良いものの、じゃあそのタレントを完全に引き受けるハコを別資本が準備せよというのも変な話、本来は様々な事務所にタレントが吸収されていくべきところです。その際に、事務所の問題でタレントとの契約を切るのだから、その分の損害賠償金も事務所が出すべきでしょう。
デビューしているなら、レコード会社が移籍先を探したりとかすればいいんじゃないですか?
ってのが通常だと思うのですが、どうにも「ジャニーズ事務所、存在が大きすぎて潰せない」みたいになって、それ前提での記者会見やメディアの取り扱いになっているのが、問題です。
その上で、なのですが、
発表聞いてそれでいいってメディアはさっさと帰って、無限質問編やった方が良いんじゃないですかね?
時間意味あります?
もっとゴリゴリ詰めていいと思うのですよ。
「何で、コロコロ方針が変わるのか、ちゃんと社内で話し合ってないのか」
「社内での会議の議事録公開しろ」
「タレントを前面にしようとしているが、そもそも今回の問題で動く人、動く能力のある人をトップに据えるべきではないのか、人事どうなってるのか」
細かく言えば「合宿所の制度を廃止、あるいは性被害が怒らないような仕組みにする事は考えているのか」「被害者への聞き取り調査は、どこの会社に依頼して、何年かけてやるつもりか」「どこまで段取りを勧めているのか」「契約にセクハラ条項盛り込めよ」、全然計画とか見せてもらえてないのに、質問をアッサリ切り上げるのはないよねと思います。
メディアごと、一ヶ月間くらいは缶詰して、改革案出せよ。おかしいだろ。
そんな中で、一新聞記者が話がなげえとかちげえ話してるとか、わりとどうでもいい事じゃないかと思うんですよね。
半世紀くらい?少年のをしゃぶる妖怪みたいなのが芸能界で権勢を振るってたっての、どう考えても異様な状況で、それを見過ごす体質になってたメディアも再点検してるとかのネタ出せよ、というところで。
東京新聞の「知ってたけど報道してませんでした」みたいなクソみたいな反省文どうでもいいんですよ。どういうところが腐ってて、それに対応する為にどういう体制を考えてるかって、具体的に出せっつー話ですよ。
うんまあ、世界でSDGsとかフェアトレードとかありますよね、でもね、そんな遠い世界の話なんかより、ここに最近まで亡くなる間際まで経営者が性犯罪を続けてた組織がある訳じゃないですか。メディアからすれば統一教会より身近な存在だった訳で、「お前らの正義はあの拍手か?ん?」って思いますがね。
とは言え、私も正義の番人じゃありませんし。
「適当に煙に巻いたら、今年の紅白は難しくても来年の紅白には」程度に思ってんだろうなってメディアの人は思ってるでしょうが、「タレント人気で視聴率や部数稼ぐ商売は終焉しました。リストラです」ってのは覚悟しろよというだけの事です。もうちょいお前ら人生最後の仕事のつもりでやれっつーの。