NAVERまとめ、の引用だらけで作られたコンテンツも、微妙。

まめなはうすみたいなのも似たような所ありますが。


まめなはうすって言ってますが、ああいう紹介サイトは、ですが、参照元記事のコンテンツをあまり開示しないようにはしていますよね。
要約をつけることもこれまた著作権法上微妙(著作権には翻案権もあります)でもありますし。


著作権法の概念は、「著作の財産権をしっかり認めていこう」で「それによって著作物の正しい利用を推進しよう」という事なんですが。
まあ、あの、「金を払わされる可能性」みたいな事をあまりにも忌避しすぎていて、「著作権利用の対価として無闇にボッタクれない」のに妙に著作権者に連絡取らない風潮が出てるだけなんですよ。IPに対して防衛的になりすぎているメーカーや出版社も問題あるのですが。


一般の人にあまり馴染んでいない概念に、「ライセンス」というのがあります。
ライセンスを与えれば無制限にモノを使える訳じゃないです。どういう使い方に対して権利を与えるのかというのは、個々の契約によりますが、基本的には条件付きであります。
特に、「金が儲かる」形のものに関しては注意が必要です。
だから、「金が儲からない」ものに関しては、比較的ゆるい認められ方をしてたりします。
アニメに関しては特にそのやり取り出来る所が利益独占してたりしますね。


このライセンスは、「どんな人や企業でも同条件で結ばれるものではないです」。
Amazon最恵国待遇な条項を契約に入れていたので公取が動いたという話がありましたが。
本来であれば、「二次創作物に公式が許諾を与える」のは、「絶対に全範囲ではない」ので、個々に確認してネットにその情報を上げても意味がないんですよ。
しかも、具体的に何らかの作品を指してボーダーとか決めてる訳でもないですしね。商業作家の二次創作は認めても同人作家の二次創作は認めない(あるいは逆も)のもありなんです。


赤松某とかその辺りにたかってる法律家ももう少しちゃんとしろよと思うんですが、これら「個別の契約ごとについて他者へ公開する事もない」ですし、「裁判で勝ち負け競うのが目的の権利でもない」んですよ。


あのねえ、一度でもいいから、「ちゃんとした手続きをして」モノ作って欲しいです。
今のままだと絶対にアングラ文化のままですよ同人。
CCの概念輸入してとか、あまりにもグチャグチャに突っ込んでも仕方ねえです。日本はそういう「利用しようとする人達がちゃんとフレームワークを作る文化ってのがない」のは分かるんですが、「グレーゾーンで儲けるアングラ企業の存続にしか役に立ってない」んですよ。
同人を同人に貶めてるのは、業界の人達です。


ま、ハッキリ言うなら、「赤松とか小倉は切れ」。