クネクネしやがって。

最初に言っておきますが。
根本的には「どーでもよくね?」以外の何者でもない。なので基本的にスルー推奨。
ちなみに「表現する事の覚悟」なんてわざわざ持ってない。単純に自分のポジションとして「うんまあここ場末のブログなんで」「ある程度好きに書き込んでいいよ」とはしてますが。


新海誠男同人誌についてと女子界隈についてと文春と犬笛と正義の味方について - orangestarの雑記
「配慮したら負け」という表現者のマッチョイズム - あままこのブログ
表現をする上での『覚悟』という言葉の意味について - orangestarの雑記

最初にごまかしみたいな一般論。

配慮、意図、とかは、世の中の表現物から大体は劣化したり削ぎ落とされたりして、しかし、観客がなんとなくイメージを補完して、それが合ってたり合ってなかったりするものであるよと。


その時にまあ、「表現するなら覚悟は必要」だし、「とは言え表現の向かう先への配慮も必要」というのも別に間違ってる訳じゃないよなと。


その上で。新海誠の受容史みたいなもの~みたいな後付けみたいなエクスキューズが最初から示されてはいないし、新海誠のアレの件については
(アレとは 「新海誠が好きだった元カレ」がいた人々にインタビューしてみた|ペシミ )、そもそも「オモロそう」が先行してそうな気がするのだよなと。てか、女子向けなアンケートだし、それこそ「給湯室なネタ」な気がするんだよな。
同人誌だからこその「あんまり外部の見えてなさ」はあるだろう。というか、「本の批評という空間」もわりと同人誌的(明治の頃とかの同人誌って感じー)ではあるのだ。

「手斧が前から飛んでくるのは覚悟とか出来るだろうけど」「大体斜めから飛んでくるんだよね」

元々の話について。
変に意固地になってもあんまり良いこともないし、大上段に構えた「受容史」って前に、「そもそも『女性が話す』『元彼』エピソード拾うだけだよね」という、新海誠の前に、同世代的な「女性」というもののフィルターが結構濃く、「新海誠ファンを彼に持つ女性コレクション」みたいになりそうなんだが。
ちょっとエスノメソドロジーの話とかを組み入れた方が良さそうだよ?とは思う。


あと、本何冊も出してすごい!とか非常勤講師すごい!とかってのは、うんいやちょっと待て、そもそも"売出し中の女子ナニカ"の匂いがするとか、ちょっと長い事はてな村で暮らしていると警戒心上がるよね。久◯女子とかちょっと思い出した。


BOOTHで検索してみた。
booth.pm
多分、そもそも同人誌を企画とかもそんなやってないんじゃなかろうか。そもそも社会分析を主としてやってた訳じゃないんじゃなかろうか。
Amazonでも見てみた。
Amazon.co.jp: 三宅香帆: books, biography, latest update
天狼院書店のオープニングスタッフとかの経歴があった。なるほど、そこから就職したが結局そこやめてこっち側の道へと。


うーん、そんなに地に足のついたやり方とかは無理だろうし、とは言え、ナニカやらないとみたいな切迫感とかもありそうだし、人生色々っすねと。
ただまあ、こういうとなんですが、いやまあちょっと、「高学歴女子が付き合う男性は高等遊民崩れですか?」みたいな、おもしろ女子生態系を見せてくれる本という感じなんでしょうかね。


私はちょっとよく分からない。大学の同級生、女子がそもそもほぼいない(クラス50人中5人だし、四年留年してるからなあ)。
ここで今更なんですが、新海誠、全く見てない。うんいやまあ、偶に京大生らしく語る人とかもいたような気がしますが、うんまあ、元彼もしかしたらいわゆる男子校出身が多いかもねとか、なんか思うわけですよ。
京大生も結構恋愛はしてたりするんですが、大学で初めてみたいな感じでよく暴走してたりなんか変な事になってたりはします。まあ普通の大学でもあるでしょうが、事故は多い。オタサーの姫現象が、わりと発生するような気もする。
でも特殊じゃんと、まあ、普通は社会に出るとちょっとは思うわけですよ。ところが、この方は多分まだキャンパスライフの延長線上の中にいるのかなとか邪推はしてしまう訳でして。
書いていると共感性羞恥がすごい。嘘。そこまでピュアではない。怠惰だったり適当だったりしないとまあ、四年は留年しませんわ。


ちょっと流石にこの辺で止めときますが、そもそも環境が特殊で、身内での偏見助長・インテリの遊びでやる分析風なナニカ、になるような気がするんですよねえ。
見つからなければ身内で評価されるとかもあったかもなんですが・・・・・・


その上での話なんですが、「そもそも一般化しなくて良くない?」と思います。